5-1.教員の研究活動・社会貢献 Feed

2015年10月 2日 (金)

第6回せいれい看護学会学術集会が開催されました!

2015年9月12日(土)「第6回せいれい看護学会学術集会」が本学にて開催されました。

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この学会は、看護実践の場に携わる多くの看護専門職や学生そして教員が多く集まります。そして、領域にとらわれない看護の研究発表や実践報告がされ、最新の情報や課題を共有化できることが特徴です。今年も「療養生活支援」「安全管理」「母性看護」「看護管理・看護教育」「在宅看護・精神看護」など幅広い内容で発表が行われました。

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講演については、式守晴子学術会会長(静岡県立大学特任教授)による会長講演をはじめ、武井麻子先生(日本赤十字看護大学名誉教授)による特別講演「ひと相手の仕事はなぜ疲れるのか-組織と個人の間で-」や本田美和子先生(独立行政法人国立病院機構 東京医療センター 総合内科医長)・膽畑敦子先生による看護技術セミナー「ユマニチュード-哲学にもとづいた実践的なケアの展開-」といった講演内容であり、座る席を確保するのが大変なくらい盛況でした。

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また、学会には看護学部の学生が1年から4年まで幅広くボランティアに参加してくれ、教員と共に一緒に運営してくれました。授業以外でも、先輩や後輩、学生と教員が交流できる場はとても貴重ですね。

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来年度も本学が会場となり、第7回せいれい看護学会学術集会が開催されます。

皆さまのご協力、多数のご参加を心からお待ちしています。

(※写真の掲載は、参加者及び学生の皆さんの承諾を得ています)

2015年1月27日 (火)

健康科学の学術大会 / オリンピックのメダル(金、銀、銅)が一般公開

今回は学部教員の活動として、学会の学術大会についてお伝え致します。

平成26年9月20日(土曜)~21日(日曜)に、アクトシティ浜松のコングレスセンターで

「日本健康科学学会 第30回学術大会」

(学術大会長 石井敏弘/聖隷クリストファー大学看護学部教授)が開催されました。

「上質な生活を培う健康科学‐‘和み'と‘美'のセンスを磨く‐」でした[図1]。

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【 図1.学術大会の看板】

‘健康科学’は広範な領域に及ぶので、

食・栄養、身体活動・運動、精神・心の健康などの講演、

シンポジウム、ワークショップなどがありました[図2]。

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【図2.学術大会のポスター】

学会の学術大会への参加は学会員に限定されるのが通常ですが、

一般にも著名な講師による講演は公開特別講座として

一般の方々が無料でご参加いただけるように行われました〔図3〕。

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【図3.公開特別講座のポスター】

 オリンピック3大会で金メダル5個、銀メダル1個、銅メダル3個を獲得された

体操のスーパースターである塚原光男氏の公開特別講座では

‘ハッピー・ビッグ・サプライズ'がありました。

オリンピックのメダル3種(金、銀、銅)を会場でご展示いただき、

来場者が手にとることもご快諾くださいました〔図4〕。

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【図4.塚原光男先生のオリンピックメダル】

‘生涯の嬉しい想い出'となった方は多かったことでしょう。

学術大会の運営をお手伝いいただいた学部学生さんも

3つのメダルを手にして、少し緊張した笑顔でした。

 看護に関係するプログラムとして

「介護家族と看護・介護専門職の共同ワークショップ

自宅で‘上質な看取り'を実現するのに大事なこと、必要なこと」

が組まれました。これも一般の方々とご一緒することで実現できました〔図5〕。

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【図5.介護家族と看護・介護専門職との共同ワークショップ】

学会が主催する学術大会ですから、

学会員による発表と質疑応答も活発に行われました〔図6〕。

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【図6.一般演題(示説):発表と質疑応答など】 

学術大会の準備・運営には、実行委員会や事務局として

看護学部教員や聖隷福祉事業団職員らが携わりました

(実行委員長、事務局長 鈴木知代/聖隷クリストファー大学看護学部教授)。

また公開特別講座の開催では本学保健福祉実践開発研究センターの協力がありました。

当日は学部学生さんにもお手伝いいただきました。

学部教員による、学会と共同した学術の社会貢献について

知っていただけたら嬉しいです。

2014年11月10日 (月)

「まったりほんぽ」活動報告

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昨年の出店で大きな反響をいただいた看護学部助教によるお店「まったりほんぽ」です。

今年も11月1日に行われた聖灯祭に出店をいたしました。

おかげさまであいにくのお天気の中たくさんの方に足を運んでいただきました。

前日夕方、みんなで協力して会場を設営。

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商品の陳列やテーブルセットなどこだわりのレイアウトで完成しました。

広報活動にも抜かりはありません。

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まったりほんぽは「ほっこりとした楽しいお店」がコンセプトのお店で、

3部門(カフェ部門、バザー部門、ゲーム部門)に分かれています。

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おしゃれな方々にたくさん買っていただきました。

カフェ部門は、今年もドリンクとパンケーキで勝負です。

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パンケーキは材料の生クリームがなくなり、昼過ぎに売り切れとなりました。

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ゲーム部門は、ヨーヨー釣りなどゲームと駄菓子で盛り上がっていました。ちびっこ店員たちも大活躍でした。

今年の売り上げも昨年同様

「特定非営利活動法人・世界の子どもにワクチンを基金」ならびに

広島土砂災害被災者等への寄付を予定しています。

みんなで記念撮影です。

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お気づきだと思いますが、お揃いのいわゆる「タミT」というやつです。

(真ん中のメガネシャンパン兄さんもちゃんと「タミT」着用しています)

 ご来場いただきましたみなさま、ありがとうございました。

来年も、またみなさまにほっこり楽しんでいただけるようなお店を目指してがんばります!

2014年10月14日 (火)

プラハでのICM国際学会に参加して

助産学専攻科 久保田君枝

第30回 国際助産師連盟(The International Confederation of Midwives ;ICM)大会が、2014年6月1日~5日までチェコ共和国のプラハにて開催された。約130か国から約3,800人が参加する大会でした。

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プラハの街です

大会のテーマは「世界中で女性の健康を向上しよう」演題は世界85か国から1,360題の提出があり、日本からは口頭発表演題9題、ポスター発表73題でした。

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カレル橋と火薬棟です

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「世界の助産」報告:グローバルレポートの発表場面です。

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質問に答えている場面

Q,低出生体重児の出産が増えることがなぜ問題なのか、昔は小さく産んで、大きく育てればよいといわれていたのになぜですか?

A,低出生体重児は胎児期に低カロリーに曝され遺伝子が組み替えられるために、成人になって、ストレス等が加わると生活習慣病になるという説(バーカー説)の説明をしています。

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ドイツ人の助産師さんと研究のお話をしてお友達になりました。

ドイツの妊婦さんの栄養は高カロリー傾向にあり、ダイエットを指導するのに

苦労しているようでした。

Institute母子ケアセンターの見学

建物から歴史を感じさせてくれる母子センターです。

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母子センターは(日本の総合周産期母子医療センター)と同じ役割をもっている病院です。

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分娩室の分娩台、インファンとフォーマー、保育器は日本と変わらない器材を使っていました。

皆さん、国内、国外の学会に参加してみませんか!

 学会に参加することで新しい知見を得ることが多々あり、いろいろな方との出会いがあり、思いがけない楽しみがあります。

 自分を成長させるためにも、仕事のスキルアップのためにも学会に参加しましょう。

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ブルグガーデンのモーツアルト像 (ウイーンにて)



2014年6月19日 (木)

せいれい看護学会 第4回学術集会のご紹介

2014315()に、せいれい看護学会 第4回学術集会が本学で開催されました。

医療現場のニーズに応え、さらなる看護の発展につながる研究の推進にむけて、看護職者の相互交流や意見交換、研究発表の場を作り出す目的で、「せいれい看護学会」は20105月に設立されています。

4回となる学術集会では、浜松市リハビリテーション病院総看護部長の渡邊昌子様が会長をつとめて、「輝く未来へ 生活をつなぐ」をメインテーマに開催されました。

高齢社会を迎えた現在、利用者のQOL向上のために医療、福祉、地域における生活をつなぐための協働、連携が必須となっています。

利用者の生活をつなぐために、看護がなすべきことを多角的視点から考え、新たな協働・連携を創造していくことをめざして、講演、シンポジウム、ワークショップ、交流集会、一般発表などが行われました。

会長講演では、テーマをもとにリハビリテーション看護を担う立場からの地域医療連携拡大に向けたシステム構築の必要性についての講演が行われました。

会長講演1
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会長講演
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シンポジウムは『シームレスにつなぐ看護を考える -医療、福祉、地域の立場から-』をテーマに、 急性期病棟、回復期リハビリテーション病棟、訪問看護ステーション各々のシンポジストから連携についての話題提供と、フロアを交えての討論が活発に行われていました。

シンポジウム1

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シンポジウム2

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交流集会では、本学卒業生で聖隷三方原病院 がん看護専門看護師大木純子さんが『在宅で過ごしたい希望を支えるための医療・福祉の連携-顔の見える関係の大切さ-』をテーマに、参加者と充実したディスカッションが行われていました。
交流集会

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一般演題の発表では、近隣の病院の方だけでなく、聖隷横浜病院や他県の大学教員の発表も行われていました。

私も示説発表を行いました。

示説発表

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今回の企画・運営は、
浜松市リハビリテーション病院、聖隷浜松病院、聖隷訪問看護ステーションの方々と、聖隷クリストファー大学の教員が協力して行い、盛況裏に開催できました。


看護学部の3,4年生の学生さんもボランティアとして、運営に協力してくれました。
協力ありがとう!

アルバイト学生

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病院や訪問看護ステーションの方とも、幅広く看護の知識や現状を共有でき、
協働・連携について互いに学びあうことのできた有意義な学術集会でした。 

次回は、20141018() 聖隷浜松病院 副院長兼総看護部長 勝原裕美子様が会長をつとめられて、「広がる感動! 看護の喜び、楽しみ」をメインテーマに、アクトシティ浜松 研修交流センターでの開催が予定されています。
皆さん、是非ご参加ください。

 

2014年3月17日 (月)

国際学会に参加しました!

大学の教員の役割として研究があります。

今回はこの夏に参加した国際学会のひとコマをご紹介します。

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2013年7月22-26日にチェコ共和国のプラハで開催された、 

「24th International Nursing Research Congress」に参加してきました。

本学からは、基礎看護学の教員(渡邉順子先生、坂田五月先生、

炭谷正太郎先生、篠崎惠美子)の4名です。 

日本からフィンランド航空にてヘルシンキ(フィンランド)へ飛び、

そこから乗り継いでプラハへの15時間ほどの長旅でした。

プラハといえば、1000年以上の歴史を持つ古都として世界遺産に登録されています。

ヴルヴァ川に、プラハ城へと続くカレル橋というプラハ最古の美しい石橋があります。

ここには世界中の観光客であふれています。

この橋は全長520mありますが、両側の欄干には30体の聖人像がたっています。

写真は最初に建てられたもので、聖ヤン・ネポムツキー像です。

この像に触れると幸運が訪れるといわれていて、私も触ってきました。

皆さんが触るためか、ピカピカと光り輝いています。

幸運はというと、ご想像にお任せします(笑)

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プラハというと、芸術の街なのですが、オペラなども有名ですよね。

そして、チェコらしい芸術というとマリオットです。

あちこちにマリオット人形のお土産物屋さんや、人形劇を上演する劇場もあります。

かわいらしいマリオットだけではなく、少しグロテスクなマリオットもみつけました。

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また、少し機会があったので訪問したクリニックです。

待ちあい室には、こども用にプレイコーナーが設けられていました。

たまたま受診した医師は女医さんでしたが、あまり英語が得意ではなく、

診察は電話でチェコ人の通訳者を介して行われました。

医療者が英語でコミュニケーションをとることの必要性を実感しました。

壁にはこども用の絵がペイントされていました。

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(基礎看護学 教員 篠崎惠美子)

2014年2月 7日 (金)

メンタルヘルス教育やっています(精神看護学領域教員の活動より)

メンタルヘルス教育とは、メンタル=こころ、ヘルス=健康ということで、こころの健康を考えましょうという場です。

その中でも、学童期から思春期は成長に伴ってこころにいろいろな悩みを抱える時期なので、小学生~高校生を中心に授業や劇をおこなって、こころの健康について伝えています。

写真のように、できるだけイメージしやすいように、物品を使いながら授業をおこなっていきます。

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劇では、ケンカで悩む小学生に扮したり、受験や恋愛で苦悶する中学生を演じたり、ストレスを与えてくる悪者キャラになったり、ストレスと戦う正義の味方になったりしています。

地域の精神科で働く看護師さんやPSWさんたちに手伝ってもらうのですが、みんなびっくりするほど授業も演技も上手いです。

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ちなみに、秋ごろこのメンタルヘルス教育場面が教育テレビで放映されました。

2分くらい…。

興味がありましたらぜひ探してみてください。

2014年1月 7日 (火)

☆メリークリスマス☆

年が明けて先月のことになりますが、クリスマスの話題を2つ紹介します。
キリスト教精神に基づいて建学された本学にとって、クリスマスは大切な行事の一つです。

①「ぞうさんの会」のクリスマス

12月15日に学内の学生ホールで開催された「ぞうさんの会」のクリスマス会について紹介したいと思います。

「ぞうさんの会」は在宅で医療ケアを受けながら生活をしている子をもつ親の会です。
その会に本学看護学部の教員がサポーターとして活動しており、私もクリスマス会にボランティアして参加をしました。

(掲載写真は「ぞうさんの会」から提供していただきました)

 北風が冷たい寒い日でしたが多くの会の子どもたちと親の方々が参加をしてくれました。

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サンタさんとトナカイさんが出迎えてくれて記念写真 をパチリ♪

クリスマス会はピアノや和太鼓の生演奏、本学のハンドベルサークルの演奏などたくさんの催し物があり、2時間はあっという間に過ぎていきました。

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会の子どもたちも、劇の中で森のかわいい動物の役で大活躍してくれました。

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会の終わりには毎年恒例のプレゼント交換がありました。

本学の学生も多数ボランティアとして準備から片付けまで参加をしてくれ、寒い中車を誘導してくれたり、クリスマスツリーやトナカイに扮装したりと会を支えてくれました。

子どもたちも親もリフレッシュできたようで、私もたくさんの笑顔をもらいました。

②クリスマス礼拝のハンドベル 

2013年12月18日(水)クリスマス礼拝が体育館で行われました。

恒例のハンドベル演奏がハンドベル部により行われました。1_2

澄んだ音色がクリスマスの雰囲気を静かに盛り上げてくれました。

このハンドベルは初代学長吉田時子先生が寄贈くださったものです。

 

 

2014年1月 5日 (日)

「平成25年度 全国保健師教育機関協議会 東海・北陸・近畿ブロック第2回 定例会」に参加しました

2013年12月23日(月)

「平成25年度 全国保健師教育機関協議会 東海・北陸・近畿ブロック第2回 定例会」が開催され、公衆衛生看護学領域を代表して教員の鈴木知代が、富山に行ってきました。

<全国保健師教育機関協議会って何?>

優秀な保健師を育成することを目指して昭和55年に設立され、全国の保健師教育機関の発展と、保健師教育の充実のための活動を行っています。現在会員校は168校、全国を5つのブロックに分け、聖隷クリストファー大学は東海・北陸・近畿ブロックに加入しています。このブロックが最大で、会員校は57校です。

 研修会の内容は、「保健師教育にミニマム・リクワイアメンツを活用しよう」ということで、研修とグループワークが行われました。

<ミニマム・リクワイアメンツって何?>

卒業時までに全学生が必ず修得する最低限の技術のことです。詳細は、全保教のホームページで、ダウンロートできます。↓

  ここからhttp://www.zenhokyo.jp/work/doc/h25-iinkai-hokenshi-mr-houkoku.pdf

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富山駅周辺の風景です。見て下さい。

富山、雪かしらと思っていましたが、全く雪がなく、参加された他の学校の先生方は、雪仕様の靴でした。

が、鈴木は準備が悪く普通の靴、どうしようと思ったら、幸いなことに雪がなく、

「日頃の行いが良いのでしょうか・・・」など、微笑んでしまいました。

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休日ですが、熱心に保健師教育について話し合っています。

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参加された先生とご一緒に。

向かって右側が城島哲子先生です。以前本学の先生でした。懐かしいですね。今は、奈良県立医科大学の先生です。

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2013年12月 5日 (木)

【聖灯祭】教員有志のお店「まったりほんぽ」を出店しました

11月2日聖灯祭に看護学部教員有志が「まったりほんぽ」を出店しました。

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「まったりほんぽ」は、お客様にゆったりとした時間とスペースを提供することをコンセプトにパンケーキのカフェコーナーとバザーコーナー、ゲームコーナーを開設しました。

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当日は、学生さんのみでなく、子どもからお年寄りまで様々な方がまったりされていきました。

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ご来店ありがとうございました。

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おかげさまで、売り上げ58,100円を「世界のこどもたちにワクチン基金」へ寄付することができました。

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来年もぜひご来店ください!

心よりお待ちしております。