基礎看護研究ゼミ研究計画発表会
2022年11月5日(土)ホームカミングデーにて、看護研究Ⅱで基礎看護を選択した学生さんたちの研究計画発表会が行われました。
ゼミ生にとって初めての研究計画ポスター発表です。
実習などの体験の中で感じた研究疑問を取り上げており、大変興味深いものばかりでした。
卒業生や他領域の先生等、多くの方がご覧になってくださり、質問や意見をいただきました。
ゼミ生の皆さん、素晴らしい発表でしたね!
(文責:天野)
2022年11月5日(土)ホームカミングデーにて、看護研究Ⅱで基礎看護を選択した学生さんたちの研究計画発表会が行われました。
ゼミ生にとって初めての研究計画ポスター発表です。
実習などの体験の中で感じた研究疑問を取り上げており、大変興味深いものばかりでした。
卒業生や他領域の先生等、多くの方がご覧になってくださり、質問や意見をいただきました。
ゼミ生の皆さん、素晴らしい発表でしたね!
(文責:天野)
私たち1年生は、10月中旬から11月中旬にかけて実習を行っています。初めての実習ですのでとても緊張して臨んでいます。
この実習は、5つの実習先に分かれて行います。実習施設について自己学習を行い、初めに施設見学をしました。今まで患者として行っていた病院でしたが、実習では看護師の視点で観察しました。
看護師は患者さんの耳の近くで話しかけ、簡単な言葉を選んでコミュニケーションをとっていました。実際に自分が患者さんとコミュニケーションをとらせていただく場面では、春セメスターの授業で習ったコミュニケーションの技法を意識して、患者さんの安楽に配慮しながらコミュニケーションをとることを心がけました。
秋セメスターに入ってから、手指衛生やバイタルサイン測定、ベッドメイキング、シーツ交換などの本格的な看護技術の演習が始まり、授業の空き時間があると、友達とセルフトレーニングを行っています。
臨床の現場でも活かせるよう、何度も練習していきたいと思います。
2017年7月26日水曜日10:25~、看護学原論の第15回目最終講義は、学生主体のフォーラムでした。テーマは、「看護学生の責務とは何か-専門職者になるために」。
これまで、「看護とは何か」「看護職者は何をするのか」「看護学とはどのような学問なのか」などの原理を探求し、看護の本質的な理解を深め、看護学の発展を担う創造性豊かな看護職者としての基礎を培うこと、これ以後に展開される看護学全体の学びの動機づけを図ることを看護学原論の授業目的とし、14回の講義で1年次の学生たちは学びました。そのことの集大成として、「看護学生の責務とは何か」に関する自己の考えを表現するためのフォーラム。
学生の意見は、とても活発に話し合われ、同時期に並行して学んだコミュニケーション論の影響もあり、患者との信頼関係を築くこと、人間の尊厳の尊重、専門的知識の修得の必要性、各自の人間性や心を成長させることなどの大切さを語り合うことができていたことは、学生の看護への魅力への関心と、意欲を感じずにはいられない、貴重な時間であったと確信しています。これから、本大学で看護を学び、人の役に立つ看護者として羽ばたいてほしいと願う瞬間でした。
2017年2月10日、本大学と国際交流をしている中国第三軍医大学からの研修生であるおふたりの対応をさせて頂きました。
中国からみえた研修生のおふたりは、私と同じ基礎看護学の教員の方と、病院にお勤めされている感染を専門にされている看護師の方でした。
基礎看護学実習室において、教室を二つ使用しながら演習ができるため、モニターやマイクを使用し、2人の教員で2元の中継をしながら、挨拶をさせて頂きました。基礎看護学実習室を大変興味をもってご見学していただき、また、お互いの大学での教育について交流ができたことで、大変学びも大きくなる体験でした。
今回の交流では、私は大学時代、中国語を学びましたが、本当に簡単な挨拶以外は、教えていただいた先生に心から大変申し訳なく思いますが、日常的に使わない言語は消えてしまうもののようです。そのため、英語にてご挨拶をさせて頂きました。コミュニケーションは大変良好にとることができ、「大変有意義な交流となりました」との言葉をいただきました。
看護とは、人と人との関わりが大変重要であり、関わりの中で看護者は、「大切な人生を、その人が治療をする中で、治療をしやすくしながら少しでも幸せに生きる手助けをしていく」ことが望まれます。人と人との関わりは、時に誤解や障壁が望まなくとも生まれてしまうことがあります。しかし、人種や国と国との紛争や言葉の壁は、心からの志や相手を思いやる愛情を持ってさえいれば、取り除くことができる、ということを実感させていただくよい機会となりました。
本大学では、このようなことを感じたり学ぶ機会を必ず手に入れられると思います。
基礎看護学
柴田めぐみ
秋も深まり、少しずつ冬が近づいてきました。
半年前に入学した一年生たちも大学生活に慣れてきたようです。
九月末から秋セメスターが始まり、各学部とも勉強の専門性がより増して本格化してきました!
そして、私が所属する看護学部では基礎看護技術演習Ⅰの授業が始まりました!
みんな初めて実習着を着て身が引き締まる想いもありながらも、
また一歩看護師に近づいた自分を見てわくわくソワソワしていました。
演習の授業では、実習室の使い方から、手洗いやシーツ交換など本当にたくさんのことを学びます。
どれも注意しなければならないことがたくさんありとても難しいです。
また、空き時間や放課後には実習室を使うことができるので、
先輩方も含め積極的にセルフトレーニングに励んでいます。
私もみんなに後れをとらないように頑張りたいです!!
(ブログ担当:でいびー)
看護学部2年生は、春セメスターにおいて基礎看護技術を学んでいます。本演習の最終回は、「浣腸法」でした。
学生さんたちは実技演習を始める前に、教員によるデモンストレーションおいて学習内容を確認します。同時進行で、学生さんたちは事前自己学習内容との照らし合わせを行いますので、どの学生さんも熱心に参加しています。画像はその風景です。
1クラス80名の学生さんが一斉にデモンストレーションを見るため、実習室内のオーディオビジュアル機器をフルに活用して教育を行っています。手元の細かい動作・操作に関して、テレビ画面に拡大した映像に映し出すことによってすべての学生が確認できるように工夫しています。昨年、オーディオビジュアル機器を一新したため、非常に鮮明な画像を見ることができるので、学生さんたちに大好評です。
基礎看護学領域教員の佐久間です.
大学はいま定期試験終盤です.学生のみなさんは必死に頑張っていることと思います.
今回は,基礎看護学の授業で使用している基礎看護実習室についてご紹介します.
看護学部は1学年が150名以上在籍しており,授業はいつも大きな教室で行われます.
基礎看護学の演習を行う「基礎看護実習室」は同じフロアに2部屋あり,
各実習室80名程度が演習をします.
2つの実習室は少し離れているため,
実習室には“もう一つの実習室”と中継する設備があります.
モニターとマイクを通して,各実習室が双方向でつながっていて,
2つの実習室で同時進行(プチ遠隔授業?)することができます.
教員や学生のデモンストレーションを80名が見学するときには,モニターが活躍します.
手先の細かな手技やポイントとなる動作などをカメラで撮影してモニターを通して見学します.
カメラの操作も教員が行います.
アングルやズームも少しでも伝わるようにこだわって操作しています.
写真は,基礎看護技術演習Ⅰの授業の1場面です.
学生のデモンストレーションを実習室のみんなで見ています.
モニターにも上方からの様子が映されています.
この授業はクラス別だったため,実習室では40名ほどが演習をしていました.
実際の動きを見たり,モニターを見たりして,学びます.
この授業では実習室内のみでしたが,この映像をもう一つの実習室で見ることもできます.
大人数の学生が効果的に学習するために,設備だけでなく,
私たち教員もいろいろな方法を工夫しています.
同級生が多くいるということは,より多くの視点や価値観を学ぶことができるのがよいですね.
学生のみなさん,たくさん遊んで,たくさん学んでください.
試験も最後までがんばってね.
2年生は次回のフィジカルアセスメントの予習として、90名以上(3・4年生含む)の学生が自主的に勉強会に参加しました!
教員「胸鎖乳突筋は、胸骨・鎖骨が起始で乳様突起が停止部なので、胸鎖乳突筋なのですよ。」
学生「おーーー!なるほど!」
と、覚えやすい?説明に会場はどよめいていました!
(フィジカルアセスメントでも伝えているはずなのですが・・・苦笑)
約90分の勉強会修了後も複数の学生が、教員に質問に来ました!
「ヒトの身体は、不思議~!」と解剖の知識を身近なものに感じてくれており、
きっと今後の看護にいかしてもらえるだろうと期待しております!
授業や演習で疲れていたと思いますが、学生は皆よく頑張っていました。
より良い看護師になれるよう、一緒に勉強を続けましょう!
看護学部 藤井、荒川、藤本
こんにちは。夏休みも終わり、秋セメスターが始まりましたね。
今日は、8月に4年生と行った日本看護研究学会についてお伝えします。
8月22日(土)・23日(日)に広島国際会議場で行われました。
会場は平和記念公園にあり、8月ということで多くの日本人、外国の方々が原爆ドームや平和記念資料館にいらしていました。
基礎看護学領域には博士前期課程の大学院生が2名、看護研究Ⅱを履修している4年生が3名います。博士後期課程の大学院生は私を含め大勢います。隔週でゼミを行い、文献検討や研究計画の検討を行っています。
日本看護研究学会には、前期課程の大学院生2名と4年生1名も参加しました。大学院生は病院で働いていた時にも学会に参加した経験がありますが、学生は初めてです。緊張しながらも、研究発表を真剣に聴き、ポスター発表では発表者に質問することができました。
すばらしい!!
私も久しぶりに学会参加し、自分の関心のあるテーマ(排泄や入浴に関すること)の発表者とお話しし、とてもいい刺激を受けました。
そして、何よりも、4年生が学会に参加したことがとてもうれしかったですし、前期課程の大学院生がちゃんと後輩の面倒をみてくれていたことに感動しました。
学生・大学院生ともに今回の学会での学びをもとに、研究計画をさらに具体的なものにしています。
その学生が学会参加の感想を添えてくれました。
様々な口演を聴く中で、長い時間をかけて行った研究をわずか7分で発表することの難しさを感じました。スライド参照で省略した事柄を発表後に質問されたり、質問者の内容が上手く演者に伝わらないことがあり、内容を簡潔に伝達する大切さを痛感しました。そのために、文章力やコミュニケーション能力、自身の研究を研究に関わっていない者の視点で客観視する力を養いたいと思います。
将来が楽しみですね。
私も、育児と仕事と大学院とをバランスよく前進していくように、がんばります。
(基礎看護学 水野美香)
看護学部2年生の春セメスターは、基礎看護技術を学びます。6月からは薬物管理に関する看護技術に取り組んでいます。
今日は、筋肉内注射法です。
学生さんたちは実技演習を始める前に、教員によるデモンストレーションで学習内容を確認します。
画像は、その場面です。どの学生さんも熱心に参加しています。
さて、今月から実習室内に設置されているオーディオビジュアル機器が新しくなりました。
これによって、演習進行状況のライブ映像を2つの基礎看護学実習室でそれぞれ見ることができるようになったため、効率の良い教育・学修が展開できるのではないかと期待しています。
非常に鮮明な画面であり、細かい技術も確認できるため、学生のみなさんにも好評です。