« 小児看護学領域の学修風景 | メイン | 実習に向けて! ~なぁるほどミニ知識編~ »

2014年10月14日 (火)

プラハでのICM国際学会に参加して

助産学専攻科 久保田君枝

第30回 国際助産師連盟(The International Confederation of Midwives ;ICM)大会が、2014年6月1日~5日までチェコ共和国のプラハにて開催された。約130か国から約3,800人が参加する大会でした。

1_2

2_2

プラハの街です

大会のテーマは「世界中で女性の健康を向上しよう」演題は世界85か国から1,360題の提出があり、日本からは口頭発表演題9題、ポスター発表73題でした。

Photo_2

カレル橋と火薬棟です

2_2

4_5


 

8

「世界の助産」報告:グローバルレポートの発表場面です。

3

10

質問に答えている場面

Q,低出生体重児の出産が増えることがなぜ問題なのか、昔は小さく産んで、大きく育てればよいといわれていたのになぜですか?

A,低出生体重児は胎児期に低カロリーに曝され遺伝子が組み替えられるために、成人になって、ストレス等が加わると生活習慣病になるという説(バーカー説)の説明をしています。

Photo_2

12

ドイツ人の助産師さんと研究のお話をしてお友達になりました。

ドイツの妊婦さんの栄養は高カロリー傾向にあり、ダイエットを指導するのに

苦労しているようでした。

Institute母子ケアセンターの見学

建物から歴史を感じさせてくれる母子センターです。

13

14

母子センターは(日本の総合周産期母子医療センター)と同じ役割をもっている病院です。

5_2

分娩室の分娩台、インファンとフォーマー、保育器は日本と変わらない器材を使っていました。

皆さん、国内、国外の学会に参加してみませんか!

 学会に参加することで新しい知見を得ることが多々あり、いろいろな方との出会いがあり、思いがけない楽しみがあります。

 自分を成長させるためにも、仕事のスキルアップのためにも学会に参加しましょう。

18

ブルグガーデンのモーツアルト像 (ウイーンにて)