2022年2月21日 (月)

聖隷クリストファー大学同窓会 同窓会セミナー開催!

2022年2月19日(土)に聖隷クリストファー大学同窓会の同窓会セミナーが開催されました!

「がん教育~浜松市のがん教育の実際とインターネットを活用したがんの情報検索」をテーマに、がん看護学の教育・研究に携わっている3名の講師による講演がなされ、本学とオンラインによるハイブリットで行われました。

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私、天野からは、静岡県および浜松市のがんの地域特性やがんの予防・早期発見に係る統計情報についてお話させていただきました。成人看護学の氏原助教からは、がん予防等の施策の基盤整備に重要ながん教育のポイントや実際のがん教育活動、本学の取り組みについてお話いただきました。成人看護学の大山教授の講演では、Zoomのチャットを活用したオンライン参加者との双方向の意見交換がなされ、がんに関する情報収集に活用できるリソースの紹介を含め、がんについての情報提供のあり方についてお話がされました。

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 (文責:成人看護学 天野)

2022年1月25日 (火)

小児看護学実習:実習前オリエンテーション

現在3年次生は、臨地実習を実施しています。新型コロナウイルス感染症・オミクロン株の感染拡大を受け、実習施設の一部は実習中止となっていますが、実習を受け入れていただける施設では、臨地実習を実施させていただいています。

 

「臨地での実習を通して、小児への理解を深め小児看護に必要な知識と技術を学ぶ。さらに小児看護についての理解を深め、基礎的な看護が実践できる能力と態度を養う」という実習目標のもと実習しています。本来は、約1週間をこども園・保育園実習とし、約1週間を病院実習としていますが、コロナ禍の状況を踏まえ、こども園・保育園実習は、オンラインで実習をしています。そのため病院実習では、はじめて子どもと触れ合う実習生も多く、ドキドキしながら病院実習初日を迎えます。

 

Image1*担当教員より実習オリエンテーションを受けている様子    

 

本日は、実習初日で担当教員より、実習目標・行動目標・実習方法・注意事項・感染対策などのオリエンテーションを実施しました。実習生の不安や緊張が伝わります・・・。オリエンテーションの後は、感染対策をしたうえで、実習病棟に向かいます。

子どもと触れ合う機会が少ない現在、小児看護学実習で子どもと触れ合う機会は貴重な経験です。充実した実習になることを願っています。

今後も、小児看護学における教育が充実するよう、教員一同取り組みます。

 

本格的に受験シーズンとなりました。受験生の皆さん、頑張ってください!

 

文責 小児看護学 山本智子

(写真の撮影と使用については学生に使用目的を説明し、承諾を得て掲載させていただきました)

2021年12月16日 (木)

第5回 聖隷学園 クリスマスツリー点火祭が開催されました。

12月9日(木)に遠州栄光教会三方原礼拝堂で、聖隷学園として毎年恒例となった、点火祭が開催されました。当日は天候にも恵まれ、聖隷学園の関係者など、多くの方で賑わいました。

 

当日のプログラムは以下となります。COVID-19感染対策として様々な配慮・工夫がされ、対面形式のプログラムと事前収録のプログラムを併用しながらのプログラムとなりました。

 礼 拝

前奏                                         クリスマス田園詩曲

中・高ハンドベル部                We wish you a Merry Christmas

開会の祈り

賛美歌                                     全員合唱111 神の御子は(1, 3節)

専門学校学生聖書朗読            ルカによる福音書 2章 1〜20節

小学校児童                              Silent Night/Angels We Have Heard On High

聖書                                         テトスへの手紙 2章 11〜14節

こども園園児賛美                   Happy Birthday Jesus / イエスがこころに

メッセージ                             「神の恵みの計画は我々の心を清める」

祈り

中・高聖歌隊                            Panis Angelicus

大学ハンドベルリンガーズ      きよしこの夜

 

― 聖隷クリストファー大学5号館前庭へ移動 ―

 

点火・点灯

クリスマスツリーの点火

ケミカルライトの点灯

祝祷

黙祷

閉会の言葉

  

 

賛美歌(全員合唱)Image1

小学校児童賛美Image2

 クリスマスツリーの点火Image3

 

今年で5回目となりましたが、この点火祭のイベントに出席をすると、クリスマスが近づいてきたことを実感します。

 

聖隷クリストファー大学5号館前庭のクリスマスツリーは非常に大きく、少し離れた場所からでも、その存在が十分に確認できます。2022年1月6日までの間は、クリスマスツリーが毎晩点灯する予定となっていますので、仕事の帰り道など、皆様の心を癒してくれる存在になると思います。また、お近くに来られる際には、ぜひ間近で本学のクリスマスツリーを楽しんでいただければと思います。

 

 

文責:教養・専門基礎領域 安田 智洋

2021年12月 2日 (木)

小児看護学実習:小児看護学実習の学内実習:シミュレーターについて

2021年10月から開始された看護学部の臨地看護学実習は、実習受け入れ施設との調整で、学内実習の期間があります。

 

小児看護学領域の学内実習では、呼吸音聴診シミュレーター “小児ラング”を活用しています。“小児ラング”は、学生が子どもへの聴診イメージをつかみ、臨地看護学実習で活かせる肺音聴診学習シミュレーターです。小児肺音ならではの4つの特徴、「呼吸数」「心拍数」「音の伝播」「サイズ」について学修ができます。

 

シミュレーターでは、成人と比較すると下肺野で上肺野の音が伝わりやすいように設計されています。

1~5歳がイメージされており、小児看護学実習で受け持つことが多い事例の体型です。
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学生同士で、シミュレーターを操作し、肺音の分類のアセスメントを話し合います。

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シミュレーターでは、実際の子どもに近い肺音の伝わり方が再現されています。しかし、学生さんたちが音を聴取して、肺音分類をアセスメントするためには多くの体験が必要になることが学内実習の練習から伝わります。

 

今後も、小児看護学におけるシミュレーション教育を充実するよう、教員一同取り組みます。

 

 文責 小児看護学 市江和子

 

(写真の撮影と使用については学生に使用目的を説明し、承諾を得て掲載させていただきました)

2021年11月29日 (月)

大学院看護学研究科:2021年度大学院進学にむけた看護職キャリア支援講座を実施しました

本講座は、地域の看護職の皆様に大学院進学に関するキャリア支援として、将来「研究的な視座をもつ臨床の実践者」「研究的な視座をもつ看護教育者」の活躍を期待して実施しています。

 

大学院の学修の中心となる看護研究に視点を置き、理論や論理をふまえた研究計画書を作成するプログラムとしています。大学院看護学研究科の特色をいかした地域連携・地域貢献を基盤に、臨床の皆様への研究に関する支援を目的として開催します。

 

初回講義を2021年11月27日(土)に、対面と遠隔で開催しました。講座は、2021年度で4回目となりました。

 

 

内容

講師

第1回

看護研究と計画書の作成

市江和子

第2回

看護研究における文献検討

酒井昌子

第3回

看護研究と看護倫理

大石ふみ子

第4回

抄録作成と学会発表

大山末美

第5回

第6回

第7回

研究に関する個人ワーク

(研究計画書の具体的作成等について)

希望領域の教員と

日程を調整

敬称略

 

第1回:看護研究と計画書の作成

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第2回:看護研究における文献検討Image2

第3回: 看護研究と看護倫理Image3

第4回:抄録作成と学会発表
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看護職キャリア支援講座は、第1~第4回の講座をふまえ、第5・6・7回は研究に関する個別ワークとなります。講座全体で、研究計画書における研究課題の焦点化を目指します。

 

文責 看護学研究科 市江和子

 

 

2021年11月15日 (月)

ホームカミングデーが開催されました

11月6日(土)にホームカミングデーが開催されました。

今年は、対面とWeb配信のハイブリッド型の開催となりました。

 

領域ごとの勉強会・交流会が実施され、看護学部では、

「その人らしい生きかた・逝きかたへの支援-病院から在宅への移行を考える-」として、在宅診療・在宅看護について、様々な立場から病を抱えた人を支援してきた、在宅医・訪問看護師・病院がん看護専門看護師の3名の専門家とともに、その人らしい“いきかた”を考えました。

どの職種の方も、その人や家族の話しを丁寧に聞かれたうえで、その人の思いを支えるケアをされていたことが印象的でした。

長寿のお祝いに、大きなケーキを親族で囲むといったエピソードも聞かれ、病院ではなかなか叶えられないことも、自宅で家族と共に過ごしその様子を支える専門家がいるからこそ、その人らしく生きることに繋がるのだと実感しました。

 

また、ホームカミングデー後半には、在籍当時の懐かしい写真も流れ、同級生と笑顔で過ごせた半日でした。
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 文責:看護学部 室加千佳

2021年11月 8日 (月)

オンラインオープンキャンパスで心理に関わる専門職に関する講義をしました。

11月6日(土)に、心理に関する専門職について高校生に向けて講義をしました。今回はコロナ禍ということもあり、残念ながらZoomを用いてオンラインでの講義になりました。下の写真は、大教室に教員3名(看護学部1名、社会福祉学部1名、リハビリテーション学部1名)と事務職員が1名集まってオンライン中継しているところです。

精神看護学領域に所属している私は、精神科の看護師が仕事として実際に何をやっているのか、という内容と、こころのケアに関する専門職に共通する心構えのことについて高校生にお伝えしました。

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こころのケア・精神科看護師というと、こころが苦しんでいる人がいて、その人に支持・受容的に関わる、というイメージがあると思います。それは間違いではありませんが、その前提として、自分が相手にとって安心・安全であるのか?という自分の存在の仕方自体が問われているのです。(簡単に言えば、いつも不機嫌・怒っている人が、小手先で支持・受容的に接しても逆に困ってしまいますよね)。病と闘う患者さんにとって、安心安全な存在でいるためには、どのような自分であればよいのでしょうか。そして聖隷クリストファー大学の精神看護学領域では、相手を癒す手技・手法ではなくこの自分がケア者としてどう生きるのか?どのようにそこにあるのか?という問い自体を特に大切にしています。この問いは、高校生や学生だけでなく、今の私自身にとっても常に難しい課題として、常に目の前に立ちそびえています。こころのケア者である限りその課題が解決することはないでしょう。

このような、内向的思考、哲学的問いは、実は聖隷クリストファー大学の建学の精神につながっています(詳しくはこちら)。興味がある方は、聖隷クリストファー大学で一緒に、ケア者の存在の仕方を考えてみませんか。

 

                              精神看護学 清水隆裕

2021年10月29日 (金)

3年次生から領域別看護学実習始まります。

聖隷クリストファー大学看護学部は、3年次生の秋から4年次生の夏にかけて領域別看護学実習に出向きます。写真はその実習オリエンテーションの様子です。みなさん、久しぶりの臨地実習ですので緊張している様子が伝わってきますね。

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領域とは、急性期・慢性・老年・母性・小児・精神・在宅と、選択者には公衆衛生を加えた7~8領域のことです(詳しくはこちらをご覧ください)。それぞれ、2~4週間、看護学生として病院や施設を訪れ、実際の患者さんや利用者さんに対して、看護実践しながら「看護とは何か?」という学びを深めていきます。

実習最初は、みんな不安や緊張でいっぱいです。しかし患者さんや現場の看護師さん、教員、チームの学生との交流では、うれしいこと、楽しいこともたくさんあります。当然、つらいこと、困ったこともたくさんあります。そのような様々な体験を通して看護師のこころを養っていくのですね。

 

ちなみに、精神看護学実習では精神科病院で実習を行います。

一日の流れはおおむね以下の通りです。Image2_2

精神科病院にいくのは初めてという人が多いので、学生は特別緊張していますが、2週間後は「とても楽しかった」とすがすがしく実習を終える人がほとんどです。

 

文責 精神看護学 清水隆裕

2021年10月28日 (木)

大学入学案内パンフレット:小児看護学領域紹介について

2023年度版の聖隷クリストファー大学入学案内パンフレットの看護学部 小児看護学領域紹介についてのお知らせです。

 

10月、小児看護学実習中の3年生の学生さんたちの協力を得て、教員が見守りながら写真撮影をしました。

小児看護学領域は、呼吸音聴診シミュレーター“小児ラング”を小児看護援助論Ⅱのフィジカルアセスメント演習に活用することをめざしています。“小児ラング”は、学生が子どもへの聴診イメージをつかみ、臨地看護学実習で活かせる肺音聴診学習シミュレーターです。

 

子ども特有の、肺音の特徴を学習できます。体のサイズは1~5歳をイメージしています。

 

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実際の子どもに近い肺音の伝わり方が再現されているため、子どもにおける前胸部・背部での呼吸音聴診の練習ができます。

 

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今後も、小児看護学におけるシミュレーション教育が充実するよう、教員一同取り組みます。

 

皆さん、撮影へのご協力をありがとうございます。

 文責 小児看護学 市江和子

 

(写真の撮影と使用については学生とカメラマンの方に使用目的を説明し、承諾を得て掲載させていただきました)

2021年9月21日 (火)

小児看護学実習:小児看護学実習とこども園実習Ⅰのオリエンテーション

小児看護学領域では、3年次生の秋セメスター開始とともに始まる臨地看護学実習に関して、小児看護学実習とこども園実習Ⅰのオリエンテーションを行っています。

 

2021年度は、新型コロナ感染症対策のため、実習施設ごとの実習期間に間隔をあける対策をおこない、臨地における実習の内容にも制限があります。小児看護学実習のこども園実習Ⅰは遠隔実習(Zoom)で実施することになりました。

 

9月17日、小児看護学実習科目責任者の山本智子先生による小児看護学実習全体と、聖隷クリストファー大学附属クリストファーこども園の副園長の山﨑五月先生によるこども園実習Ⅰのオリエンテーションを遠隔授業で実施しました。山﨑五月先生には、実際にはこども園では実習を行わない中で、学生さんたちの子ども理解のための講義をお願いしました。

 

最初は、山本先生からは、小児看護学実習全体についての説明でした。

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山﨑先生からは、こども園の役割、保育における子どもへの関わり方、事故防止などが話されました。

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こども園実習Ⅰの目的は、「乳幼児の日常生活の実際を知り、小児への理解を深める」ことです。

 

山﨑先生のこども園についてのお話からは、こども園の子どもたちの生活について生き生きとした姿が伝わりました。子どもは遊びの天才であり、子どもの生活は家庭と園とつながっていることを心にとめていただきたいというお話がされました。

オリエンテーション内容(パワーポイント資料)には、園児たちの明るい笑顔の写真があふれていました。

 

2021年度は実際にはこども園の現地における実習ではありませんが、子どもに関わる時の「話すときは子どもの目線」「子どもの状況をよく見た上での言葉がけが大切」「挑戦しようとする子どもは見守る」「子どもの姿を観察することが大切」「子どもを一人の人間として尊重して関わる」等、学生さんの子ども理解につながる貴重なお話の時間でした。

 

お話の後、多くの学生たちからチャットで質問があり、山﨑先生から丁寧に回答いただきました。

 

(写真の撮影と使用については使用目的を説明し、承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子