小児看護学実習:登校開始で学内実習を行いました
6月から看護学部は遠隔授業とともに、段階的に対面授業が開始になり、4年次生の臨地看護学実習も、学内実習ができるようになりました。
今回、小児看護学実習の学内実習の様子を皆さんにお伝えします。登校時の注意事項を守り、体温等を確認し、手洗いをしてから授業開始です。
学内実習では、看護過程の看護上の問題と看護計画についての話し合いをしました。また、バイタルサイン測定場面のシミュレーション学修を行いました。
学生さんが各自立案した内容の検討会です。グループで話し合う時にマスクをして距離をとりながら実施しましたが、話し合いが充実して時間がどんどん過ぎました。
子どものバイタルサイン測定のため、準備をします。
小児看護の基本にそって、バイタルサイン測定の順序を考えます。
小さい子どもであっても、声かけが大切です。一生懸命、こども目線で向き合っています。
授業担当教員のコメント
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(小児看護学 宮谷 恵)
ずっとZoom による遠隔での学内実習だったので、久しぶりに「実物の」学生の皆さんに会えて本当に嬉しかったです。Zoom による学修やカンファレンスの時は皆さん比較的おとなしいのですが、やはり対面だと話し合いが盛り上がることを実感しました。不自由な遠隔での実習の中でも、小児看護に必要な学びを得てくれたことを感じることができてほっとしました。将来本当の親子を看護するときに&国家試験にもきっと活かされるだろうと信じています!
(小児看護学 小出 扶美子(小児看護学実習 科目責任)
毎日Zoomでお会いしていたのですが、本日学内で初めて対面できうれしかったです。小柄な学生かなと思っていた学生が実際に会ってみると実は背がすらっと高かったりして、とても不思議な感覚でした。今回の事例の子どもの「ももかちゃん」「ひかるくん」「けんくん」は、毎日、課題の内容で学生さんを困らせていましたが、実際に臨地看護学実習で出会う予定の子どもたちは、どんな子どもたちだったのか想像してみてください。素直な子? 寂しがりやな子? 人見知りが激しい子? 人懐っこい子? 恥ずかしがりやな子? だったのでしょうか。皆さんは紙上事例の子どもの質問に、そこにいるかのように、子どもの気持ちに寄り添って質問に答えたり、言葉をかけたりしてくれたので、将来臨床でどんな子どもに出会ってもしっかりと関わることができると思います。今回の、学内実習で学びの報告会をしてみて、小児看護として大切にしてもらいたいことを皆さんたちがたくさん学んでいたことがわかりました。
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今日(6月11日)は、梅雨入りの中の登校でした。これから雨が続く天気予報です。授業後は、気をつけて帰ってください。
新型コロナウイルス感染症の感染対策によって遠隔授業でしたが、看護学部の登校が段階的に始まります。ぜひ、健康管理して大学に登校してきてください。
看護学部の皆さんと元気にお会いすることを楽しみにしています。
(写真の撮影と使用については学生に使用目的を説明し、承諾を得て掲載させていただきました)
文責 小児看護学 市江和子