再掲載:前へ!! 助産師国家試験
2022年サッカーワールドカップが終わりました。監督さんの采配、選手たちとの関係性も話題になりました。プレイヤーが良き指導者になるケースと、上手くいかないケース。スポーツによって試合時の監督さんの役割も異なるのでしょうが、教育現場と共通するものがあるように思います。
助産学専攻科は1年間の修業期間で少人数クラスです。助産師になるという同じ目標に向かって切磋琢磨してきました。まもなく国家試験。2019年度(COVID-19パンデミック前)の国家試験実施地への出発時やラグビーワールドカップのことを回想しながら、当時に投稿したブログ記事を一部改変し再掲載させていただきます。
2020(令和2)年2月13日(木)、愛知県の試験会場で17名全員が受験しました。
前日に助産学専攻科教室で毎年恒例の壮行会を行いました。学生たちは助産学専攻科教員・看護学部教員からのエールと、“合格セット袋”を受け取りました。写真は壮行会後の風景です。袋の中身は何かなあ。スクールバスで出発。お見送りでは看護学部教員・事務職員の方々からも温かい励ましをいただきました。ありがとうございました。
学生:「頑張ってきます~!こうしてお見送りしてもらうと、何だか急に緊張してきた。」
ワタクシ、ラグビーのミーハーなオールドファンでございます。本城選手(当時:早大)の華麗な走り、大八木選手(当時:神鋼)のパワーに魅了されたのがきっかけでした。その後、明大の名監督である、故・北島忠治氏の『前へ』という言葉に感銘を受け、教え子の吉田選手(当時:明大主将)の紆余曲折のラグビー人生に熱いものを感じました。
ラグビーのルールでは、試合中に監督はグラウンドに入らず、スタンドから方針を伝える程度だそうです。選手自らが考え、判断し、ゲームをつくります。監督の方針ですら、ゲームの状況によっては従う必要はないと聞きます。ワタクシ、教育の現場に身を置く者として一つの理想形を見る思いです。
話を国家試験に戻します。
集中して。
跳ぶんだ。
力を合わせて。
目指せ、トライ🏉
(スタジアム観戦の直前にカメラを買い替えたものの、取説を読む余裕はなく、店頭で連写と動画の操作だけは教わりました。ボールを見つけてください。)
皆で応援しているよ。
合格イメージ1
合格イメージ2
合格イメージ3
1年間よく学び、努力された結果として、国家試験で力を発揮してください。
そして、修了後はそれぞれの場で「前へ」歩んでいってください。三方原の大地から見守り続けたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
文・写真:助産学専攻科 稲垣恵子