« 2023年6月 | メイン | 2023年8月 »

2023年7月

2023年7月24日 (月)

吉里心希が行く〜夢を叶える秘訣〜

吉里心希が助産師として育った地元、愛知県岡崎市 中根康浩市長と対談をさせていただきました。

中根市長は、国会議員をなされてみえました。

 

厚生労働省、経済産業省にかかわられ、経済産業省では街づくり・商店街・中小企業、

異業種のマッチング、当時は医工連携と言われ、医療と中小企業の持っている技術が医療に活かせるのではないかということにご尽力されました。

『厚生労働分野においては、医療は国策的なところがありますが、介護、障害福祉、子供、生活困窮など全部国がかかわりますが、法律など国が大きな方針を示して、自治体に対して、具体的に行う努力義務、責務とか、実働部隊として動くことが市町村の役割であるところがあります。

こういうところがあって、国を通してこのようなことにかかわっていることに対して、国でやっていたことを本当に手の届かない、痛いところ、かゆいところに手が届くようなことを自治体で自分でやりたいと思い、市長を志しました。』

様々な実に大きな決断をされることの責任もさることながら、常に笑顔を絶やさないお姿に大変感銘を受けました。私自身も岡崎市に就職し、大変お世話になった経験があり、中根市長に快くご縁をいただけましたこと、岡崎市の秘書課の皆様にも、心より感謝申し上げます。

 

「どうする家康」により、注目が集まる岡崎市。市庁舎の中も郷土の歴史を大変大切にしており、楽しく過ごすことができる工夫がなされていました、また、近代的で素敵なガラスのエレベーターにて市庁舎内をクリアに見渡せます。

ぜひ、皆さんも岡崎市に訪れていただけたらと思います。素晴らしい歴史の名所が大切にたくさん現存されています。人気のユーチューバーにも会えるかもしれませんね。 

 

聖隷クリストファー大学

看護学部学生広報 SSN チーム 顧問

吉里心希

(岡崎市長・秘書課ご確認・承諾の下、掲載)

Image1

Image2

Image3

Image4

Image5

2023年7月21日 (金)

小児看護学 小児看護援助論Ⅱ:臨地看護学実習にむけて技術演習を行っています

小児看護学領域では、小児看護援助論Ⅱの授業の中で、臨地看護学実習にむけて技術演習を行っています。

今年の3年次生は、小児看護学実習が10月から開始になります。学生さんにとっては、慣れない子ども達への技術の提供に戸惑う体験が多くあります。そのため、小児看護援助論Ⅱでは、臨地看護学実習にむけて小児モデル人形・バイタルサインシミュレーター/看護実習モデル人形を活用して、小児看護技術の基本を学びます。

 

2023年7月20日は、小児看護援助論Ⅱの授業で、3グループの小グループにわけた技術演習をおこないました。

 

1.身体計測:身長・体重・頭囲・胸囲を計測する。                             

2.清潔・臀部浴:臀部浴を行う。

3.観察(バイタルサイン測定):新生児の観察・測定を行う。

 

授業の前に、教員が担当する演習内容の準備をします。

Image1

Image2

Image3

学生2人のペアで新生児の計測をします。

Image4

Image5

Image6                                      

2~3名で清潔ケア(臀部浴)をします。Image7

観察とバイタルサイン測定を、新生児のバイタルサインシミュレーター(人形)で実施します。

Image8

Image9

新型コロナ感染症の対策のため、これまで2年間、技術演習は遠隔授業でした。小児看護学領域においては、久しぶりの対面授業としての技術演習です。

学生さんたちへの小児看護実践力の習得にむけて、より効果的な学修を検討しながら授業を進めています。

 

(写真の撮影と使用については学生に使用目的を説明し、承諾を得て掲載させていただきました)

 

文責 小児看護学 市江和子

2023年7月10日 (月)

小児看護学領域:2023年度小児看護学領域の看護統合セミナーで文献検討発表会をしました

看護学部では、4年次生を対象に「看護統合セミナー」を開講しています。

 

2023年度 小児看護統合セミナー・統合実習オリエンテーション

1,統合セミナーについて

1)実施時期:2023年4月10日(月)~ レポート提出まで

2)セミナーの内容

《統合実習前》

 ①統合実習に向けたシンポジウム                 

「小児看護のそれぞれの現場における看護実践と課題について」 

 ②統合実習計画書の作成

・シンポジウムと文献検討を通して、統合実習で考えていきたいまたは知りたいテーマを明確化する。

・統合実習における自分の課題と目標をあげる。

・テーマを考察していくための方法を立案する。

 看護師や受け持ち患児、家族に対する質問項目をあげる

※領域別実習のインターバルを使って、担当教員の指導を受けながら個人作業で進め、統合実習前には完成させること。

 ③文献検討発表会の実施

・自分のテーマに関連する文献を検討してわかったこと、考えたことを発表する。

 

2023年7月7日(金)小児看護学領域は、聖隷三方原病院 聖隷おおぞら療育センター〈重症心身障害児(者)施設〉実習グループの看護統合セミナーの中で文献検討発表会を行いました。

 

それぞれ、テーマをもとに検討した文献の研究目的、結果、考察を発表しました。

Image1

Image2

Image3

Image4

実習のそれぞれのテーマは、重症心身障害児と家族、看護職に関する「コミュニケーション」「胃ろう管理」「家族関係」「看護師の支援」「遊び」「教育」などです。

このテーマをもとに、小児看護学の統合実習に取り組みます。

 

(写真の撮影と使用については学生の承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子

 

2023年7月 5日 (水)

看護学部教員インタビュー 成人看護学慢性看護学領域 河野先生編(1)

前回に引き続いて、成人看護学領域の男性教員にインタビューしました。慢性看護領域の河野先生です。河野先生と寺田先生は聖隷クリストファー大学の同級生です。( )はインタビュワーの発言です。

 

看護師になろうと決めたタイミングはいつだったのですか?

中学生の時ですね。僕の場合は父親が病気になって入院した経験があって、生活管理を母親が苦労しながらやっていたのを見て、病気があると家族はこんなに大変なんだと思って、「看護師」って思ったんですね。ちょうどその時〈2002年〉に看護婦が看護師になって、男でもなれるんだ、って気づいたのもあります。当然、家族を養っていけるのか?とか調べて興味持ったって感じです。(周りはびっくりしなかった?)周りの人はびっくりしましたよ。周りは看護師系の仕事はしていなかったので、「すごいね」とか「あなたにやれるの?」とかの反応はあったんですけど、反対されたということはなかったです。

僕は浜松出身じゃないんですけど、親族の仕事の関係上このあたりにはよく来ていたので、自然もあるし、実習施設も近いし、いいんじゃない?って話になって、聖隷クリストファー大学に来ました。

Image1_2

引っ越してきて聖隷クリストファー大学がある三方原はどう感じましたか?

浜松は都会と思ってきたら、土地が赤いし、牛の臭いがするしびっくりしましたね。すぐ慣れましたけど。あとは「うちっち」という方言が伝わらないことにびっくりしました。私の地元の焼津では、自分の家のことを言うときだけでなく、自分たちの集団を示すときにも「うちっち」と言っていたんですけど、それが浜松の友達には一切伝わらなかったことにびっくりしました。

 

大学に入って女性の多さはどう感じましたか?

僕はそんなに女性苦手じゃなかったので、最初から割りと仲良くできたかな。しばらくしてグループができて週一回遊んだりとか、動物園行ったりとか、のんほいパーク行ったりとか、授業の空き時間に動物園行って帰ってくるとか。(いい青春してるね)。でも僕、大学3年生くらいまであまり人と遊ばなかったんですよ。サークルとかやってないし、文化祭とか行ったことなかった。友人関係は寺田先生のほうが多かったですよ。限られた人たちと遊ぶみたいな。4年生とかになって、寺田先生に「今じゃなきゃ遊べないよ」って言われて「はっ」として、遊びに行くようになりました。僕は、看護学実習は苦痛じゃなく、実習中の合間にどう遊ぶかっていうことを考えるようにしていました。同級生が100人くらいみんなが集まって、みんなで飲み会とか、スノボー行くとかしてくれて、そういう友達がいてくれたので盛り上がりはあったと思います。

 

大学生活できつかった思い出はありますか?

きつかった、苦しかったことはないんですよ。3年の実習からも、「初めまして」の新しい同級生と知り合いながらやっていけるのが楽しかったので、それはそれで楽しかったですよ。患者さん、教員にも恵まれて辛かったことはなかったですね。(きつかったことがない!?という人もいるんですねえ)

 

私(清水)は、対人関係が苦手なので看護演習もきつかったし、実習もきつかった。ただ、いつも通りのメンバーで、いつも通りに学び・語り・遊びに行くことはとても楽しい4年間で、やっぱり総じて楽しい4年間でしたね。いまでも大学生活の思い出が夢に出てきます。

 

                             精神看護学 清水隆裕