2020年6月17日 (水)

ようこそ、聖隷クリストファー大学へ
お帰りなさい、聖隷クリストファー大学へ

6月12日(金)現在、看護学部では、対面授業が行われつつあります。

1年次生は、初めて本学へ登校しました。

登校までの期間は、オンライン上で、アドバイザー制度(学生一人一人に教員を配置して、様々な相談に答えること)により、レクリエーションを行ったり、小グループにて学生同士相談会を実施するなどしていたので、オンライン授業期間中も学生同士で繋がったり、教員が学生の生活を把握していました。登校前は、各自、毎日朝・晩に検温を行い、健康に十分注意した上で、自宅で過ごしました。

初めての登校時には、1年次生たちは緊張した様子で校舎に入り、手洗い等を行い、感染予防対策を十分講じた上で、教室に入りました。午前中は、キャンパスツアーを行うなどして、校舎の中を散策し、午後は講義を受けました。

 

そして、先日3年次生も登校しました。友達との再会に喜びながら、久しぶりに校舎にて勉学に励む姿が見受けられました(写真)。席も交互に座るなど教室配置を工夫し、学生を迎い入れるため、当日も教員30名近くが手分けをして学生の円滑な授業再開をサポートしました。

これから医療者になる者として、感染に留意しながら過ごし、勉学に励みましょう。

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看護学部 室加千佳

2020年6月15日 (月)

小児看護学実習:登校開始で学内実習を行いました

6月から看護学部は遠隔授業とともに、段階的に対面授業が開始になり、4年次生の臨地看護学実習も、学内実習ができるようになりました。

 

今回、小児看護学実習の学内実習の様子を皆さんにお伝えします。登校時の注意事項を守り、体温等を確認し、手洗いをしてから授業開始です。

学内実習では、看護過程の看護上の問題と看護計画についての話し合いをしました。また、バイタルサイン測定場面のシミュレーション学修を行いました。

 

Image1_3学生さんが各自立案した内容の検討会です。グループで話し合う時にマスクをして距離をとりながら実施しましたが、話し合いが充実して時間がどんどん過ぎました。

 

Image22子どものバイタルサイン測定のため、準備をします。

Image3小児看護の基本にそって、バイタルサイン測定の順序を考えます。

 

Image4小さい子どもであっても、声かけが大切です。一生懸命、こども目線で向き合っています。

 

 授業担当教員のコメント

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(小児看護学  宮谷 恵)

ずっとZoom による遠隔での学内実習だったので、久しぶりに「実物の」学生の皆さんに会えて本当に嬉しかったです。Zoom による学修やカンファレンスの時は皆さん比較的おとなしいのですが、やはり対面だと話し合いが盛り上がることを実感しました。不自由な遠隔での実習の中でも、小児看護に必要な学びを得てくれたことを感じることができてほっとしました。将来本当の親子を看護するときに&国家試験にもきっと活かされるだろうと信じています!

 

(小児看護学 小出 扶美子(小児看護学実習 科目責任)

毎日Zoomでお会いしていたのですが、本日学内で初めて対面できうれしかったです。小柄な学生かなと思っていた学生が実際に会ってみると実は背がすらっと高かったりして、とても不思議な感覚でした。今回の事例の子どもの「ももかちゃん」「ひかるくん」「けんくん」は、毎日、課題の内容で学生さんを困らせていましたが、実際に臨地看護学実習で出会う予定の子どもたちは、どんな子どもたちだったのか想像してみてください。素直な子? 寂しがりやな子? 人見知りが激しい子? 人懐っこい子? 恥ずかしがりやな子? だったのでしょうか。皆さんは紙上事例の子どもの質問に、そこにいるかのように、子どもの気持ちに寄り添って質問に答えたり、言葉をかけたりしてくれたので、将来臨床でどんな子どもに出会ってもしっかりと関わることができると思います。今回の、学内実習で学びの報告会をしてみて、小児看護として大切にしてもらいたいことを皆さんたちがたくさん学んでいたことがわかりました。

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Image5今日(6月11日)は、梅雨入りの中の登校でした。これから雨が続く天気予報です。授業後は、気をつけて帰ってください。

 

新型コロナウイルス感染症の感染対策によって遠隔授業でしたが、看護学部の登校が段階的に始まります。ぜひ、健康管理して大学に登校してきてください。

 

看護学部の皆さんと元気にお会いすることを楽しみにしています。

(写真の撮影と使用については学生に使用目的を説明し、承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子

2020年6月12日 (金)

看護学部 母性看護学 オンライン実習しました。

6月10日現在、看護学部ではオンラインにて講義や実習を実施する方法と、対面の方法など様々なパターンにて授業を実施しています。

そこで、今回は、母性看護学実習をオンラインにて実施した際の様子をお伝えします。ZOOMを使用し学生たちの反応をみながら双方向のやり取りを行っています(下記写真)。

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そして、母性看護学実習では、ハイリスク新生児・褥婦(じょくふ)の看護のシミュレーションを実施しました。シミュレーションがオンライン上で実施可能か心配でしたが、様々な先生や学生の協力もあり、無事実施することができました。学内で行うシミュレーションにより近い形をとるために、映像をどのように使用すれば効果的か考え、写真のようなコンテンツを制作しました。

学生は、児のバイタルサインの変化(写真右上)、児の状態(写真左上)、児の環境等の写真や動画(写真下)を基に必要な看護を考えます。児のバイタルサインの変化のコンテンツは、実際にバイタルサインが変動します。その後、学生と教員の小グループに分け、観察項目や看護を振り返ると共に、臨床の看護師と一緒に共同制作したDVDの視聴にて、実際のハイリスク新生児・褥婦の看護を臨床の看護師から学び、復習します。Image3_2

学生からは、看護内容を映像にて可視化できるため、イメージも付きやすく学びが深まったとの意見が寄せられました。

学生は在宅にて学びを深め、臨床で看護を実施できる日を心待ちにしています。  

  

看護学部 母性看護学 黒野智子、室加千佳

2020年6月 9日 (火)

小児看護学概論:「基本的生活習慣の発達とその援助(離乳食について)」を遠隔授業で行いました

6月から看護学部は遠隔授業とともに、段階的に対面授業が開始になります。

 

小児看護学領域では、2年次の春セメスターの「小児看護学概論」において、健康な子どもと家族の看護について学修します。小児期の基本的生活習慣の援助として、学生さんたちに離乳食の試食の演習を取り入れています。小児看護学領域では、毎年、スペシャルゲストとして、離乳食の時期のお子さんとお母様を授業にお迎えしていました。

2020年度は、感染症対策のため離乳食の演習が遠隔授業になりました。ゲストのお子さんへの依頼を検討していただけにとても残念です。

 

今回、2020年6月5日(金)、遠隔授業の中での離乳食の授業内容を皆さんにお伝えします。 

Image1単元「基本的生活習慣の発達とその援助(離乳食について)」の担当の宮谷先生の授業風景です。

Image2学生さんに自宅で離乳食体験ができるように市販のベビーフードを2種類郵送しました。「かぼちゃとさつまいも」「こめがゆ」のスティックです。おかゆは全員同じですが、野菜は人によって違うものが行きました。

 

12年次生の皆さんの体験用離乳食は、今年は5か月の子どもさん用です。

 

Image5子どもたちの離乳食用の容器とスプーンです。

 

授業担当教員のコメント(小児看護学  宮谷 恵)

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今年は本物の赤ちゃんに来ていただく離乳食試食演習ができず、本当に残念でした。

そこで郵送可能なタイプのベビーフードを学生に送ることを思い立ち、初めて実施しました。

どうなることかと思いましたが、リアクションペーパーのコメントを読むと、自宅生では自分の親御さんとともに試食してくれて、子どもの頃の離乳食の話ができたという人もいました(これは思わぬ効果でした)。

食べてみた感想としては、「味が薄い」「食感が苦手」「おいしいとは思えない」が多かったですが、赤ちゃんには適している薄味で、食べやすいなめらかな食感であることは、分かってもらえたようでした。

やはり実際食べてみるという体験はなかなかできないと思うので、今年思い切って郵送をしてみてよかったと思いました。

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新型コロナウイルス感染症への対策を行ってきましたが、来週からは看護学部の登校が段階的に始まります。皆さんの学び多い授業となるように工夫を進めたいと思っています。

 

看護学部の皆さんと元気にお会いすることを楽しみにしています。

 

文責 小児看護学 市江和子 

2020年6月 1日 (月)

大学近隣の小児看護学実習の施設を紹介します:病棟実習を行う聖隷三方原病院

6月になりました。看護学部は遠隔授業とともに、段階的に対面授業が開始になります。

 

今回、大学近隣にある小児看護学実習を行なっている施設を紹介します。

小児看護学実習(病棟実習)の実習施設のひとつとして、社会福祉法人 聖隷福祉事業団 総合病院聖隷三方原病院 小児混合病棟で実習を行います。

現在の小児人口減少による少子化で、小児混合病棟に入院する子どもさんたちは少なくなってきています。その中で、小児看護の学びを臨床の皆様と共に検討し、学生さんにとってより学び多い実習になるよう工夫しています。

 

Image1_2学生さんたちは、主に大学2号館1階学生ホールから実習に出発します。

 

Image2_2病院に向かって歩きます。

 

Image6大学から見える聖隷三方原病院です。屋上にドクターヘリがあります。

(左手前が大学2号館2階 学生ホールになります。)

 

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新入生の皆さんにお渡しする予定だった小枝、2か月間、元気です。

今でも研究室に飾っています。

 

新型コロナウイルスの感染拡大による臨地看護学実習の施設実習について、制限と対策を施設の方々と調整している段階です。臨地での看護学実習開始に向けて準備を進めたいと思っています。

 

看護学部の皆さんと元気にお会いすることを楽しみにしています。

文責 小児看護学 市江和子

2020年5月26日 (火)

大学近隣の小児看護学実習の施設を紹介します:病棟実習を行う聖隷おおぞら療育センター

5月の下旬になりました。看護学部は遠隔授業を継続しながら、対面授業の準備を進めています。

 

今回、大学近隣にある小児看護学実習を行なっている施設を紹介します。

小児看護学実習(病棟実習)の実習施設のひとつとして、社会福祉法人 聖隷福祉事業団 総合病院聖隷三方原病院 聖隷おおぞら療育センターで実習を行います。施設種別は、医療型障害児入所施設、療養介護事業です。

学生さんたちは臨地看護学実習で、入所している重度の知的障害及び重度の運動障害などがある子どもたちを受け持ちます。施設は生活の場であり、療育目的で入所している子どもたちへの看護を学びます。

 

大学の第1駐車場を出ると、真向いの施設になります。

 

Image1大学横を流れる川沿いを右側に向かって歩きます。聖隷おおぞら療育センターの外観です。

Image2_7道路がやや狭いため、車はゆっくり走りましょう。 

Image3大学からみえる施設全体です。手前が大学側になります。

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ペットボトルで作成した、気管支と食道、気管切開のチューブの模型です。学生さんたちの臨地看護学実習の事前実技の説明に使用しています。

Image5気管切開をしている子どもたちへのケアを考えるためのモデル人形です。

 

新型コロナウイルスの感染拡大によって春セメスターの臨地看護学実習の施設での実施が制限されています。臨地での看護学実習開始に向けて準備を進めたいと思っています。

 

看護学部の皆さんと元気にお会いすることを楽しみにしています。

文責 小児看護学 市江和子 

2020年5月19日 (火)

大学近隣の小児看護学実習の施設を紹介します:こども園実習Ⅰ・Ⅱを行う聖隷こども園わかば

5月の中旬になり、看護学部は遠隔授業を継続中です。

今回、大学近隣にある小児看護学実習を行なっている施設を紹介します。

小児看護学実習(こども園実習Ⅰ・Ⅱ)の実習施設のひとつとして、社会福祉法人 聖隷福祉事業団 聖隷こども園わかばで実習を行います。

施設は、幼保連携型認定こども園であり、地域子育て支援拠点事業、一時預かり事業、病後児保育事業などが実施され、多くの子どもさんたちが通園しています。

 

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大学の門を出て、川沿いにこども園に行く道です。

Image2小・中・高等学校が見える四つ角を左折します。

Image3子どもたちがお散歩をするので、車での道路の通行には注意が必要です。

 

Image4こども園の外側の概観です。

 

Image5初夏から梅雨の時期の必須アイテム、「帽子」「レインコート」です。また、こども園の子どもたちと給食を一緒に食べるので、お箸とコップがこども園実習Ⅱの必要物品です。

 

新型コロナウイルス感染症によって大学の臨地看護学実習の施設使用の制限があります。早く、学生さんたちが、子どもたちに触れ合うことができるような状況になり、臨地看護学実習が開始になることを願っています。

 

看護学部の皆さんと元気にお会いすることを楽しみにしています。

文責 小児看護学 市江和子

2020年5月11日 (月)

大学のスクールバス発着場の駐車場が広くなりました

5月の連休が終わりました。只今、遠隔授業を継続中です。ICTに弱いところがありますが、学生の皆さんに学びが伝わるように取り組みます。

 

今回、スクールバスで登校する経路のひとつを紹介します。

Image1大学のスクールバスです。実は、春休み中に隣接する駐車場が広くなりました。スクールバスで登校している学生さん、ちょっと驚くのではないでしょうか。

 Image2駐車場から見える小・中・高等学校です。

Image3駐車場から右折すると大学への通学路になります。

 

Image4道路では、横に広がらないで歩きましょう(学生サービスセンター作成のポスター転載)。

この可愛いお知らせポスターは、学生の皆さんが学校に登校することがあってこそ活躍するのだと感じます。

学内の学生掲示板のポスターを見ながら、皆さんの登校が早くはじまって大学に活気があふれてほしいと思っています。

 

Image5右まわり、左まわり、どちらかの道を歩いて本学構内の講義棟に到着します。

看護学部の皆さんと元気にお会いすることを楽しみにしています。

(ポスターの使用については許可を得て掲載しています)

                   文責 小児看護学 市江和子

2020年5月 1日 (金)

新入生の皆さんにお渡しする予定だった小枝が元気です

5月の初夏になりました。新緑がより色濃くなってきています。新入生の皆さんにお渡しする予定だった花束の小枝が元気で、研究室に飾っていますのでお伝えします。

 

4月13日から遠隔授業が開始になっています。学生の皆さん、授業になれましたか。

ICTについて一生懸命、操作習得をめざして取り組んでいます。早く対面授業があるとよいですね。

 

今回、バイクで登校する経路のひとつを紹介します。

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大学のバイク専用駐輪場です。

Image2規則にそって、並べましょう。

 

Image35号館、3号館、2号館、1号館へ登校する道のひとつです。

Image42号館の横になります。

Image5_14毎日水の取り替えをして、元気な小枝をずっと飾っています。

看護学部の皆さんと元気にお会いすることを楽しみにしています。

文責 小児看護学 市江和子

 

2020年4月24日 (金)

大学から富士山が展望できます。

4月の末になりました。5月からは登校ができ、対面授業があるとよいですね。

 

4月23日(木)、小児看護学領域は2時限目が2年次生対象の小児看護学概論、4時限目が3年次生対象の小児看護援助論Ⅱの遠隔授業でした。パワーポイントの若干の不都合、14時22分ごろに地震がありましたが、無事に終了しました。

可能な限り、遠隔授業のスキルアップをしていきたいと思います。

 

晴れた日は、大学から富士山が見えるので、眺望をお伝えします。

今回、自転車で登校する経路のひとつを紹介します。

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大学の中央部分にある自転車専用駐輪場です。(奥側)

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つつじが見事に咲きだしました。

Image33号館、2号館、1号館へ登校する道です。

Image41号館7階からの展望です。

Image52020年4月22日(水)は稜線に雲が少なく、冠雪の富士山が綺麗に展望できました。

真夏のころに日本平のロビーで、「前に見える山は何ですか」と尋ねたところ、「手前に見えますのが、富士山でございます」と説明いただいた体験があります。

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近づきすぎて、分からないものがあります。

 

看護学部の皆さんと元気にお会いすることを楽しみにしています。

文責 小児看護学 市江和子