2-6.小児看護学領域 Feed

2023年7月10日 (月)

小児看護学領域:2023年度小児看護学領域の看護統合セミナーで文献検討発表会をしました

看護学部では、4年次生を対象に「看護統合セミナー」を開講しています。

 

2023年度 小児看護統合セミナー・統合実習オリエンテーション

1,統合セミナーについて

1)実施時期:2023年4月10日(月)~ レポート提出まで

2)セミナーの内容

《統合実習前》

 ①統合実習に向けたシンポジウム                 

「小児看護のそれぞれの現場における看護実践と課題について」 

 ②統合実習計画書の作成

・シンポジウムと文献検討を通して、統合実習で考えていきたいまたは知りたいテーマを明確化する。

・統合実習における自分の課題と目標をあげる。

・テーマを考察していくための方法を立案する。

 看護師や受け持ち患児、家族に対する質問項目をあげる

※領域別実習のインターバルを使って、担当教員の指導を受けながら個人作業で進め、統合実習前には完成させること。

 ③文献検討発表会の実施

・自分のテーマに関連する文献を検討してわかったこと、考えたことを発表する。

 

2023年7月7日(金)小児看護学領域は、聖隷三方原病院 聖隷おおぞら療育センター〈重症心身障害児(者)施設〉実習グループの看護統合セミナーの中で文献検討発表会を行いました。

 

それぞれ、テーマをもとに検討した文献の研究目的、結果、考察を発表しました。

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実習のそれぞれのテーマは、重症心身障害児と家族、看護職に関する「コミュニケーション」「胃ろう管理」「家族関係」「看護師の支援」「遊び」「教育」などです。

このテーマをもとに、小児看護学の統合実習に取り組みます。

 

(写真の撮影と使用については学生の承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子

 

2023年4月26日 (水)

小児看護学領域:2023年度看護研究Ⅱの小児看護学領域オリエンテーションを行いました

看護学部では、4年次生に対し、「看護研究Ⅱ」を開講しています。

 

2023年4月21日(金)、看護研究Ⅱで小児看護学領域を選択した学生さん7名と教員4名でオリエンテーションを行いました。

 

テーマと担当教員

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オリエンテーションは、「研究動機の具体化:もやっとした、曖昧なもの、興味があるもの、解決したい問題について具体的に表現する」「研究の背景の検討:自分が問題としている課題が、どこまで明らかにされているのか?解決されているのか?また、どのように解決したらよいのか?」「文献検討:自分が問題と考えていること、問題と思うことが、既存の研究で明らかにされていることを探索する」ことから、看護研究への取り組みを始めることを説明しています。

 

学生さんがそれぞれ、小児看護学の講義や臨地看護学実習の体験から、自己の取り組みたいテーマを話し合いました。

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提出期限の2023年11月までの時間を有効に活用し、学生さんの研究への学びが深まることを期待しています。

 

(写真の撮影と使用については学生さんの承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子

2023年4月12日 (水)

小児看護学領域:2023年度小児看護学領域の看護統合セミナーで小児看護専門看護師とのシンポジウムを行いました

看護学部では、4年次生に対し、「看護統合セミナー」を開講しています。

 

2023年4月11日(火)、小児看護学領域は、看護統合セミナーの中で小児看護専門看護師(小児看護CNS)による小児看護学領域 統合セミナーのシンポジウムを行いました。

シンポジウムの目的は、「さまざまな小児看護の現場での看護実践と課題を理解することで、自分の統合実習のテーマと課題を明確化することに役立てる」です。

 

小児看護学領域 統合セミナー シンポジウム開催のお知らせ(配布プリント)

テーマ:小児看護のさまざまな現場における看護実践と課題について

日時:2023年4月11日 1限・2限

場所:母子看護実習室 小児側(2号館エレベーター側)

シンポジウムの目的:小児看護のさまざまな現場における看護実践と課題を理解することで、統合実習のテーマと課題を明確化することに役立てる

 

1.シンポジストによる講演

 子どもと家族をチームで支えよう

 聖隷浜松病院 C7病棟・小児科外来 小児看護専門看護師 鈴木さと美さん

 集中治療における子どもへの看護

 聖隷浜松病院 救命救急センターICU 小児看護専門看護師 一柳雄輔さん

 重症心身障害児施設における小児看護実践と課題

 聖隷三方原病院おおぞら療育センター 小児看護専門看護師 真木 希さん

 

2.小児看護専門看護師とのディスカッション

  お話を聞いての感想や考えたこと、小児看護についてわからないことやもっと知りたいことなど積極的に質問しましょう。

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1.シンポジストによる講演

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2.小児看護専門看護師とのディスカッション

小児看護専門看護師とのディスカッションでは、講演を聞いての感想や考えたことを述べたり、小児看護についてわからないことやもっと知りたいことなどについて学生から積極的に質問がありました。「なぜ、小児看護専門看護師をめざしたのですか?」という質問に、それぞれの動機が語られ、学生さんの小児看護への興味が深まったと思います。

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統合実習に向けて、学生さんがそれぞれ学修を積み上げ、自分の課題を明確化していくことを期待しています。

 

科目責任者 小出扶美子先生のコメント

今まさに小児看護の現場で働いている看護師の方々が、子どもへの看護で何を大切にしているのか、難しいと思っていることなど、講義や実習だけでは学べない内容たくさんあり、小児看護の奥深さを知るよい機会になりました。

 

専門看護師に興味のある方はこちらをご覧ください⇒https://www.seirei.ac.jp/graduate/about/nursing/aim/

 

 

(写真の撮影と使用については学生とシンポジストの小児看護CNSの承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子

2023年2月15日 (水)

小児看護学実習:こども園実習Ⅱをなごみこども園で行っています

小児看護学領域では、3年次の秋セメスター開始からこども園実習Ⅱをはじめています。

小児看護学実習の学生グループのひとつは、2023年2月15日(水)から、社会福祉法人 和光会 なごみこども園で実習を行っています。

なごみこども園は、「一人ひとりの子どもを大切に生きる力を育てる」の理念のもと、0歳児から5歳児までの教育・保育を行う幼保連携型認定こども園です。

三方原台地の広々とした敷地内に多様な遊具があり、園舎は白と木目を基調とした落ち着きのある園です。

今日は、どんよりとした曇り空で、かなり寒い1日になりそうです。

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こども園は聖隷クリストファー大学から、近距離にあるため自転車や自家用車で行きます。

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こども園前の学生さんたちの登園の様子です。Image3

(写真の撮影と使用については使用目的を説明し、保育園の園長先生と学生さんたちに承諾を得て掲載させていただきました。)

文責 小児看護学 市江和子

2023年2月 1日 (水)

小児看護学実習:こども園実習Ⅱを聖隷浜松病院 ひばり保育園で行っています

小児看護学領域では、3年次の秋セメスター開始からこども園実習Ⅱをはじめています。

 

小児看護学実習の学生グループのひとつは、2023年1月31日(火)から、聖隷浜松病院 ひばり保育園で実習を行っています。

ひばり保育園は、聖隷浜松病院で働く看護師等の子どもさんたちを保育する目的で、事業所内保育園が開設されました。キリスト教の精神を基本理念とし、児童福祉法・児童憲章・保育所保育指針等に則り、健康で安全・安心な乳幼児の保育・教育が目指されています。

 

保育園は聖隷浜松病院の近くにあります。Image1

保育園前の学生さんたちの登園の様子です。入り口で手指消毒をしています。Image2

園庭では子どもたちの歓声が響いていました。Image3

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(写真の撮影と使用については使用目的を説明し、保育園の園長先生と学生さんたちに承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子

2022年12月 1日 (木)

小児看護学実習:こども園実習Ⅱを継続しています

小児看護学領域では、3年次の秋セメスター開始から小児看護学実習・こども園実習Ⅱを継続しています。

こども園実習Ⅱは、子ども理解のために、こども園(保育園を含む)における保育に参加し、子どもへの日常生活への援助を実践しています。

 

小児看護学実習の学生グループのひとつは、11月24日(木)から、聖隷クリストファー大学附属クリストファーこども園で実習を行っています。クリストファーこども園は、子どもたちが自然の中で多様な体験を通して、いきいきとたくましく成長することを目指しています。

 

大学の学生ホールに集合して、学生の健康状態を確認します。

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大学を出発します。

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グループ全員で、川沿いのグリーンベルトを歩いて、こども園に向かいます。

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こども園前で手指消毒をする、学生さんたちの登園の様子です。

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こども園の周囲は自然があふれています。今日は快晴です。

学生さんたちの実習開始時には、子ども達は園庭に出て、元気に遊んでいました。

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(写真の撮影と使用については使用目的を説明し、こども園の先生と学生さんたちに承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子

2022年11月 2日 (水)

小児看護学実習:こども園実習Ⅱがはじまりました。

小児看護学領域では、3年次の秋セメスター開始からこども園実習Ⅱをはじめています。

こども園実習Ⅱ(保育園含む)の目的・目標は、以下のようです。

 

目的    健康な小児の保育に参加し、日常生活の援助の実際を通して、小児に適した援助の方法を学ぶ。

 

目  標

行 動 目 標

1.小児の成長・発達の特徴が理解できる。

1) 小児の形態的成長、機能的発達、精神・運動機能の発達の状態が観察できる。

2) 小児の基本的生活習慣の自立の程度が観察できる。

3) 小児の遊びが観察できる。

4)  小児の成長・発達をそれぞれの年齢の標準的な指標と比較し、考察できる。

2.家庭・地域社会など小児をとりまく状況が理解できる。

1)小児が家族・地域社会の一員であることに気づくことができる。

2)小児と家族のかかわりをできる限り観察し、必要時連絡ノートや保育教諭(保育士)から情報が得られる。

3)こども園(保育園含む)の役割、機能、法的根拠などについての知識を確認できる。

3.小児に適した生活援助を実践することができる。

1)小児の成長・発達段階に応じた生活援助が保育教諭(保育士)とともに実践できる。

今年度は、新型コロナウイルス感染症の感染対策を徹底し、臨地に行くことができています。健康観察及び行動履歴確認に沿って、実習生全員の健康状態をチェックしています。

 

小児看護学実習の学生グループのひとつは、11月1日(火)から、聖隷こども園桜ヶ丘で実習を行っています。聖隷こども園桜ヶ丘は、自然に囲まれた環境にあり、広い敷地や木の温もりが感じられる園です。

 

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こども園前にて。学生さんたちの登園の様子です。

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こども園の周囲は緑あふれ、木々は紅葉になっています。新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)がさらに拡大しないことを願っています。

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(写真の撮影と使用については使用目的を説明し、こども園の先生と学生さんたちに承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子

2022年10月11日 (火)

10月6日(木)中学生の体験学習プログラムの模擬授業を担当しました。

2022年10月6日(木)袋井市立浅羽中学校の中学3年生の、体験学習プログラムの模擬授業を担当しました。

 

今回の体験学習プログラムは、「社会に貢献できる大人になろう」というテーマ学習です。中学生が、上級学校を訪問して、授業体験を通して高校卒業後の自身の進路選択に活用できることを目的としています。

 

模擬授業の内容は、「Ⅰ.社会に貢献できることについて考えよう」「Ⅱ.看護について考えよう」「Ⅲ.わが国の看護系大学」「Ⅳ.看護学分野で取得できる資格は何か」「Ⅴ.小児看護の子どもについて考えよう」です。

 

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聖隷クリストファー大学2023入学案内で、看護学部と助産学専攻科の説明をしました。

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看護学部の看護学分野(8分野)について、パンフレットの内容から話しをしました

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中学生の皆さんに、看護学分野における小児看護学の授業の模擬体験として「新生児」と「約7~10か月児」の抱っこ体験していただきました。

皆さん、子どもを抱っこして、小さい子どもの体重が実感できたと思います。モデル人形ですが、子どもの重さから、命の重みが感じてもらえたのではないでしょうか。

 

生徒さんたちには、横抱きと縦抱きの体験をしていただきました。

生徒さんたちから、「思った以上に重い」「ずっしりときた」「首がぐらぐら動く」などの感想がありました。子どもの顔をじっと見つめる生徒さんに、感激しました。

 

生徒さんたちに、テーマ「社会に貢献できる大人になろう」の中で、「仕事につくこと」「看護について考えよう」から、「小児看護」にふれる体験だったのではないかと思っています。

 

(写真の撮影と使用については先生・生徒の皆さんの承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子

2022年9月21日 (水)

小児看護学領域:小児看護学実習のオリエンテーションを行いました

小児看護学領域では、3年次の秋セメスターから開始される臨地看護学実習に関して、小児看護学実習(病院実習とこども園実習Ⅰ・Ⅱ)にむけてのオリエンテーションを行っています。

 

9月16日(金)、小児看護学実習科目責任者の山本智子先生による小児看護学実習全体の説明と、聖隷クリストファー大学附属クリストファーこども園の三輪晴美先生によるこども園実習にむけてのお話をしていただきました。

2022年度は、こども園実習Ⅱを臨地で行うことになりました。臨地看護学実習における子ども理解が深まることを期待しています。

 

最初は、山本智子先生による小児看護学実習全体のオリエンテーションです。

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三輪先生からは、こども園の役割、子どもたちとの関わり方として子どもと接する時の注意点、配慮の必要な子について、危険から子どもを守る、こんな時どうするなどについてお話いただきました。

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「子どもは遊びの天才!」であり、遊びへの関わり方の大切さがあります。三輪先生のお話に、学生たちは真剣な表情で、こども園の子どもたちの様子を聞いていました。保育における子どもたちへの接し方として、「挑戦する子を見守る」「子どもを観察する」ことの必要性が伝わりました。

2020年1月の、日本国内の新型コロナウイルス(COVID-19)感染症確認から2年半が経過しています。その影響下で、看護師等学校養成所においては、看護学生の臨地看護学実習でさまざまな制限がある状況です。

 

2022年度秋セメスターから開始する臨地看護学実習において、こども園実習をはじめとした小児看護学実習には感染症対策を徹底して、実習指導に取り組みたいと思っています。

 

 

(写真の撮影と使用については使用目的を説明し、学生とこども園 三輪先生の承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子

2022年8月 1日 (月)

小児看護学領域統合実習:実習の報告会をしました

2022年7月25日(月)をもって、小児看護学領域の統合実習は、全てのグループの実習が終わりました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の中で、貴重な臨地看護学実習に対してご支援を関係施設からいただきました。

7月29日(金)に実習の報告会を対面と遠隔(Zoom)によるハイブリッドで開催し、小児看護専門看護師(小児看護CNS)に出席いただきました。

担当は、本学大学院看護学研究科の高度実践看護師コース(小児看護学領域)を修了し、小児看護専門看護師(小児看護CNS)の資格を取得した、聖隷三方原病院、聖隷浜松病院で実践を重ねているお二人です。例年、報告会の講評をお願いしています。

学生は、統合実習における各施設のグループのまとめと、学生個人の実習テーマの学びを発表しています。

 

2022年度 小児看護学領域統合実習報告会

日時:2022年7月29日(金)

プログラム

13:25~13:30  オリエンテーション

13:30~14:10  1グループ発表(聖隷浜松病院C7病棟・小児科外来)

14:10~14:50  2グループ発表(聖隷浜松病院C7病棟・小児科外来)

~15分休憩~

15:05~15:50  3グループ発表(聖隷おおぞら療育センター1号館・3号館)

15:50~16:20  全体討議・講評 まとめ

 

実習報告会について

・統合実習での学びと自分のテーマについての学びを発表し、共有する。

・実習グループごとに発表を行う。司会(グループの進行係)を決める。

・発表内容は、個人のテーマに関する学びとグループに共通する学びとする。

 

科目責任者の小出先生からのオリエンテーションです。

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それぞれのグループの学びの発表です。

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聖隷三方原病院 聖隷おおぞら療育センターの小児看護CNSの真木さんからの講評をいただきました。Image4

聖隷浜松病院の小児看護CNSの高さんから、遠隔参加で講評をいただきました。Image5

教員が順番に統合実習全体の学びについて、学びへのコメントを話しました。Image6

小児看護専門看護師に興味のある方は、「看護学研究科 博士前期課程→ CNS・CNAを目指す方へ」をご覧ください。

 

(写真の撮影と使用については学生の承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子