小児看護学領域の学内実習におけるシミュレータの紹介
看護学部では、2023年度秋セメスターの10月から3年生の臨地看護学実習が開始になりました。
Covid-19は感染症法上では5類となりましたが、対象者の安全を第1に考え体調チェックシートの項目に一つでもチェックが入る場合は、現地での実習を中止とするなど厳密に体調管理をして取り組んでいます。
2月27日、小児看護学実習において、現地での実習ができなくなった学生を対象に、小児看護技術についてシミュレータで体験する学内実習を行いました。
今回、小児看護学領域のシミュレータを紹介します。
小児(幼児)の身体診察シミュレータは、1歳児を想定した全身型シミュレータ人形です。
バイタルサイン測定や身体診察のトレーニングができます。
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新生児のバイタルサイン測定と全身観察が行えるシミュレータ人形です。人形の「泣き声機能」によって、心音・呼吸音の確認を臨床現場に近い状態で測定・観察が行えます。
新生児シミュレータ人形から泣き声が響くことで、小児病棟の臨場感があります。
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呼吸音聴診シミュレータ(小児ラング)で、前胸部5箇所、背部6箇所で聴診の実際の診察手順をシミュレーションで学びます。
レントゲン画像をまじえた症例解説の説明を聞き、小児の聴診イメージをつかみながら肺音聴診の学修をします。
(写真の撮影と使用については学生の承諾を得て掲載させていただきました)
文責 小児看護学 市江和子