せいれい看護学会 第4回学術集会のご紹介
2014年3月15日(土)に、せいれい看護学会 第4回学術集会が本学で開催されました。
医療現場のニーズに応え、さらなる看護の発展につながる研究の推進にむけて、看護職者の相互交流や意見交換、研究発表の場を作り出す目的で、「せいれい看護学会」は2010年5月に設立されています。
第4回となる学術集会では、浜松市リハビリテーション病院総看護部長の渡邊昌子様が会長をつとめて、「輝く未来へ 生活をつなぐ」をメインテーマに開催されました。
高齢社会を迎えた現在、利用者のQOL向上のために医療、福祉、地域における生活をつなぐための協働、連携が必須となっています。
利用者の生活をつなぐために、看護がなすべきことを多角的視点から考え、新たな協働・連携を創造していくことをめざして、講演、シンポジウム、ワークショップ、交流集会、一般発表などが行われました。
会長講演では、テーマをもとにリハビリテーション看護を担う立場からの地域医療連携拡大に向けたシステム構築の必要性についての講演が行われました。
会長講演1
会長講演
シンポジウムは『シームレスにつなぐ看護を考える -医療、福祉、地域の立場から-』をテーマに、 急性期病棟、回復期リハビリテーション病棟、訪問看護ステーション各々のシンポジストから連携についての話題提供と、フロアを交えての討論が活発に行われていました。
シンポジウム1
シンポジウム2
交流集会では、本学卒業生で聖隷三方原病院 がん看護専門看護師、大木純子さんが『在宅で過ごしたい希望を支えるための医療・福祉の連携-顔の見える関係の大切さ-』をテーマに、参加者と充実したディスカッションが行われていました。
交流集会
一般演題の発表では、近隣の病院の方だけでなく、聖隷横浜病院や他県の大学教員の発表も行われていました。
私も示説発表を行いました。
示説発表
今回の企画・運営は、浜松市リハビリテーション病院、聖隷浜松病院、聖隷訪問看護ステーションの方々と、聖隷クリストファー大学の教員が協力して行い、盛況裏に開催できました。
看護学部の3,4年生の学生さんもボランティアとして、運営に協力してくれました。
協力ありがとう!
アルバイト学生
病院や訪問看護ステーションの方とも、幅広く看護の知識や現状を共有でき、協働・連携について互いに学びあうことのできた有意義な学術集会でした。
皆さん、是非ご参加ください。