中国第三軍医大学からの研修の方との交流
2017年2月10日、本大学と国際交流をしている中国第三軍医大学からの研修生であるおふたりの対応をさせて頂きました。
中国からみえた研修生のおふたりは、私と同じ基礎看護学の教員の方と、病院にお勤めされている感染を専門にされている看護師の方でした。
基礎看護学実習室において、教室を二つ使用しながら演習ができるため、モニターやマイクを使用し、2人の教員で2元の中継をしながら、挨拶をさせて頂きました。基礎看護学実習室を大変興味をもってご見学していただき、また、お互いの大学での教育について交流ができたことで、大変学びも大きくなる体験でした。
今回の交流では、私は大学時代、中国語を学びましたが、本当に簡単な挨拶以外は、教えていただいた先生に心から大変申し訳なく思いますが、日常的に使わない言語は消えてしまうもののようです。そのため、英語にてご挨拶をさせて頂きました。コミュニケーションは大変良好にとることができ、「大変有意義な交流となりました」との言葉をいただきました。
看護とは、人と人との関わりが大変重要であり、関わりの中で看護者は、「大切な人生を、その人が治療をする中で、治療をしやすくしながら少しでも幸せに生きる手助けをしていく」ことが望まれます。人と人との関わりは、時に誤解や障壁が望まなくとも生まれてしまうことがあります。しかし、人種や国と国との紛争や言葉の壁は、心からの志や相手を思いやる愛情を持ってさえいれば、取り除くことができる、ということを実感させていただくよい機会となりました。
本大学では、このようなことを感じたり学ぶ機会を必ず手に入れられると思います。
基礎看護学
柴田めぐみ