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2017年8月16日 (水)

看護学原論 学生によるフォーラム

2017年7月26日水曜日10:25~、看護学原論の第15回目最終講義は、学生主体のフォーラムでした。テーマは、「看護学生の責務とは何か-専門職者になるために」。

 これまで、「看護とは何か」「看護職者は何をするのか」「看護学とはどのような学問なのか」などの原理を探求し、看護の本質的な理解を深め、看護学の発展を担う創造性豊かな看護職者としての基礎を培うこと、これ以後に展開される看護学全体の学びの動機づけを図ることを看護学原論の授業目的とし、14回の講義で1年次の学生たちは学びました。そのことの集大成として、「看護学生の責務とは何か」に関する自己の考えを表現するためのフォーラム。

 学生の意見は、とても活発に話し合われ、同時期に並行して学んだコミュニケーション論の影響もあり、患者との信頼関係を築くこと、人間の尊厳の尊重、専門的知識の修得の必要性、各自の人間性や心を成長させることなどの大切さを語り合うことができていたことは、学生の看護への魅力への関心と、意欲を感じずにはいられない、貴重な時間であったと確信しています。これから、本大学で看護を学び、人の役に立つ看護者として羽ばたいてほしいと願う瞬間でした。

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