2015年3月23日 (月)

聖隷クリストファー大学では、「実践力のある保健師を育てています!!~Part2」をお伝えします♪

公衆衛生領域では、保健師課程を選択した学生の実践力強化のために、様々な工夫をしています。 今回は、『公衆衛生看護展開論演習』の様子をお伝えします(#^.^#)

新カリキュラムの1年生(12N生)、76名が、20155月から始まる公衆衛生看護学実習の事前準備を兼ねて、コミュニティー・アズ・パートナーモデル※1を活用して、地域診断をおこないました。

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保健師課程を選択した学生は、3~4名の実習グループに分けられ、公衆衛生領域の教員5名と一緒に、半年間のゼミを行ない、地域の健康課題を明らかにする取り組みを行ってきました。

どのような取り組みかといいますと・・・

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して・・・いよいよ316日 (金) 

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2015年3月16日 (月)

留置針を用いた血管確保セミナーを開催しました

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看護師国家試験を終え、卒業を控えた学生さんたちを対象に血管確保セミナーを行いました。

血管確保というのは、点滴治療をするために留置針(長時間の点滴を行うために、血管の中に残しておくための針)を刺すことをいいます。

看護師にとって難しい注射の技術を、動画や注射用の腕モデルを使っておさらいしました。

 

 腕モデルを使って繰り返し練習しました。みんなメキメキと上達します。

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4月から看護師デビューを控えて、真剣に取り組んでいます。

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最後は謎のポーズ(?!)で記念撮影。

また一歩、看護師となる準備ができました。

みなさんお疲れ様でした!

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2015年3月12日 (木)

退職記念『長谷川杯』の開催

 聖隷クリストファー大学がまだ「聖隷学園浜松衛生短期大学」

だった頃から40年以上、この大学一筋で教鞭をとられた先生が、

この春退官されることになりました。

学生と教員有志が先生を囲む記念会を企画し、3月7日(土)に実施されました。

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 当日、在学生、卒業生と家族、教員あわせて約40名が集結し、

昼の部はドッジボール大会、夜の部は記念パーティが行われました。

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ドッジボールは7歳~60歳代までの幅広い年代のメンバーがチームとなって戦いました。

3なぜか土下座の場面も…。

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ドッジボールを楽しんだ後は、花束贈呈と先生からのお言葉をいただきました。

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「一流になりたいなら、三流ではなく一流の環境で学べ」という言葉が印象的でした。

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夜の部は20歳以上限定の記念パーティでした。

パーティといっても、居酒屋、焼酎です。

在学生も卒業生も教員も、先生を囲んで楽しい時間を過ごしました。

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先生が無事に退官の日を迎えられることはおめでたいことですが,

我々にとっては寂しさを感じざるを得ません。

先生、長い間お疲れ様でした。

これからも聖隷クリストファー大学を見守ってください。

2015年3月 3日 (火)

助産学専攻科の1年間の総まとめ、『継続事例報告会』

2月25日(水) 

助産学専攻科の1年間の総まとめ、『継続事例報告会』の日です。

昨年7月から約半年かけて、助産院の継続事例の妊娠期から

産褥1か月までの経過を追い、自分たちが実施してきた助産援助をまとめました。

病院でのお産とは違う、ストレスフリーな環境の中で、

家族や助産師の手の温もりがそのまま伝わるお産を体験された妊産婦さんたちに、

いかに寄り添うことができたのか振り返りました。

発表の最後には、皆自分はこんな助産師になりたい!

と自分のなりたい助産師像を語ることができ、頼もしく思いました。

ご指導いただきました助産院の先生方、

ご協力いただきました妊産褥婦さんどうもありがとうございました。

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2015年2月27日 (金)

助産師国家試験前日の助産学専攻科の様子をお伝えします

2015年2月18日(水)

とうとうやってきました!国家試験。

1603専攻科教室には、

皆さまから寄せられたお守り、お札、激励の色紙が飾られています。

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湯島天神に絵馬を奉納してくださった黒野先生、ありがとうございます。

菅原道真公に縁のある所ばかりだから、神様ケンカしないよね?

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出発前に、専攻科の久保田先生直筆のメッセージカードが、縁起物おやつ♡と一緒に

学生に手渡されました。

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みんな~! 体調は万全ですか~? 受験票は持ちましたね?(親心です)

母性看護学の教員黒野先生、室加先生も激励会に駆けつけてくださいました!

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お見送りに来て下さった、看護学部の先生方、事務の方々、昨年度修了生の皆さん、

どうもありがとうございました。

山下学部長、せっかく来てくだっさたのに、一足違いでバスが出てしまいました。(・・;)

すみませんでした。(ちなみに昨年度は、教員全員置いてきぼりにされたらしい!?)

皆様の応援のおかげで、専攻科学生はみな、元気な顔で出発することができました。

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2015年2月24日 (火)

4年生、看護師♡保健師国家試験に挑む!

平成27219日を皮切りに、助産師(19日)、保健師(20日)、看護師(22日)国家試験が行われました。

本学の学生たちは前日から(元気にかなあ~)試験会場の名古屋に貸切りバスで向かいました。

試験期間中は名古屋のホテルで団体宿泊します。

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本校は、バス4台で会場に向かうのですが、

学生たちはキャーキャー言いながらも

自信に満ち溢れていました。

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教員は、お手製の応援メッセージを持ち

出発するバスを見守っていました。

学生たちがお世話になった事務の方も、3年生までも、応援に来てくれ、

総勢20名以上で見送りました(^0^)/

国家試験対策は3年次から始まります。

4年次になると授業・実習の他に国家試験の補講や国家試験と同じ形式の模擬試験(保健師・看護師で10回ほど)が行われ、学生は専門職になることの厳しさを実感していきます。

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11月頃から本腰を入れ試験勉強に集中していきます。

図書館や演習室、学生ホールで同級生と切磋琢磨して試験勉強!

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図書館で勉強中

国家試験対策の参考書を頼りに勉強しますが、勉強が進むにつれ、参考書は付箋や覚え書きのメモが差し込まれ扇のように膨張していきます。アッパレ、お見事!

持ちやすいようにお手製カバーに包まれたカワイイ!参考書しかもお守り付き!神頼みでなく神様のサポート付き

5_2付箋いっぱいの私の国試参考書

朝の9時から夕方5時頃まで大学で勉強し、自宅に帰って12時頃まで猛勉強したこの3ヶ月。

(涙ぐましい~。でも普段からこれくらいやっていたらもっといろいろわかっただろうに・・・(天の声)

学生さん、自信の程は?「看護師は大丈夫たぶん、保健師は少し自信ない

大丈夫、うちの合格率は全国より高いから・・・)

校門の桜はまだまだ堅いつぼみですが、325日の合格発表の頃には祝うように「サクラサク」でしょう!

今日までよく頑張りましたね。

この4年間で学んだ成果を、発揮してきてくださいね。

教職員一同、皆さんを応援しています!!

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このブログが載る頃は、戦い終えて晴れ晴れと各自が卒業旅行に繰り出しているでしょう。たくましい本学の看護学生たちです。

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聖隷三方原病院玄関フロアに飾られた雛人形

春近し

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2015年2月13日 (金)

実習に向けて! ~なぁるほどミニ知識編・第2弾~

こんにちは。基礎看護学の水野です。

寒い日が続いていますね!

皆さんは風邪をひいたりしていませんか?

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大学でも一時期インフルエンザが流行していましたね・・・。

息子が通う保育園では、最近年長組で1人ずつくらいインフルエンザに罹っているようです。

ママ友の園ではインフルエンザが大流行した!という話も聞きました。

うちの息子のような乳児クラスはインフルエンザが流行ったら大変!

園の職員もみんなマスクをして感染予防に努めているようです。

この時期の感染予防、大事ですね。

 

さて、とうとう来ました!1歳6か月健診のお知らせ!!

2年生はちょうど今、実習中ですね!?

 

1歳6か月健診では、からだ、運動面、こころ・発達面、生活リズム、食事、歯、子育て・家族の様子などをみてくれます。

浜松市では4か月のときと10か月のときに健診が公費で受けられるので、そのときに受けたっきり。

鼻水や咳での受診や予防接種で毎月のように小児科に行っているけど、いざ“健診”となると緊張しますね!!

「お母さん、虫歯になってますよ。歯磨きしてますか?」

とか言われたら、歯磨きしてたとしても“私、ちゃんと子育てできてない・・・”って思っちゃいますよ、きっと。

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なので、風邪で実家に預かってもらってた間に歯磨き大嫌いになってしまった息子に、何としてでも“歯磨きは朝晩しました!”という事実を作ろうと必死に格闘中。

 アンパンマンや機関車トーマスなど、好きなアニメを見ながらやったり、甘い味のマウススプレーや歯磨き粉を活用したり。

まだうがいができないので、フッ素入り歯磨き粉をガーゼで拭き取るのが面倒でした。

最近は、キシリトール入りのタブレットを使ってます。


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本当は歯磨き後に使うものだけど、大好きなグレープ味のタブレットをなめてる間によだれまみれになりながら磨くのが一番磨きやすいし、楽です。

でも、まだイヤイヤするので、指を噛まれながら毎朝・毎晩格闘してます!!


 

 成長・発達も気になります!

見た目子どもらしい体型してるし、太すぎるわけでもないし、歩くし、ボールも投げるし、蹴るし、できることは増えてきたけど。

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最近は「タクシー」と「バス」と「救急車」が大好きで、ワゴン車とかトラックとか見ると全て「バス」、白い車は「ちゅーちゅーしゃ」って言ってるけど。

それでも、この行動はいいかしら?と不安になることがたくさん!


 

先日、保育園の懇談会で、「早寝・早起きのリズムをつけてくださいね」と言われ、“うーん?夜更かしは何時から??朝は何時までに起きればいい?私、大丈夫?”と心配に。

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ママさんたちにも聞いたら「私も!何時か聞きたかった!」と。

ママ同士で、夜は9時までに寝かせばいいね、朝は7時までに起きればいいね、と確認。

毎日朝5時から6時半までには起きてるし、夜は8時台に寝るので大丈夫かな。


 

家に帰ったとき、食事の前の手洗いも、まだまだ「泡あわしようね」とか「はい、手を洗うよ!」と洗面所に連れていって、抱き上げて洗わないといけないので、大変。

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「ペチャペチャ」と、濡れた袖を見て言われます・・・。

言葉の発達は順調のようです。


 

食事が一番問題かな。

「あった!」とウインナーやエリンギ、しめじ、レーズンだけつまんで食べる、トーストはきなこかかったところだけを剥がして食べる、キャベツはベェーッと出してポイする、納豆ごはんは好きだけど、ママの納豆を先に食べようとする。

午後のおやつはエンドレス・・・。

膝に座らせると食べるけど、椅子はイヤとか。

保育園でおままごと遊びをしてエプロンをしていたからか、お食事エプロンはイヤって外すので、急いで普通のエプロンをネットで注文。今日届くかな?


 

自我が出始めてるので、難しいお年頃。

お散歩も外遊びも、切り上げ時を真剣に悩み、保育園の先生のマネ。

「いっぱい遊んだねー。楽しかったねー。まだ遊びたかったねー。また明日遊ぼうねー」

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こんな子どもたちが大集合する16か月健診!実習楽しみですね!!

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*解説1 ロタウィルス胃腸炎は特に感染力が強く、実習ではもらわないよう要注意です。

*解説2 看護者はこれまでの育児をねぎらい、保護者を不安にさせない対応が大切です。

*解説3 フッ素入り歯磨きは飲み込まないようにすること。中毒になる場合があります。

*解説4 本当は「早起き・早寝」(早起きするから早寝ができる)です。日本の子どもは世界でも有名な夜更かし・寝不足で、脳発達や将来の体への影響が心配されています。

*解説5 「手づかみ食べ」は目と手と口の協調運動であり、摂食機能(食事をする機能)の発達の上で重要な役割を担う(2007年「授乳・離乳の支援ガイド」厚生労働省)

 

結論:水野先生のお子様は変わらず健康で理想的な成長をしており、特に起床と就寝の時間が素晴らしい!

厚生労働省も勧める「手づかみ食べ」もバッチリで、水野先生は子育て上手な優秀なお母さんです。

(解説:小児看護学  宮谷 恵)

(レイアウト:老年看護学 松元 由香)

 




2015年2月 6日 (金)

アドバイザーグループの懇親会(4年生にいろいろと聞いてみよう~の巻)

先日、担当するアドバイザーグループの懇親会が行われました。

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今回のテーマは、

「学校生活の悩みや進路などの相談を、やさしい先輩に聞いてみよう!」でした。

4年生を中心に1~3年生が囲んで、グループを作り、

わいわいとお菓子を食べながら、

有意義な時間を過ごしてもらえるような工夫をしてみました。

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1~3年生の問いかけに、4年生の先輩たちは、とても親身に耳を傾けて話を聞いていました。

そして適切なアドバイスとエールを後輩に送っていました。

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なかなか大学では学年を超えた関わりが(サークルなど以外では)少ないので、

こういったアドバイザーグループでのイベントを

今後も積極的に行っていければいいなと思っております。

グループの4年生の皆様、ご協力ありがとうございました。

 (成人看護学 小池)

2015年1月30日 (金)

3年生の小児看護学実習中の一コマから

母性看護学実習に引き続いて、3年生の小児看護学実習中の一コマを紹介します。

昨日まで小児科病棟で実習し、病気で入院している子どもに対する看護を考え、実践してきました。

今日は学内日。

学内日は何をしているのかというと

明日から行う保育園実習のオリエンテーションを行っています。

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(みさなん、真剣に実習中の注意事項を確認しています。)

その後、昨日までの実習を振りながら、実習記録をまとめていきます。

このブログを見て下さる方々に小児科病棟での実習の感想や学んだことを教えてくれました。



Aさん「こっちが真剣に接すれば、子どもは答えてくれる♡」

Bさん「子どもたちの一人一人の笑顔や強さ、優しさに、

    逆に元気をもらいました。」

Cさん「子どもは遊びの中で、他者とのコミュニケーション能力を培い、

信頼関係を築いていく。子どもにとって遊びは生活の一部として

大切なことだと学んだ。」

Dさん「子どもは大人が思っている以上にパワーがあって、いろいろなことを

考えていることがわかった。逆に子どもからいろいろなことを教えられました。」



実習では子どもたちと誠実に向かい合い、疾患に対する看護だけでなく、家族に対する看護や検査を受ける子どもの看護などさまざまなことを学んでくれていました。

翌日、保育園実習の出発前に写真をパチリ。

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保育園実習では



Aさん「基本的生活習慣の自立に向けた援助を学んできます。」

Bさん「親と離れて保育園で過ごす子どもが、寂しくて泣いてしまった時の対応について

    学んできたいです。」

Cさん「子どもの目線にあわせてコミュニケーションとってきます。」

Dさん「子どもとたくさん遊んで、遊びの発達について学んできます。」



それぞれが目標を持って、元気に出発していきました。笑顔がステキです。

 


2015年1月27日 (火)

健康科学の学術大会 / オリンピックのメダル(金、銀、銅)が一般公開

今回は学部教員の活動として、学会の学術大会についてお伝え致します。

平成26年9月20日(土曜)~21日(日曜)に、アクトシティ浜松のコングレスセンターで

「日本健康科学学会 第30回学術大会」

(学術大会長 石井敏弘/聖隷クリストファー大学看護学部教授)が開催されました。

「上質な生活を培う健康科学‐‘和み'と‘美'のセンスを磨く‐」でした[図1]。

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【 図1.学術大会の看板】

‘健康科学’は広範な領域に及ぶので、

食・栄養、身体活動・運動、精神・心の健康などの講演、

シンポジウム、ワークショップなどがありました[図2]。

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【図2.学術大会のポスター】

学会の学術大会への参加は学会員に限定されるのが通常ですが、

一般にも著名な講師による講演は公開特別講座として

一般の方々が無料でご参加いただけるように行われました〔図3〕。

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【図3.公開特別講座のポスター】

 オリンピック3大会で金メダル5個、銀メダル1個、銅メダル3個を獲得された

体操のスーパースターである塚原光男氏の公開特別講座では

‘ハッピー・ビッグ・サプライズ'がありました。

オリンピックのメダル3種(金、銀、銅)を会場でご展示いただき、

来場者が手にとることもご快諾くださいました〔図4〕。

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【図4.塚原光男先生のオリンピックメダル】

‘生涯の嬉しい想い出'となった方は多かったことでしょう。

学術大会の運営をお手伝いいただいた学部学生さんも

3つのメダルを手にして、少し緊張した笑顔でした。

 看護に関係するプログラムとして

「介護家族と看護・介護専門職の共同ワークショップ

自宅で‘上質な看取り'を実現するのに大事なこと、必要なこと」

が組まれました。これも一般の方々とご一緒することで実現できました〔図5〕。

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【図5.介護家族と看護・介護専門職との共同ワークショップ】

学会が主催する学術大会ですから、

学会員による発表と質疑応答も活発に行われました〔図6〕。

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【図6.一般演題(示説):発表と質疑応答など】 

学術大会の準備・運営には、実行委員会や事務局として

看護学部教員や聖隷福祉事業団職員らが携わりました

(実行委員長、事務局長 鈴木知代/聖隷クリストファー大学看護学部教授)。

また公開特別講座の開催では本学保健福祉実践開発研究センターの協力がありました。

当日は学部学生さんにもお手伝いいただきました。

学部教員による、学会と共同した学術の社会貢献について

知っていただけたら嬉しいです。