2023年2月 1日 (水)

小児看護学実習:こども園実習Ⅱを聖隷浜松病院 ひばり保育園で行っています

小児看護学領域では、3年次の秋セメスター開始からこども園実習Ⅱをはじめています。

 

小児看護学実習の学生グループのひとつは、2023年1月31日(火)から、聖隷浜松病院 ひばり保育園で実習を行っています。

ひばり保育園は、聖隷浜松病院で働く看護師等の子どもさんたちを保育する目的で、事業所内保育園が開設されました。キリスト教の精神を基本理念とし、児童福祉法・児童憲章・保育所保育指針等に則り、健康で安全・安心な乳幼児の保育・教育が目指されています。

 

保育園は聖隷浜松病院の近くにあります。Image1

保育園前の学生さんたちの登園の様子です。入り口で手指消毒をしています。Image2

園庭では子どもたちの歓声が響いていました。Image3

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(写真の撮影と使用については使用目的を説明し、保育園の園長先生と学生さんたちに承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子

2023年1月 5日 (木)

ハンドベルリンガーズがクリスマスツリー点火祭で演奏しました

 12月13日(火)、聖隷学園のクリスマスツリー点火祭が遠州栄光教会三方原礼拝堂で執り行われました。第一部では、聖隷クリストファー大学のハンドベルサークル・ハンドベルリンガーズによる「きよしこの夜」の演奏映像がスクリーンに映し出されました。昨年に引き続き、ハンドベルリンガーズの演奏はオンラインで行われましたが、今年は看護学部7名、社会福祉学部3名、リハビリテーション学部1名の計10名のサークル部員が演奏に参加しました。第二部では、大学5号館前庭(校門)に場所を移し、クリスマスツリーの点火セレモニーが行われ、高さ11メートルのヒマラヤスギに約1万個のLED電球の明かりが点灯しました。クリスマスツリーイルミネーションは、来年1月6日まで点灯する予定です。

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オンラインによるハンドベル演奏

 

 

221213tenkasai3クリスマスツリーイルミネーション

2023年1月 4日 (水)

再掲載:前へ!! 助産師国家試験

2022年サッカーワールドカップが終わりました。監督さんの采配、選手たちとの関係性も話題になりました。プレイヤーが良き指導者になるケースと、上手くいかないケース。スポーツによって試合時の監督さんの役割も異なるのでしょうが、教育現場と共通するものがあるように思います。

助産学専攻科は1年間の修業期間で少人数クラスです。助産師になるという同じ目標に向かって切磋琢磨してきました。まもなく国家試験。2019年度(COVID-19パンデミック前)の国家試験実施地への出発時やラグビーワールドカップのことを回想しながら、当時に投稿したブログ記事を一部改変し再掲載させていただきます。

 

2020(令和2)年2月13日(木)、愛知県の試験会場で17名全員が受験しました。

前日に助産学専攻科教室で毎年恒例の壮行会を行いました。学生たちは助産学専攻科教員・看護学部教員からのエールと、“合格セット袋”を受け取りました。写真は壮行会後の風景です。袋の中身は何かなImage1スクールバスで出発。お見送りでは看護学部教員・事務職員の方々からも温かい励ましをいただきました。ありがとうございました。

Image2学生:「頑張ってきます~!こうしてお見送りしてもらうと、何だか急に緊張してきた。」

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Image6ワタクシ、ラグビーのミーハーなオールドファンでございます。本城選手(当時:早大)の華麗な走り、大八木選手(当時:神鋼)のパワーに魅了されたのがきっかけでした。その後、明大の名監督である、故・北島忠治氏の『前へ』という言葉に感銘を受け、教え子の吉田選手(当時:明大主将)の紆余曲折のラグビー人生に熱いものを感じました。

ラグビーのルールでは、試合中に監督はグラウンドに入らず、スタンドから方針を伝える程度だそうです。選手自らが考え、判断し、ゲームをつくります。監督の方針ですら、ゲームの状況によっては従う必要はないと聞きます。ワタクシ、教育の現場に身を置く者として一つの理想形を見る思いです。

話を国家試験に戻します。

 

集中して。Image7

跳ぶんだ。Image8

力を合わせて。Image9


 

目指せ、トライ🏉

(スタジアム観戦の直前にカメラを買い替えたものの、取説を読む余裕はなく、店頭で連写と動画の操作だけは教わりました。ボールを見つけてください。)

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皆で応援しているよ。

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合格イメージ1

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合格イメージ3

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1年間よく学び、努力された結果として、国家試験で力を発揮してください。

そして、修了後はそれぞれの場で「前へ」歩んでいってください。三方原の大地から見守り続けたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

文・写真:助産学専攻科 稲垣恵子

2022年12月 1日 (木)

小児看護学実習:こども園実習Ⅱを継続しています

小児看護学領域では、3年次の秋セメスター開始から小児看護学実習・こども園実習Ⅱを継続しています。

こども園実習Ⅱは、子ども理解のために、こども園(保育園を含む)における保育に参加し、子どもへの日常生活への援助を実践しています。

 

小児看護学実習の学生グループのひとつは、11月24日(木)から、聖隷クリストファー大学附属クリストファーこども園で実習を行っています。クリストファーこども園は、子どもたちが自然の中で多様な体験を通して、いきいきとたくましく成長することを目指しています。

 

大学の学生ホールに集合して、学生の健康状態を確認します。

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大学を出発します。

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グループ全員で、川沿いのグリーンベルトを歩いて、こども園に向かいます。

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こども園前で手指消毒をする、学生さんたちの登園の様子です。

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こども園の周囲は自然があふれています。今日は快晴です。

学生さんたちの実習開始時には、子ども達は園庭に出て、元気に遊んでいました。

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(写真の撮影と使用については使用目的を説明し、こども園の先生と学生さんたちに承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子

2022年11月24日 (木)

聖隷クリストファー大学・中山大学附属第一病院合同オンラインセミナーを実施しました

聖隷クリストファー大学・中山大学附属第一病院合同セミナー

第1回「看護」

開催日時・形式

 2022年11月18日(金) 14:00-16:20

 オンライン開催 遠隔(Zoom)

 

14:00-14:10 開会挨拶

 中山大学第一附属病院看護部長 Prof. Chaoyan Xu

14:10-15:10 大学院看護教育について

聖隷クリストファー大学看護学部 市江和子教授

15:15-16:15 Acquisition of clinical practice skills in basic nursing education for students

Prof. Fengqiu Gong

Deputy Director, Department of Nursing, The First Affiliated Hospital,

Sun Yat-sen University

16:15-16:20 閉会挨拶・講義のまとめ

 聖隷クリストファー大学リハビリテーション学部 柴本勇教授

 

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講演内容は、「Ⅰ.わが国における看護系大学院の動向」「Ⅱ.わが国の大学院看護継続教育について」「Ⅲ.本学の大学院教育と看護学研究科」です。

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お互いの講演後、日本と中国の専門看護師の教育について、質疑応答、意見交換を行いました。

セミナーへ多くのご参加をいただきました。ありがとうございました。

 

セミナーは、継続して企画されています。

ぜひ、ご参加ください。

次回セミナーの予定

第2回:リハビリテーション 2022年12月20日(火)14:00~16:20

第3回:社会福祉  2023年1月17日(火)14:00~16:30

(写真の撮影と使用については中山大学と関係の皆様の承諾を得て掲載させていただきました)

文責 看護学部 市江和子

2022年11月14日 (月)

11月5日(土) ホームカミングデーが開催されました。

今年は、聖隷の看護教育が始まって70年、聖隷クリストファー大学看護学部が出来て30年目になりました。そこで、「変わらないもの 変わったもの 聖隷看護教育の始まりと今を結ぶ」をテーマに、当時使われていた教科書や資料、実習着、写真などを展示しました。私は20年前に本学を卒業して、10年程度前に本学の教員になりました。今は、私の教え子が教員になって戻ってきています。次は、今の中学生、高校生の皆さんが聖隷の歴史をつないでいってくれるものと願っています。

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Image2(聖隷短大時代に使われていた教科書)

 

Image3(聖隷クリストファー(看護)大学になってからの実習着。一番奥が1期生のもの)

 

Image4(当時のアルバムを見て驚く、今の本学教員)

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(同時開催の聖灯祭も盛り上がりました)

 精神看護学領域 清水隆裕

2022年11月 7日 (月)

基礎看護研究ゼミ研究計画発表会

2022年11月5日(土)ホームカミングデーにて、看護研究Ⅱで基礎看護を選択した学生さんたちの研究計画発表会が行われました。

ゼミ生にとって初めての研究計画ポスター発表です。

実習などの体験の中で感じた研究疑問を取り上げており、大変興味深いものばかりでした。

卒業生や他領域の先生等、多くの方がご覧になってくださり、質問や意見をいただきました。

ゼミ生の皆さん、素晴らしい発表でしたね!

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(文責:天野)

2022年11月 2日 (水)

小児看護学実習:こども園実習Ⅱがはじまりました。

小児看護学領域では、3年次の秋セメスター開始からこども園実習Ⅱをはじめています。

こども園実習Ⅱ(保育園含む)の目的・目標は、以下のようです。

 

目的    健康な小児の保育に参加し、日常生活の援助の実際を通して、小児に適した援助の方法を学ぶ。

 

目  標

行 動 目 標

1.小児の成長・発達の特徴が理解できる。

1) 小児の形態的成長、機能的発達、精神・運動機能の発達の状態が観察できる。

2) 小児の基本的生活習慣の自立の程度が観察できる。

3) 小児の遊びが観察できる。

4)  小児の成長・発達をそれぞれの年齢の標準的な指標と比較し、考察できる。

2.家庭・地域社会など小児をとりまく状況が理解できる。

1)小児が家族・地域社会の一員であることに気づくことができる。

2)小児と家族のかかわりをできる限り観察し、必要時連絡ノートや保育教諭(保育士)から情報が得られる。

3)こども園(保育園含む)の役割、機能、法的根拠などについての知識を確認できる。

3.小児に適した生活援助を実践することができる。

1)小児の成長・発達段階に応じた生活援助が保育教諭(保育士)とともに実践できる。

今年度は、新型コロナウイルス感染症の感染対策を徹底し、臨地に行くことができています。健康観察及び行動履歴確認に沿って、実習生全員の健康状態をチェックしています。

 

小児看護学実習の学生グループのひとつは、11月1日(火)から、聖隷こども園桜ヶ丘で実習を行っています。聖隷こども園桜ヶ丘は、自然に囲まれた環境にあり、広い敷地や木の温もりが感じられる園です。

 

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こども園前にて。学生さんたちの登園の様子です。

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こども園の周囲は緑あふれ、木々は紅葉になっています。新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)がさらに拡大しないことを願っています。

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(写真の撮影と使用については使用目的を説明し、こども園の先生と学生さんたちに承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子

2022年10月11日 (火)

10月6日(木)中学生の体験学習プログラムの模擬授業を担当しました。

2022年10月6日(木)袋井市立浅羽中学校の中学3年生の、体験学習プログラムの模擬授業を担当しました。

 

今回の体験学習プログラムは、「社会に貢献できる大人になろう」というテーマ学習です。中学生が、上級学校を訪問して、授業体験を通して高校卒業後の自身の進路選択に活用できることを目的としています。

 

模擬授業の内容は、「Ⅰ.社会に貢献できることについて考えよう」「Ⅱ.看護について考えよう」「Ⅲ.わが国の看護系大学」「Ⅳ.看護学分野で取得できる資格は何か」「Ⅴ.小児看護の子どもについて考えよう」です。

 

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聖隷クリストファー大学2023入学案内で、看護学部と助産学専攻科の説明をしました。

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看護学部の看護学分野(8分野)について、パンフレットの内容から話しをしました

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中学生の皆さんに、看護学分野における小児看護学の授業の模擬体験として「新生児」と「約7~10か月児」の抱っこ体験していただきました。

皆さん、子どもを抱っこして、小さい子どもの体重が実感できたと思います。モデル人形ですが、子どもの重さから、命の重みが感じてもらえたのではないでしょうか。

 

生徒さんたちには、横抱きと縦抱きの体験をしていただきました。

生徒さんたちから、「思った以上に重い」「ずっしりときた」「首がぐらぐら動く」などの感想がありました。子どもの顔をじっと見つめる生徒さんに、感激しました。

 

生徒さんたちに、テーマ「社会に貢献できる大人になろう」の中で、「仕事につくこと」「看護について考えよう」から、「小児看護」にふれる体験だったのではないかと思っています。

 

(写真の撮影と使用については先生・生徒の皆さんの承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子

2022年9月26日 (月)

令和4(2022)年度 静岡県子育て支援員研修の講師を担当しました

2022年9月22日(木)、静岡県健康福祉部こども未来局こども未来課主催の『令和4(2022)年度 静岡県子育て支援員研修』<会場:静岡市(グランシップ)>において、「小児保健Ⅰ」「小児保健Ⅱ」の講師を担当しました。

 

「子育て支援員研修」の趣旨は、「子どもが健やかに成長できる環境や体制が確保されるよう、地域の実情やニーズに応じて、これらの支援の担い手となる人材を確保することが必要(「日本再興戦略」改訂2014(平成26年6月24日閣議決定))」という点です。

さらに、『地域において保育や子育て支援等の仕事に関心を持ち、保育や子育て支援分野の各事業等に従事することを希望する者に対し、多様な保育や子育て支援分野に関しての必要な知識や技能等を修得するための全国共通の研修制度を創設し、これらの支援の担い手となる「子育て支援員」の養成を図る』ことです。

小児保健Ⅰの内容は、「①乳幼児の健康観察」「②発育と発達について」「③衛生管理・消毒について」「④薬の預かりについて」です。

小児保健Ⅱの内容は、「①子どもに多い症例とその対応」「②子どもに多い病気とその対応」「③事故予防と対応」です。

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多くの方々が研修に参加され、真剣に講義を受けられていることが伝わりました。

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保育や子育て支援分野の各事業等に従事される皆様にとって、意義ある研修内容になるように願って担当させていただきました。

受講生の方々が、とても熱心に2つの科目を連続して受講され、多くの質問をしていただき、とても充実した時間でした。

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Image6(写真の撮影と使用については、主催者と受講生の皆様の承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子