2015年6月26日 (金)

在宅看護学実習 終了しました!

2014年10月20日から開始した在宅看護学実習が、2015年6月19日に終了しました。

2週間実習、159名が履修しました。

学生が同行訪問することにご協力いただきました地域の皆様、

実習施設のスタッフの皆様、ありがとうございました。

実習施設の学生駐輪場の栗の木も、冬の姿から、

6月の青々とした姿に変化しました。日々栗の木に励まされ頑張りました。

1 2週間実習、1日間はケアマネージャーさんと同行訪問をさせていただきました。

今日は、大学に隣接したケアマネージャーさんの事業所実習なので、歩いて移動します。

2

 5日間は、訪問看護ステーションで同行訪問をさせていただきました。

学生が後部座席に乗り込み出発するところです。1時間の訪問看護頑張りましょう!

3 スタッフカンファレンスにも参加させていただき、福祉機器取扱いの勉強会も参加してきました。

4

2週間実習最終日は、全員が帰校して、まとめのカンファレンスを行います。

学生の発表を傾聴し、ディスカッションをしています!なんだか楽しそうです。

5

6

このグループはカンファレンスが終了して、

 学生による実習評価を行っています。

 教員も学生から評価を受けます。

教員は席を外して学生が評価しやすい環境を提供しています。

7

写真の掲載については、実習施設・学生からの許可を得て掲載しています。

2015年6月 8日 (月)

「急性期看護学実習(5クール)、がんばりました!!」

こんにちは、成人看護学領域氏原です。

今回は急性期看護学実習最終日に行った「ヒヤリ・はっとカンファレンス」の様子を紹介します。

実習中にヒヤッとした体験やハッとしたことなどをSHELLモデルで分析しています。

まずは、体験した「ヒヤリ・はっと」場面の共有です。みんないろんな体験をしていました。

1_2

2

3

たくさんの意見や疑問、解決策などが出ました。

さすが4年次生、発想も豊かで、目の付け所がすごい!! 

看護師の役割もしっかり考えることができました。

話し合った内容は学内全体カンファレンスで発表して、他の病棟で実習した学生と共有します。

急性期看護学実習では手術見学もあり、みんなドキドキで実習スタートしました。

記録は書けるかな?手術見学で倒れないかな?

看護師さんは優しいかな?寝坊しないで毎日実習に行けるかな?

・・・不安や緊張でいっぱいでした。

でも、こんなに笑顔いっぱいで実習を終わることができました!!

4_3

5_2

このユニフォームを着ることも残り少なくなりました。

体調に気を付けてこれからもがんばってください。応援しています。

2015年5月29日 (金)

海外からの研修生へのおもてなし

2015 531日(日)~69日(火)にアメリカからサミュエルメリット大学の学生さん、613日(土)~620日(土)にシンガポールからナンヤン理工学院の学生さん達がクリストファー大学や近隣の病院・施設へ研修に訪れます。

良い学びをしていただけるように、お迎えする準備をしています。

写真はクリストファー大学の学生さん達が「ようこそ!日本へ!クリストファー大学へ!」と暖かくお迎えするために作っている寄せ書きです。今回はその一部をご紹介します。

1

地元の名産、三ケ日みかんをモチーフにした模様で飾られました。

学生さん達の手書きのメッセージや絵で賑やかになっていきます。

2

毛筆のメッセージも学生さんの直筆です。これぞ和のおもてなし!

3

1階玄関にある「日めくり」も学生さんの手作りです。

海外の学生さん達との交流で、クリストファー大学の学生さん達もたくさんの学びを得られること間違いなしです!

4





2015年5月22日 (金)

助産専攻科の演習風景から

今回は、助産学専攻科の演習風景をお届けします。

6月の臨地実習に向けて、校内での助産技術演習にも熱が入ってきました。専攻科で注文した白衣がまだ届かず、学生はみな自前の白衣で演習に臨んでくれました。 

ー422日ー

某業者さんのご厚意により、超音波断層装置のデモ機をお借りすることができ、超音波診断の研修会が実現しました。初めての器械に恐る恐る触れていましたが…、「画面の左右、どっちが母体の頭側?」「上がお腹ってどういうこと?」「今何が写ってるの???」などと言っていた学生も、画像の見方がわかってくると、だんだん面白くなってきて、最後には皆、画面に釘付けになっていました。

1

2

説明を受けるのも、みな真剣な眼差しです。

超音波断層装置は、今や医師だけが扱えるものではなくなり、助産師も、助産院や助産師外来はもちろんのこと、病棟においても扱う機会が増えています。もっともっと勉強しなくては!!

ー421日ー

本日は、妊婦健康診査の演習です。

聖隷三方原病院勤務の助産師さんに、妊婦健診でのプロの技を見せてもらいました。助産師さんの手際の良さと、妊婦さんとの会話の滑らかさ、その優しい口調、そして妊婦さんへのさりげない配慮の仕方をみせていただき、自分たちは、数か月後にこんな妊婦健診ができるのだろうかとため息をついていました。

でも、助産師さんが配慮していることに気付ける学生たちもすごいです!

3

ちなみに、このお腹は自腹ではありません!? 

某教員が、保冷材に胎児人形を埋め込み子宮を作成し、ゴムの腹壁を被り妊婦になりました!

4

後半は、妊娠33週の妊婦さんにご登場いただきました。助産師役の学生は緊張しまくり、手は震え、事前学習してきた手順もすっ飛んでしまいましたが、最後まで助産師として演じてくれました。このドキドキの体験が、学生たちの成長の糧となります。きっと、いい助産師さんになれますよ。

5

最後に、助産師さんと妊婦さんとで、リアルな妊婦健診の1コマを演じてもらいました。

みな、助産師さんの言動を1つも見逃さないという勢いでした。

ご協力いただいた、助産師さん、妊婦さんどうもありがとうございました。元気な赤ちゃんを無事ご出産されますようお祈りします。

 



新人看護師さん、奮闘中!!

こんにちは。

今日は嬉しいニュースをお知らせします☆

4月から、1か月が過ぎ、3月に卒業した先輩が

大学へ遊びに来てくれました(^0^)/

3月に看護師国家試験に合格し、

すでに病棟で看護師として働いているのです!

1

新人看護師2人は

「できない自分が悲しい」

「もう、1人立ちで、不安」

「患者さんから質問されて答えられないのがつらい」

「わからないことだらけで、勉強の毎日」

「何度やめようと思ったか・・・」

「明日から、夜勤が始まり不安」

話している最中、涙してしまう場面もありました。

きっと、真剣に看護と向き合っているからこそ、

色々な思いが込み上げてくるのですね。

実習していた学生時代より、責任感が大きくのしかかって

いるように思われました。

 

私も〇年前は新人でしたが、

業務拡大のたびに嬉しさと怖さとで

出勤することがつらい時期もありました。

失敗したとき、患者さんと向き合えない時期もありました。

自問自答しながら、看護師を続けていたように思います。

 

新人時代は大学の友人に、

とにかく話しを聞いてもらっていたことを思い出します。

是非、友人や身内、教員に話しを聞いてもらってくださいね。

1人で抱え込まないでくださいね。

 

きっとこの1年は長いようで、あっという間に通り過ぎていきます。

早く仕事をこなすということより、丁寧に看護してください。

焦らなくてもいいのです。自分を見失わずに、就職するとき抱いた目標を大切に、

なりたい看護師像に一歩一歩近づいてみてください。

 

フレーフレー 応援しています <(^0^)>

1年後の姿、期待しています!

2



2015年5月 8日 (金)

頼れる先輩達とお近づきになりました

気温が上がり夏の雰囲気も漂いはじめた今日この頃、いかがお過ごしですか。

本学では今、新入生を迎えてのアドバイザー交流会があちらこちらで開かれています。

アドバイザー制度は担当教員を中心に学生同士がグループで交流し、

充実した大学生活を支え合う制度です。

 交流会の内容は、バーベキュー、スポーツ、講師を迎えての勉強会などさまざま。

こちらのグループではランチミーティングを開きました。

1

最初はちょっと緊張の雰囲気。

すかさずベテラン教員が場をほぐします。

「そうね、まずはお互いのことをよく知りましょう!」

2

教員のリードで「他己紹介」というゲームに挑戦。

2人ずつペアになり、お互いを相手に代わって紹介します。

3

「あの科目の攻略は難しいですよね〜」「私もです!」

4

楽しいひとときに親交が深まりました。

新入生は頼もしい先輩達とお近づきになり、少しホッとしたのではないでしょうか。

 今年、新入生を迎えた2年次生も、去年は緊張と不安で一杯の新入生でした。

1年間の成長にはめざましいものがあります。

学生達の飛躍の1年を、アドバイザー教員は温かく見守っていきます。

2015年4月30日 (木)

さすが!4年次生。

成人看護学領域の藤浪です。

今回は、41721日の2日間にわたり行われた看護技術演習の一コマを紹介します。

演習のテーマは「輸液ポンプ」「心電図モニター」の取り扱いです。

これらの医療機器は、臨床現場で目にすることが多く、臨床実習で学生が受け持たせていただいた患者さんが使用しているケースも多々ありました。

学修の必要性を理解している4年次生は、積極的に演習に取り組んでいました。

 

また、今回の演習では、学生さんから「さすが4年次生!」と感じられる質問をいくつか受けました。

様々な経験を積み、着実にプロとして成長している4年次生。

なんだか、とてもうれしくなりました・・・・。これから始まる春セメの急性期実習・統合実習がとても楽しみです!

Photo_2

Photo_3

Photo_4

21日演習の皆様:写真撮影のご協力ありがとうございました!!

また、お忙しい中、片づけへのご協力も感謝いたします。)

2015年4月24日 (金)

4年生 統合実習(慢性看護学領域)のご紹介 – 演習が始まりました!

新年度になり、4年生の統合実習が始まりました。

統合実習は、学生最後の実習として、4年間学んできた知識・技術を統合しながら、

現場の専門職とともに看護の実際を経験する実習です。

学生は7つの看護学領域から自分が実習したい領域を希望して、2週間の実習を行います。

 慢性看護学領域は、病院の内科系病棟で7月に2週間の臨地実習を行います。

その前の演習が先週から始まりました。

統合実習ではケア度の高い患者様を受持つため、

根拠と安全性を考慮した看護技術を確実に行うことが求められます。

患者にあわせた援助が行えるよう、

ベッド上しか動けない嚥下機能(飲み込み能力)の低下した患者を想定して、

実習で実施する可能性の高い看護技術の復習を行いました。

まずは、先生から援助のポイントについて、レクチャアを受けました。

基本的な手順は低学年で学習していますが、

嚥下機能の低下した患者に対して援助することを想定すると、

誤嚥を起こさないために、援助のタイミングや患者の体位、

方法の工夫など細やかな配慮が必要になります。

Photo

その上で、経管栄養のモデル人形を使用して、栄養物注入前の確認事項を復習。真剣です!

2

実際の患者の身体の中は見えないけれど、

解剖学的な知識を踏まえて援助を行うことが大切です。

演習ではモデル人形を使用して、

身体構造を確認しながら行えるので理解が深まります。

3

こちらは、点滴静脈内注射薬の準備。

医療事故につながりやすいポイントを踏まえて、

ミスを起こさないよう一つ一つ確認して行うことが大事です。

しかし、臨床では患者をお待たせしないよう、効率的な看護技術であることも重要です。 

基本的な手順は確認できたので、この後、

7月の統合実習まで各自が空き時間を利用して、

さらなる看護技術の上達を目指して自己練習(セルフトレーニング)を繰り返していきます。

みんな、頑張れ!!

4

また、これまでの実習では患者1名を受け持って看護を学んできましたが、

統合実習では卒業後に向けて複数の患者を受け持ち、

優先度や時間管理を考えながら看護を行うことを経験します。

そのため、複数患者に対する行動計画作成の事前課題への取り組みも、あわせて開始しました。

そして統合実習直前の7月に、

事前課題と看護技術を合わせた演習を行った上で、臨地での実習本番になります。

統合実習は初めてケア度の高い患者様を受持つため緊張しますが、

看護の実際を経験でき、将来看護師として働くことに向けてのやりがいや楽しさも感じられる実習です。

実習目標の達成に向けて、これからも主体的に取り組んでいきましょう。

2015年4月17日 (金)

2015年春の看護学部の出来事

20153月下旬から4月にかけてあった、看護学部の出来事をお伝えします。

1. 春のオープンキャンパスで二つの体験授業とナビゲーションコースでの学部紹介を行いました。

324日(火)に春のオープンキャンパス開かれ、看護学部では、A:「患者と看護師を感染から守るPPE(personal protective equipment)演習」とB:「赤ちゃんを知ろう!」の2つの体験授業を行いました。

また、全学ナビゲーションコースの看護学部の紹介の中で、ボランティア学生の2年次生が基礎看護学で学修した、「車いす移乗」の技術を披露してくれました。

 体験学習A:「患者と看護師を感染から守るPPE(personal protective equipment)演習

2_3


1

真剣に説明を聞いていただきました!)

5

  (手の消毒)  (うまくできるかな!:ゴーグル・マスクガウンの着脱)

体験学習B:「赤ちゃんを知ろう!」(参加高校生32名)

「生まれてすぐの赤ちゃんには、どのような機能が備わっているのか、想像できますか?」

今回の体験授業では、赤ちゃんの特徴を知り、育児する中で必要なオムツ交換や沐浴(赤ちゃんのお風呂)などを体験していただきました。

7_2

  (オムツ交換してみました)   (上手く抱っこできるかな?)

☆ナビゲーションコース:「看護のお仕事」のお話と「車いす移乗」の見学(参加高校生12名)

 看護学部のナビゲーションコースでは、前半に「看護のお仕事」についてお話を聴いていただき、後半に短時間ですが、基礎看護実習室で、看護学部2年生の「車いす移乗」の様子を見学していただきました。

8

 (モデル役の学生を起こします)    (車いすに移乗します)

 

2. 42日に入学式がありました。

看護学部では、160名の新入生と1名の編入生を、助産学専攻科では、17名の入学者を迎えました。42日(木曜日)の入学式、オリエンテーションや新入生セミナーの後、46日より授業が始りました。また、大学院の看護学研究科では、前期課程に3名と後期課程に4名の入学者を迎えました。


                              

 




2015年3月25日 (水)

看護学部教員の「餃子パーティ」今年も開催

昨年もこのブログでお伝えした看護学部教員の「餃子パーティ」、

今年も3月9日に開催されました。

リハビリテーション学部の顧寿智先生のご指導の下、

具も皮もすべて教員たちの共同作業で手作りした「水餃子」を、

みんなで一緒に楽しく食べる、年に一度の恒例行事となっています。

1

手作りらしく、餃子の形や大きさはさまざま。

作り手の個性も反映されて、皮のかたちも具の量もひとつひとつ違います。

でも、そこが「餃子パーティ」の醍醐味。

例年ですと、皮か具のどちらかが余ってしまうことが多いのですが、

今年はほぼぴったり余りなし。

参加メンバーのスキルアップを感じさせます。

2

包んだ餃子をお鍋で茹で上げれば、水餃子の完成です。

モチモチの皮に包まれた水餃子を特製のたれにつけていただきます。

3

楽しさと美味しさと笑顔が溢れる「餃子パーティ」、

学内に餃子の芳醇な(?)香りを振りまきつつ、

今年も無事に行うことができました。

また来年もよろしくお願いします。