5-1.教員の研究活動・社会貢献 Feed

2023年12月 1日 (金)

令和5年度JICA課題別研修「乳幼児ケアと就学前教育」の講義を担当しました

2023年11月28日に、『令和5年度 独立行政法人国際協力機構(JICA)課題別研修「乳幼児ケアと就学前教育」』で「子どもの保健・衛生・発育・栄養等」について講義を担当しました。

 

アジア・アフリカ等の開発途上国から、研究員9名の方が日本で研修をされています。

とても熱心に研修を受け、受講をされている姿勢が伝わりました。

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研修員の方々から、活発な質疑があり、日本の子どもの保健に関するディスカッションをしました。

 

(写真の撮影と使用については研修員とJICA引率職員の承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子

2023年9月20日 (水)

第14回せいれい看護学会学術集会が開催されました

2023年9月16日、第14回せいれい看護学会学術集会が聖隷クリストファー大学で開催されました。

大会長は、 袋井市立聖隷袋井市民病院 看護部長 春日三千代氏です。メインテーマは「異業種コラボレーションと私たちの看護の未来」として、シンポジウム、一般演題のほか、交流集会企画が多数、行われました。

学術集会には、約200名の登録があり、多数の皆様の参加をいただきました。

 

大会長講演は、「異業種コラボレーション~あらためて看護の専門性を考える~」として、袋井市立聖隷袋井市民病院看護部長 春日三千代氏の講演でした。

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シンポジウムは、「異業種コラボレーション-WIN・WIN・WIN-」をテーマに行われました。

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プログラムには、ワークショップ、交流集会など多くの企画がありました。

研究の発表である一般演題は、示説と口頭発表が行われました。

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せいれい看護学会学術集会後の午前中のプログラムを終えたところです(左から、せいれい看護学会理事長 大石ふみ子先生、第15回学術集会長 村木ゆかり氏、第14回学術集会長 春日三千代氏、せいれい看護学会前理事長 藤本栄子先生)。Image7

閉会の挨拶後の記念撮影です。来年も多くの皆様のご参加をお待ちしております。

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(写真の撮影と使用については参加した皆様に使用目的を説明し、承諾を得て掲載させ

ていただきました)

 

文責 看護学部 市江和子

2023年7月24日 (月)

吉里心希が行く〜夢を叶える秘訣〜

吉里心希が助産師として育った地元、愛知県岡崎市 中根康浩市長と対談をさせていただきました。

中根市長は、国会議員をなされてみえました。

 

厚生労働省、経済産業省にかかわられ、経済産業省では街づくり・商店街・中小企業、

異業種のマッチング、当時は医工連携と言われ、医療と中小企業の持っている技術が医療に活かせるのではないかということにご尽力されました。

『厚生労働分野においては、医療は国策的なところがありますが、介護、障害福祉、子供、生活困窮など全部国がかかわりますが、法律など国が大きな方針を示して、自治体に対して、具体的に行う努力義務、責務とか、実働部隊として動くことが市町村の役割であるところがあります。

こういうところがあって、国を通してこのようなことにかかわっていることに対して、国でやっていたことを本当に手の届かない、痛いところ、かゆいところに手が届くようなことを自治体で自分でやりたいと思い、市長を志しました。』

様々な実に大きな決断をされることの責任もさることながら、常に笑顔を絶やさないお姿に大変感銘を受けました。私自身も岡崎市に就職し、大変お世話になった経験があり、中根市長に快くご縁をいただけましたこと、岡崎市の秘書課の皆様にも、心より感謝申し上げます。

 

「どうする家康」により、注目が集まる岡崎市。市庁舎の中も郷土の歴史を大変大切にしており、楽しく過ごすことができる工夫がなされていました、また、近代的で素敵なガラスのエレベーターにて市庁舎内をクリアに見渡せます。

ぜひ、皆さんも岡崎市に訪れていただけたらと思います。素晴らしい歴史の名所が大切にたくさん現存されています。人気のユーチューバーにも会えるかもしれませんね。 

 

聖隷クリストファー大学

看護学部学生広報 SSN チーム 顧問

吉里心希

(岡崎市長・秘書課ご確認・承諾の下、掲載)

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2023年6月20日 (火)

NICU退院児懇談会にボランティアで参加しました!

2023年6月11日(日)、本学看護学部3年次生が聖隷浜松病院のNICU(Neonatal Intensive Care Unit:新生児集中治療室)退院児懇談会にボランティアで参加してきました。

「NICU退院児懇親会」とは、1,500g 未満で出生し新生児科病棟(NICU)を退院したお子さんの健やかな成長と小学校入学をお祝いする会です。

お子さんやご家族、スタッフ、ボランティア学生など、総勢100名弱の会となりました。

お子さんから、小学1年生の近況報告を聞いたり、大きくなったお子さんをお祝いし、新生児科医からお母さんへ感謝状の贈呈が行われました。また、大人と子どもが分かれ、子どもたちは、うちわなどに絵を描くお楽しみ製作を、父母はNICU・GCUの思い出を語り合いました。その後、生まれ育ったNICUや、NBA(新生児救急車)を見学しました。

先週、先々週とNICUの講義を受けたばかりの参加した学生からは、「お父さんやお母さんの思いを聞かせていただき、今までの思いが詰まっていて感動して、涙が出ました」、「お子さんがすくすく成長している様子を感じることができて子どもたちからパワーをもらいました」との感想が聞かれました。雨の中でしたが、学生たちは、会場周辺の交通案内や、子どもの制作物のお手伝いなど、よく手伝ってくれました。また、この経験を、看護師になった際に活かしてもらいたいと願っています。

そして、NICUから退院し、1年生を迎えた皆さん、ご入学おめでとうございます。

(写真の掲載は、許可を得て行っています。)       

文責:母性看護学 室加千佳

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2022年10月11日 (火)

10月6日(木)中学生の体験学習プログラムの模擬授業を担当しました。

2022年10月6日(木)袋井市立浅羽中学校の中学3年生の、体験学習プログラムの模擬授業を担当しました。

 

今回の体験学習プログラムは、「社会に貢献できる大人になろう」というテーマ学習です。中学生が、上級学校を訪問して、授業体験を通して高校卒業後の自身の進路選択に活用できることを目的としています。

 

模擬授業の内容は、「Ⅰ.社会に貢献できることについて考えよう」「Ⅱ.看護について考えよう」「Ⅲ.わが国の看護系大学」「Ⅳ.看護学分野で取得できる資格は何か」「Ⅴ.小児看護の子どもについて考えよう」です。

 

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聖隷クリストファー大学2023入学案内で、看護学部と助産学専攻科の説明をしました。

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看護学部の看護学分野(8分野)について、パンフレットの内容から話しをしました

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中学生の皆さんに、看護学分野における小児看護学の授業の模擬体験として「新生児」と「約7~10か月児」の抱っこ体験していただきました。

皆さん、子どもを抱っこして、小さい子どもの体重が実感できたと思います。モデル人形ですが、子どもの重さから、命の重みが感じてもらえたのではないでしょうか。

 

生徒さんたちには、横抱きと縦抱きの体験をしていただきました。

生徒さんたちから、「思った以上に重い」「ずっしりときた」「首がぐらぐら動く」などの感想がありました。子どもの顔をじっと見つめる生徒さんに、感激しました。

 

生徒さんたちに、テーマ「社会に貢献できる大人になろう」の中で、「仕事につくこと」「看護について考えよう」から、「小児看護」にふれる体験だったのではないかと思っています。

 

(写真の撮影と使用については先生・生徒の皆さんの承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子

2022年9月26日 (月)

令和4(2022)年度 静岡県子育て支援員研修の講師を担当しました

2022年9月22日(木)、静岡県健康福祉部こども未来局こども未来課主催の『令和4(2022)年度 静岡県子育て支援員研修』<会場:静岡市(グランシップ)>において、「小児保健Ⅰ」「小児保健Ⅱ」の講師を担当しました。

 

「子育て支援員研修」の趣旨は、「子どもが健やかに成長できる環境や体制が確保されるよう、地域の実情やニーズに応じて、これらの支援の担い手となる人材を確保することが必要(「日本再興戦略」改訂2014(平成26年6月24日閣議決定))」という点です。

さらに、『地域において保育や子育て支援等の仕事に関心を持ち、保育や子育て支援分野の各事業等に従事することを希望する者に対し、多様な保育や子育て支援分野に関しての必要な知識や技能等を修得するための全国共通の研修制度を創設し、これらの支援の担い手となる「子育て支援員」の養成を図る』ことです。

小児保健Ⅰの内容は、「①乳幼児の健康観察」「②発育と発達について」「③衛生管理・消毒について」「④薬の預かりについて」です。

小児保健Ⅱの内容は、「①子どもに多い症例とその対応」「②子どもに多い病気とその対応」「③事故予防と対応」です。

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多くの方々が研修に参加され、真剣に講義を受けられていることが伝わりました。

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保育や子育て支援分野の各事業等に従事される皆様にとって、意義ある研修内容になるように願って担当させていただきました。

受講生の方々が、とても熱心に2つの科目を連続して受講され、多くの質問をしていただき、とても充実した時間でした。

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Image6(写真の撮影と使用については、主催者と受講生の皆様の承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子

2022年6月28日 (火)

6月16日 浜松湖東高校で模擬授業をさせていただきました

6月16日、精神看護学領域の松本助教と私が、浜松湖東高校へ模擬授業に行ってきました。

松本助教は、浜松湖東高校の卒業生ですので、母校に戻って後輩に語るというありがたいシチュエーションになりました。

模擬授業の大まかな内容は以下になります。

1.看護系の職業のなりかた

2.大学と専門学校の違い、特徴

3.看護師の1日の仕事の流れ

4.大学生になったら学ぶこと

5.4年間の思い出

6.模擬授業「発熱時の看護」

7.学校選びのポイント

8.聖隷クリストファー大学の特徴

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看護系の職業は看護師だけではありません。保健師や助産師、養護教諭などもふくまれます。特に、この保健師や助産師、養護教諭になる方法は、進学する学校によって進路コースが変わりますので、高校生の皆さんは、その学校で得られる国家試験受験資格をきちんと調べておきたいところですね。聖隷クリストファー大学は保健師、養護教諭課程は選択制になっています(ただし一緒にはとれません)。助産師課程は卒業後、助産学専攻科に入学(受験が必要)し、1年の修業年数を経て助産師国家試験の受験資格が得られます。

看護系の学校の選択は、立地条件、偏差値、学費、ブランドだけでなく、自分が得たい国家試験受験資格が取得できるかも大切な視点になってきます。学校選びの際はぜひ注目してみてください。

 

  精神看護学領域 清水隆裕

2022年6月 1日 (水)

日本看護研究学会東海地方会セミナーを開催しました。

2022年5月28日(土)『M-GTA(修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ)の基本と分析展開(ワークショップ)』をテーマに一般社団法人日本看護研究学会東海地方会セミナーを対面と遠隔で開催しました。

 

本セミナーは、看護実践事例を基に、その実践を看護師がどのように経験しているのか、経験の語りからそこに埋もれている倫理的問題を浮かび上がらせていくというプロセスを学ぶことを目的としました。そして、そのプロセスを通して参加者が自らの実践に埋め込まれている実践内容のよさの実感や課題の発見へと向うことを目標にしたものです。

 

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会場では、皆さんが熱心に山崎浩司先生(静岡社会健康医学大学院大学)講演の「質的研究について:M-GTA(修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ)の基本」を聞き、質疑応答が活発にされました。

 

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当日は、多くの皆さんの参加で、充実したセミナー開催になりました。

午後の分析展開(ワークショップ)は、対面グループと遠隔グループに分かれ、各グループのディスカッションと合同発表会を行いました。

 

参加者の皆様、開催のご協力をいただいた皆様へ感謝します。

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文責  市江和子

2022年4月20日 (水)

「浜松市と大学との連携事業~学生による講座」 Care for Mommy!~家族の幸せは私の健康から~

助産学専攻科学生の有志を中心に2021年12月に浜名協働センターにおいて、COVID-19感染拡大防止策のもと90分の講座を開催しました。ブログ更新が遅れましたが、ご紹介したいと思います。

講座の目的は、家事や育児に追われている母親に心と身体をリフレッシュしてもらう、産後の身体の変化や生涯を見据えた健康づくりを考えてもらう機会にすることです。

プログラムは①ストレッチ、産後ヨガ②赤ちゃんとできる骨盤体操③“あなたのお産を想い出してみよう”④乳がんのセルフチェック⑤子宮頸がんの啓発講座です。①~④は助産学専攻科学生3名が行い、⑤をSGE♡プロジェクト(聖隷クリストファー大学の学生と聖隷福祉事業団保健事業部が共に活動している婦人科検診啓発プロジェクト)2年次生3名が分担しました。参加者は数組のご家族で和やかな雰囲気でした。

(写真撮影と掲載について全員からご承諾を得ています)Image1

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生後2~4か月の赤ちゃんを抱っこしてスクワット。スクリーン前でデモンストレーションをする学生は新生児人形で実施。写真右側のお子さんに注目!スクワットの型がキマッテます。普段からやっているのかな、可愛いですね💛

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出産体験の振り返りとして紙芝居「わたしがうまれるとき」を読みました。その後は車座になって、妊娠中のことや出産時のことを語り合いました。

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最後は、女性特有の乳がんや子宮頸がんについてです。子育て中は自分の身体のことを後回しにしがちですので、子育て世代に起こりやすい疾患の早期発見についてお話ししました。

写真は乳がん模型を使用し、しこりを触る体験の様子です。

【参加者の感想】

・子育てで忙しい中の息抜きになりました。ストレッチが気持ちよく、家でもやりたいと思いました。

・とても楽しかったです。骨盤体操は子どもと遊びながらできそうな方法を教えてもらえたので、やりたいと思いました。子宮頸がん検診の大切さや乳がんのセルフチェックを知り、お風呂でやってみたいと思いました。

・紙芝居に感動しました。妊娠中を想い出して幸せな気持ちになりました。無事に生まれてきてくれたことに感謝です。

・同じ年代の同じくらいの子どもがいるママさんに会う機会があまりないので、参加して良かったです。

・時節柄、他のママさんや赤ちゃんと会う機会が無いので新鮮でした。

【学生の感想】

・初めは緊張したが、母親同士が赤ちゃんの話題で場が和み、自分たちも楽しかった。

・地域の住民対象に健康教育を実施するのは貴重な経験になった。

・内容に関心をもっていただけてうれしかった。

・正しい知識を伝えることの重要性をあらためて学んだ。

【教員の感想】

・準備段階、当日の受付から後片付けまでを協力し、1つのチームとして取り組むことができていた。

・取り組みを通して助産学専攻科学生と学部生との交流の場にもなった。

💛2022年度は新規プログラムを企画中ですので、乞うご期待。

文責:助産学専攻科 稲垣恵子

2022年2月21日 (月)

聖隷クリストファー大学同窓会 同窓会セミナー開催!

2022年2月19日(土)に聖隷クリストファー大学同窓会の同窓会セミナーが開催されました!

「がん教育~浜松市のがん教育の実際とインターネットを活用したがんの情報検索」をテーマに、がん看護学の教育・研究に携わっている3名の講師による講演がなされ、本学とオンラインによるハイブリットで行われました。

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私、天野からは、静岡県および浜松市のがんの地域特性やがんの予防・早期発見に係る統計情報についてお話させていただきました。成人看護学の氏原助教からは、がん予防等の施策の基盤整備に重要ながん教育のポイントや実際のがん教育活動、本学の取り組みについてお話いただきました。成人看護学の大山教授の講演では、Zoomのチャットを活用したオンライン参加者との双方向の意見交換がなされ、がんに関する情報収集に活用できるリソースの紹介を含め、がんについての情報提供のあり方についてお話がされました。

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 (文責:成人看護学 天野)