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2022年4月20日 (水)

「浜松市と大学との連携事業~学生による講座」 Care for Mommy!~家族の幸せは私の健康から~

助産学専攻科学生の有志を中心に2021年12月に浜名協働センターにおいて、COVID-19感染拡大防止策のもと90分の講座を開催しました。ブログ更新が遅れましたが、ご紹介したいと思います。

講座の目的は、家事や育児に追われている母親に心と身体をリフレッシュしてもらう、産後の身体の変化や生涯を見据えた健康づくりを考えてもらう機会にすることです。

プログラムは①ストレッチ、産後ヨガ②赤ちゃんとできる骨盤体操③“あなたのお産を想い出してみよう”④乳がんのセルフチェック⑤子宮頸がんの啓発講座です。①~④は助産学専攻科学生3名が行い、⑤をSGE♡プロジェクト(聖隷クリストファー大学の学生と聖隷福祉事業団保健事業部が共に活動している婦人科検診啓発プロジェクト)2年次生3名が分担しました。参加者は数組のご家族で和やかな雰囲気でした。

(写真撮影と掲載について全員からご承諾を得ています)Image1

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生後2~4か月の赤ちゃんを抱っこしてスクワット。スクリーン前でデモンストレーションをする学生は新生児人形で実施。写真右側のお子さんに注目!スクワットの型がキマッテます。普段からやっているのかな、可愛いですね💛

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出産体験の振り返りとして紙芝居「わたしがうまれるとき」を読みました。その後は車座になって、妊娠中のことや出産時のことを語り合いました。

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最後は、女性特有の乳がんや子宮頸がんについてです。子育て中は自分の身体のことを後回しにしがちですので、子育て世代に起こりやすい疾患の早期発見についてお話ししました。

写真は乳がん模型を使用し、しこりを触る体験の様子です。

【参加者の感想】

・子育てで忙しい中の息抜きになりました。ストレッチが気持ちよく、家でもやりたいと思いました。

・とても楽しかったです。骨盤体操は子どもと遊びながらできそうな方法を教えてもらえたので、やりたいと思いました。子宮頸がん検診の大切さや乳がんのセルフチェックを知り、お風呂でやってみたいと思いました。

・紙芝居に感動しました。妊娠中を想い出して幸せな気持ちになりました。無事に生まれてきてくれたことに感謝です。

・同じ年代の同じくらいの子どもがいるママさんに会う機会があまりないので、参加して良かったです。

・時節柄、他のママさんや赤ちゃんと会う機会が無いので新鮮でした。

【学生の感想】

・初めは緊張したが、母親同士が赤ちゃんの話題で場が和み、自分たちも楽しかった。

・地域の住民対象に健康教育を実施するのは貴重な経験になった。

・内容に関心をもっていただけてうれしかった。

・正しい知識を伝えることの重要性をあらためて学んだ。

【教員の感想】

・準備段階、当日の受付から後片付けまでを協力し、1つのチームとして取り組むことができていた。

・取り組みを通して助産学専攻科学生と学部生との交流の場にもなった。

💛2022年度は新規プログラムを企画中ですので、乞うご期待。

文責:助産学専攻科 稲垣恵子