2014年7月 1日 (火)

「“聖隷花子ちゃん”、つるつる・ぴかぴか」の巻

こんにちは。聖隷花子です。6月初旬に登場して以来、今月は2回も登場します!

(みんなに、私のことをいっぱい知ってもらえて嬉しいな♪)

1_2今回は夏バージョンで、涼しげなブルーの衣装にお召しかえしました!

さて、今日は、聖隷花子が、母性看護学の演習と実習が一体となって実施される

授業風景を紹介しますね。

 母性看護学では、既に病院で「母性看護学実習」を行っている4年生が、

大学で現在授業を受けている3年生に教える授業が実施されています。

先生たちは見守る程度です。

横軸(下記図左)だけの教育ではなく、縦軸(下記図右)での教育も組み入れています。

 

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               ピア・エデュケーション

その授業の様子を写真で紹介しますね。

 

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画面奥で、赤ちゃんを抱いて説明しているお兄さん・お姉さんたちが4年生で、

生まれてから1週間もたたない赤ちゃんをお風呂に入れた経験をもっています。

体験をもとに、まだ母性看護学実習を行ったことのない

3年生(画面手前の背を向けて座っている)へ、お風呂の入れ方を伝えています。

違う写真で、3年生の後輩を見てみると、

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 今後、自分たちも沐浴を実施するため、先輩から知識と技術を盗もうと、

必死に聞いていますね。

普段は先生から知識を得るお兄さん・お姉さんたちも、

身近な先輩から教えてもらえるので、頭に入りやすく、

質問がしやすいという話が聞こえてきます。

 

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先輩から教えてもらった後に、個別に先輩から指導を受けることができます。

4年生のお兄さんは経験をもとに、堂々と教えていますね。

8演習の最後の、リアクションペーパーには

「○○先輩が説明を丁寧にしてくれたので、沐浴実施時のポイントがわかった」、

「先輩が1対1で教えてくれたので、とてもわかりやすい」と大好評です。

94年生のお兄さん・お姉さんたちは、3年生が困らないように、

事前に赤ちゃんへのお風呂の注意点を教えてくれます。

ホワイトボードに、注意点などが書いてありますね♪

これを見ながら3年生はお風呂を入れていくのです。

3年生のお兄さん・お姉さん、実際の赤ちゃんをお風呂に入れる時に、

教えてもらったことを忘れないでね!

花子も、

「お兄さん・お姉さんたちが、私の特徴をよく知り

お風呂に入れてくれるので、いつもよりつるつる・ぴかぴかになるわ♪」

と上機嫌でした。

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2014年6月20日 (金)

天国か地獄か?お楽しみ離乳食演習2014

看護学部2年次生は今、小児看護学概論で、まず健康な子どものお世話、つまり育児について学んでいます。

この授業の中で、毎年大騒ぎになる?一大イベントが「離乳食試食演習」です。

市販の離乳食を実際に食べてみるのです。

生後5か月からのは「ももと白ぶどうのジュレ」「ほたてと野菜のクリーム」など、生後12ヶ月からでは「煮込みハンバーグ」「クリームシチュー」などなど。

どうですか?とってもおしゃれなメニューで、何だか離乳食ではもったいない感じですよね。

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しかし!!問題はその味と食感です。

赤ちゃんが食べる離乳食は大人の食事よりはるかにやわらかく味も薄味なので、大人が食べると物足りなく感じたり、はっきり言って・・・毎年学生からは「おいしくない」「もう食べたくない」「赤ちゃんが食べているのが不思議」などという否定的な感想コメントが来るのです。

もちろんおいしいという感想もあるのですが、多くはないです。

そのためこの演習は食べた人によって『おいしいかまずいか、天国か地獄か演習』になるのです。

今年の学生さんも私の脅しや?先輩からのうわさでドキドキしながらこの日を迎えました。

 

講義が終わってさあ試食!結果的には意外と(例年に比べれば)悲鳴?はあまりあがらなかったと思います。

みんな積極的に試食をし、演習を楽しんでくれていたようでした。

それでも授業後のコメントは例年並みで、天国(おいしかった人)3割、地獄(おいしくなかった人)4割くらいでした(あとはメニューによって両方ありました)。

 

ただ今年は例年と違うスペシャルゲストが、ママと来てくれたのです!

生後7か月のりんちゃん(男の子)が、サプライズで現れました。

「キャーーー!!」「かわいい~!」「こっちにも来て~!」と、いきなり超人気者。

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ちょっとおねむの時間だった&離乳食は実はあまり好きじゃないというりんちゃんは、大勢の学生にきょとんとしながらも、泣かないでごきげんよく演習に参加してくれて、何と学生のスプーンからちょっと食べてくれたりもして(好きでないものはダメでしたが)、大サービスの働きをしてくれました。

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学生のコメント用紙には「赤ちゃんがむちむちで超かわいかった」「りんちゃんめちゃくちゃかわいい~~」「教室に癒しの天使が来てくれた」などなど、ハートマークが飛びまくるコメントが続々でした。

というわけで、今年はりんちゃんのおかげで間違いなく『天国』のお楽しみ演習となりました。

りんちゃんとママ、ご出演本当にありがとうございました。

(小児看護学  宮谷 恵)

 


 

 



2014年6月19日 (木)

せいれい看護学会 第4回学術集会のご紹介

2014315()に、せいれい看護学会 第4回学術集会が本学で開催されました。

医療現場のニーズに応え、さらなる看護の発展につながる研究の推進にむけて、看護職者の相互交流や意見交換、研究発表の場を作り出す目的で、「せいれい看護学会」は20105月に設立されています。

4回となる学術集会では、浜松市リハビリテーション病院総看護部長の渡邊昌子様が会長をつとめて、「輝く未来へ 生活をつなぐ」をメインテーマに開催されました。

高齢社会を迎えた現在、利用者のQOL向上のために医療、福祉、地域における生活をつなぐための協働、連携が必須となっています。

利用者の生活をつなぐために、看護がなすべきことを多角的視点から考え、新たな協働・連携を創造していくことをめざして、講演、シンポジウム、ワークショップ、交流集会、一般発表などが行われました。

会長講演では、テーマをもとにリハビリテーション看護を担う立場からの地域医療連携拡大に向けたシステム構築の必要性についての講演が行われました。

会長講演1
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会長講演
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シンポジウムは『シームレスにつなぐ看護を考える -医療、福祉、地域の立場から-』をテーマに、 急性期病棟、回復期リハビリテーション病棟、訪問看護ステーション各々のシンポジストから連携についての話題提供と、フロアを交えての討論が活発に行われていました。

シンポジウム1

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シンポジウム2

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交流集会では、本学卒業生で聖隷三方原病院 がん看護専門看護師大木純子さんが『在宅で過ごしたい希望を支えるための医療・福祉の連携-顔の見える関係の大切さ-』をテーマに、参加者と充実したディスカッションが行われていました。
交流集会

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一般演題の発表では、近隣の病院の方だけでなく、聖隷横浜病院や他県の大学教員の発表も行われていました。

私も示説発表を行いました。

示説発表

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今回の企画・運営は、
浜松市リハビリテーション病院、聖隷浜松病院、聖隷訪問看護ステーションの方々と、聖隷クリストファー大学の教員が協力して行い、盛況裏に開催できました。


看護学部の3,4年生の学生さんもボランティアとして、運営に協力してくれました。
協力ありがとう!

アルバイト学生

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病院や訪問看護ステーションの方とも、幅広く看護の知識や現状を共有でき、
協働・連携について互いに学びあうことのできた有意義な学術集会でした。 

次回は、20141018() 聖隷浜松病院 副院長兼総看護部長 勝原裕美子様が会長をつとめられて、「広がる感動! 看護の喜び、楽しみ」をメインテーマに、アクトシティ浜松 研修交流センターでの開催が予定されています。
皆さん、是非ご参加ください。

 

2014年6月13日 (金)

キャンパス付近の憩いの小径(夏バージョン)

成人看護学領域 急性期看護担当の松井謙次です。

住んでいるところはキャンパスに近く毎日自転車で通っています。(ママチャリ)

今回はキャンパスから近い散歩コースを紹介したいと思います。

ここは滝峯不動というところ。石段を降りていくと小さな池と滝があり。

流れている小川沿いに小径が付いています。

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水辺の小さな花がとってもかわいいです。鳥のさえずりもよく聞こえてきます。

 次は自転車での散歩コース。 大谷川沿いの小道です。

車は通らないので安心して川沿いに移り変わる景色を眺めれます。

春は菜の花など、夏場は葛の花など見ながらペダルをこぎます。

写真は姫街道より下流のところ

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写真は、高校の裏側の少し上流

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 次は夏向きといえばお墓ですよね。

三方原墓園の中に日本庭園があって、

今は睡蓮の花がたくさん咲いています。

ちょっと寄り道もいいかな、と思うときにどうぞ。

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水辺は結構、蚊がいたりします。虫よけ対策も忘れずに。

 

2014年6月 6日 (金)

聖隷花子ちゃん”の独り言・・・第2弾

ご無沙汰しています、聖隷花子です。

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8か月ぶりの登場になります。

今日は聖隷浜松病院の実習でお世話になっている“篁二会館(こうじかいかん)”をご紹介します。

まずは、篁二会館の名前の由来から・・・

看護学部のお兄さん、お姉さんにとって篁二会館は、「こぢんまりとした居心地のいい場所」となっているため、“こうじかいかん”のことを“cozy会館”と連想する人達が多いけれど、実は「聖隷社」結成時メンバーの大野篁二先生の名前をいただいて“篁二会館”と名付けられています。

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篁二会館玄関横に大野篁二先生の胸像が設置されています。

次はいつも利用している場所(実習では2フロアーを利用させていただいています)の紹介にうつります・・・。

通常は4050名のお兄さん・お姉さんが篁二会館を利用していますが、基礎看護学実習、領域別実習、専攻科実習の3つの実習が重複すると総勢80名になります。

写真右手にカンファレンスルームが並んでいます。

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廊下の床が鏡のようにピカピカしているのがわかりますか?

気持ちよく利用できるよう、病院から委託されている清掃業者の方が毎日お掃除してくれています。

清掃業者の皆さん、ありがとうございます。

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篁二会館には図書室もあります。

実習でよく使う図書やパソコンが設置されているため、直ぐに調べたいことがある時や大学の図書館に行く時間がない時は、ここにある図書やインターネットを活用して調べることができます。

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カンファレンスルームです(このような部屋がいくつか用意されています)。

領域によって利用する人数は異なりますが、最大12名が利用することができます。

領域別実習では、一部屋を6~8名で利用することが多いです。

この部屋は主にカンファレンスで利用しますが、昼食を摂ったり、実習終了後は友人との語らいの場にもなったりします。

聖隷浜松病院で実習する学生にとって篁二会館は、「学びの場でもあり、くつろげる場」ともなっています。

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母性看護学実習での一場面[情報交換]です。

受け持ち褥婦さんと新生児の様子や実施した看護援助等の情報交換をしながら、明日の実習に向けて計画を立案しているところです。

毎日、遅くまでお疲れ様!





2014年5月30日 (金)

4年生の地域看護学実習の様子

今回は、4年生の地域看護学実習の様子をご紹介します。

地域看護学実習では、地域の保健センターや保健所で行われている

保健事業に参加をして学びを深めます。

 

学生が主体的に実践する項目として、「健康教育」があります。

グループのメンバーが力を合わせ、作り上げていきます。

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このグループは、生活習慣病予防のお話を準備しています。

「どうしたら興味をもって聞いてもらえるかな〜」

ユーモアも交えながら、試行錯誤しながら内容を考えます。

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指導して下さる保健師さん達の前で

デモンストレーションを行ってアドバイスを頂きます。

 

学生さんにとっては初めての経験で緊張の連続ですが、

スタッフ総出の熱心なご指導で少しずつ良くなっていきます。

本番はいよいよ明後日、最後の仕上げです。

無事に成功しますように!

2014年5月23日 (金)

アドバイザーの自主活動「ランチ会」を開催しました

こんにちは、今日はアドバイザーの自主活動についてお伝えします。

本学には「アドバイザー制度」があり、学修上の問題や科目の履修方法、対人関係、将来のことなど、大学生活での問題について、一人ひとりに配置されるアドバイザー教員が一緒に考え、必要な情報を提供し、問題解決のサポートをしています。

看護学部では、基本的に教員1名あたり1年生から4年生まで15名程度を担当しています。

今年度からより充実した制度にするために、2名の教員がチームを組み、合わせて約30名の学生さん(アドバイジーと呼んでいます)を担当することになりました。 

こちらのグループは、自主活動として4月某日のお昼休みに「ランチ会」を開催しました。

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ランチ(手作りのお弁当だったり売店のパンだったり)は自分たちで持参し、飲み物やお菓子、BGMを教員が準備しました。

各テーブルに全学年がそろうように座ってもらい、ランチやお菓子を食べながら大学生活について情報交換を行いました。

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3年生は4年生の先輩に、春セメスターの定期試験対策、10月から始まる臨地看護学実習について質問する方が多かったです。

(3年生の春セメスターは専門科目が多くなるため、先輩からの情報はとても貴重ですね)

 

そして、この春入学された新入生は、講義や演習のことはもちろん、サークル活動や奨学金、大学近辺にあるお店やアルバイト情報など、生活に関することを中心に先輩たちに質問していました。

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最初は緊張気味だった新入生も、すてきな笑顔を見せてくれました!

ランチ会が終わるころには、テーブルによってはLINEなど連絡先を交換し合う姿が見られました。

頼れる先輩がいるということは、とても心強いことですね!

ランチ会では、厳しそうに見える教員の意外な一面が見られたり、学生さんが普段感じている相談するほどではない些細な問題が表出されたりと、講義や演習、実習では体験できないことを多く感じられました。

 

各教員グループによって自主活動の内容は異なりますが、このグループではセメスターごとに2グループの学生さんとゆっくり楽しめるような会を開催する予定です。

アドバイジーの皆さん、これからもよろしくお願いします!


2014年5月16日 (金)

「新入生を迎えて2014年度が始まりました」

入学式も終わり、新入生は緊張の続く4月から5月の連休を終え、大学生活に馴染んで来ています。上級学生たちは、良く学び良く遊べと大学生活を忙しく過ごしています。

本学では、各学部の専門領域の教育に携わる教員と、三学部の一般基礎教育系の科目を共通科目として担当している教員にほぼ分かれています。

大学での私の仕事は、体育・スポーツの授業、委員会活動、担当アドバイザー学生の指導、研究・研修など多彩です。私の担当している共通科目の授業は、三学部の学生対象に春・秋2学期、実技科目の「スポーツⅠ(ラケット・スポーツ、生涯スポーツ・ゴルフ)」「スポーツⅡ(游泳)」などです。それらの紹介をさせていただきます。

「スポーツⅠ(ラケットスポーツ)」

14 硬式テニスの授業   

2 バトミントン & 卓球の授業

「スポーツⅠ(生涯スポーツ・ゴルフ)」

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4  ゴルフ場でのラウンドプレー

看護学部生を対象の授業は春・秋2学期、演習科目の「健康科学スポーツ実践(運動による生理的反応心拍数計測)」と、秋に開講されている講義科目の「身体活動の科学(健康生活を考る)です。

「健康科学スポーツ実践」

5  グランドゴルフでの心拍数計測授業  

6  硬式テニスでの心拍数計測授業

※ゼッケン着用の学生は、心拍数計測機器着装の被験者です。

「身体活動の科学(運動実践・実習編)」

 

7  バトミントン種目  

8  バスケットボール種目

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13  フットサル種目

食育編(栄養・調理実習)

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スポーツの要素は遊び、競い合い、自然界への挑戦・克服など多彩な要素からなり、それらを人々は楽しんでいます。そしてスポーツプレーの原則、基本はルール、技術の共通性、マナー、エチケットなどにより言語は通じなくても、理解しあえること、世界の人々と交わる事ができる文化が潜在していることです。これらは音楽、絵画なども同様です。オリンピックがなぜ開催できているのかを考えれば、理解していただけると思います。

以上、私が担当している、本学での大学体育・スポーツ授業の一部を紹介しました。

※画像は、学生たちからの承諾を得ての掲載です。      

尚スポーツⅡ(游泳)の紹介は、画像掲載の関係で省略しました。

2014年5月13日 (火)

看護学部新入生セミナーとは

新緑の美しい季節になりました。

ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか。

 

2014年度がスタートして、早1ヶ月半ほど経ちますね。

特に新入生の皆さんにとっては、入学式の前日から走り続けた4月だったかと思います。

今日は、そんな新年度の恒例行事「新入生セミナー」について紹介します。

 

この平凡なネーミングに騙されてはいけません。

これは知る人ぞ知る、看護学部の学生さんによる一大プロジェクトなのです!

 

新入生セミナー、通称「新セミ」とは、在校生(新2-4年生)による新入生のためのオリエンテーションプログラムで、2つの「セッション」から成り立っています。

2014年度は、当日総勢128名の学生スタッフが参加。

準備には約1年間かけ、それぞれのセッションに分かれて企画・運営を行ってきました。

暑くて溶けそうな夏休みにも、新学期開始直前の多忙な春休みにも、何度も集まり練習を重ねて本番に臨みました。

これはもう、ほとんど部活動。

このプログラムの素晴らしいところは、何と言っても、全て在学生のボランティアによって運営されているところですね。

今年は42日(水)、5日(土)に開催されました。

 

セッション

キャンパスツアーと、寸劇・VTRを駆使した、ユーモアたっぷりな学校紹介

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養護教諭課程についても、学生さんの目線で丁寧な説明がありました。

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セッション1が無事終了。ほっと一息をつくスタッフの皆さん。

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クリストページの作成・配布

かゆいところに手が届く情報誌、通称「クリペ」を作成します。

学校生活や授業に関する情報、運動会の詳細など、お役立ちinfo満載のしおりを作って、ガイダンス初日に配布しました。

裏方で頑張ってくれた、少数精鋭、編集部隊の皆さま、ご苦労様。

 

セッション 運動会

 開会式

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大所帯の看護学部は、ひとりひとりがそのパワーの源です。

 21のチームに分かれ、チームリーダーの下、ドッジボールやしっぽ取り、輪くぐり、障害物リレーの競技を行いました。

 最初は遠慮がちだった新入生も、やさしい先輩方のリードでだんだんヒートアップ、気づけばすっかり打ち解けて、みんな笑顔。クタクタになった一日でした。

 障害物リレー

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新入生の皆さんには、温かい歓迎のメッセージがきっと伝わったはず。

先輩たちの姿は、さぞかしカッコよく映ったことでしょう。

頼もしい、看護学生さん達です。

 

この「新セミ」に関わった学生さん達一人一人が、大学時代の宝物の一つを見つけて卒業することは間違いありません。

大学での勉強はもちろん大切ですが、このような課外活動も、大切な仲間と出会い、大きく成長するきっかけとなるのですね。

担当として関わらせてもらった私も、みなさんから素敵な感動を分けていただきました。

1年生のみなさんにとって、4年間の大学生活が豊かなものでありますように。

 看護学部 英語担当(渥美)



2014年5月 9日 (金)

連休は忙しかった

連休中、久し振りに、我が家の竹藪に行ってみました。竹林には古来より賢人が住むのが常であり、私もこの竹藪の中で知性を蓄えつつ育ってきたものでしたが、竹藪には、この季節、そろそろタケノコが出ていました(写真中央)。

 

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藪に入って上を見上げると、孟宗竹が天に向かってまっすぐに伸びていて、清々しいものがありますが、清々しいのはせいぜい5月の始めくらいまでです。

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5月の末、少し蒸し暑さを感じる頃になると、とたんに大量のヤブ蚊がどこからともなく出てきて、とても竹林の中で知性を磨くことはできなくなります。 

さて、竹藪には、4月になると筍が出てきます。上の写真でも、写真の真ん中辺に2本、大小の筍が出てきているのが見えますか。これが、4月末になると一気にたくさん出てきて、放っておくと竹林はまさしく藪になってしまいますので、出てきた筍の大部分は掘ってしまわないとなりません。これがなかなかの大変な作業で、私の5月連休の半分はそのために費やされ、プーケット島で優雅な休日を楽しむなどというのは夢のまた夢なのです。

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でも楽しいこともあります。知り合いが大勢筍を掘りに来てくれることです。

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今年も子ども連れの皆さんが大勢掘りに来てくれました。

筍掘りは、お父さん達が、お子さん達から期待と大きな信頼とを得るまたとない機会になっているようです。そして同時に奥さんからも、掘った収穫物を持ち帰ることで「よくやった!」と褒められる数少ない機会にもなっているそうです。

ところで、筍を掘る時、下の写真のどの筍を目指して掘りますか?もちろん一番右端のでしょうね。それはそれで正解です。スーパーで売っているのは大抵一番右の筍ですから。でも、本当に美味しい筍は、実は真ん中か左側の筍です。

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例えば一番左の筍、この上の方半分くらいから取り出した筍はとても柔らかくて美味しいのです。ただ、これを味わうには、一つの絶対条件があります。掘ったらすぐ茹でる。筍を美味しく食べるには、これが絶対条件です。右端の小ぶりのでもそうです、掘ったらすぐ茹でる。掘ってすぐ茹でた時、右端と左端とどっちが柔らかいか、そう、左端の上半分なのです。

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今日の担当は、筍の生理学を得意とする鮫島道和でした。