小児看護学実習:こども園実習Ⅱがはじまりました。
小児看護学領域では、3年次の秋セメスター開始からこども園実習Ⅱをはじめています。
こども園実習Ⅱ(保育園含む)の目的・目標は、以下のようです。
目的 健康な小児の保育に参加し、日常生活の援助の実際を通して、小児に適した援助の方法を学ぶ。
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 目 標  | 
 行 動 目 標  | 
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 1.小児の成長・発達の特徴が理解できる。  | 
 1) 小児の形態的成長、機能的発達、精神・運動機能の発達の状態が観察できる。 2) 小児の基本的生活習慣の自立の程度が観察できる。 3) 小児の遊びが観察できる。 4) 小児の成長・発達をそれぞれの年齢の標準的な指標と比較し、考察できる。  | 
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 2.家庭・地域社会など小児をとりまく状況が理解できる。  | 
 1)小児が家族・地域社会の一員であることに気づくことができる。 2)小児と家族のかかわりをできる限り観察し、必要時連絡ノートや保育教諭(保育士)から情報が得られる。 3)こども園(保育園含む)の役割、機能、法的根拠などについての知識を確認できる。  | 
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 3.小児に適した生活援助を実践することができる。  | 
 1)小児の成長・発達段階に応じた生活援助が保育教諭(保育士)とともに実践できる。  | 
今年度は、新型コロナウイルス感染症の感染対策を徹底し、臨地に行くことができています。健康観察及び行動履歴確認に沿って、実習生全員の健康状態をチェックしています。
小児看護学実習の学生グループのひとつは、11月1日(火)から、聖隷こども園桜ヶ丘で実習を行っています。聖隷こども園桜ヶ丘は、自然に囲まれた環境にあり、広い敷地や木の温もりが感じられる園です。

 こども園前にて。学生さんたちの登園の様子です。


こども園の周囲は緑あふれ、木々は紅葉になっています。新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)がさらに拡大しないことを願っています。

(写真の撮影と使用については使用目的を説明し、こども園の先生と学生さんたちに承諾を得て掲載させていただきました)
文責 小児看護学 市江和子