2016年9月30日 (金)

NYP実習生との国際交流 in September

みなさん、こんにちは。

朝夕がめっきり涼しくなり、夜は虫の音も賑やかになりました。 大学生の長い夏休みも終わり、新学期が始まりましたね!皆さんは、それぞれどんな休暇を過ごされましたか。

 一回り成長した元気いっぱいの皆さんに、また大学でお会いできる事を嬉しく思います。

 さて本日は、現在来日中の海外実習生、ケリーさんとマルカスさんについてご紹介します。

 ケリーさんとマルカスさんは、シンガポールのナンヤン理工学院(NYP:Nanyang Polytechnic)で看護を学ぶ3年次生。

 本学の実習先でもある病院や高齢者施設で、約1か月の実習を行っております。

 言葉や文化、教育・保健医療制度も異なりますが、患者さん中心のケアに対する想いは同じ。

毎日活き活きと、臨床での学びを積み重ねています。

 我々スタッフが時々通訳で同行すると驚くのですが、彼らは実に積極的。

現場の看護師の方にどんどん質問を投げかけ、自分の興味のある事については、「学びたい!」という気持ちを前面に出します。

 慣れない外国での実習は大変だと思うのですが、いつも笑顔を絶やさず、前向き。 日本の学生さんも、負けていられませんね!

 そんなお二人からお話を聞いてみると、文化や方法は異なっても、看護の基本は共通。ただ、シンガポールは多民族国家ということもあり、看護師として働くのは、実はとても大変なのだとか。

 お二人の目には、日本はシンガポールと比べると日本の 看護師は職場環境に恵まれており、スタッフがとても幸せそうに働いている、と映るのだそうです。 ハイテクで医療先進国のシンガポール、というイメージからすると意外ですね。

 他にも、日本では患者さんとの対話を大切にしており、高齢者の自立を支援する患者教育も素晴らしい、などなど。 こちらにも、新鮮な気づきと刺激、学びをもたらしてくれる存在です。

 また、実習先での学びと同じぐらい大切なのが、本学での国際交流活動。

今年は、ボランティアの学生さんが、日本語会話練習のセッションを開いてくれたり

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歓迎会を開催してくれたり

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交流会で一緒にリクレーションを楽しんだり

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その他にも、イロイロと楽しい交流の機会が沢山ありました。

つたない英語でも、お互いに理解したい、という気持ちがあれば心は通じるものですね。

 一緒に過ごした時間を大切に、同じ看護師を目指す者同士、これからも互いに学び合って、友情を育んでいけることを願っています。

 最後に、お忙しい中海外実習生を受け入れ、日々丁寧にご指導をしてくださっている看護師の方々、および関連施設の皆さまに、改めて深く感謝申し上げます。

 *お二人からのメッセージをご紹介します*

 >マルカスさんより

Back in June 2016, I had the privilege and opportunity to be selected for the overseas immersion program (OIP). Without a second thought; Japan was my only selection from the myriad of destination choices. I have always loved the country from my first trip here on leisure in 2014. I love the bustling cities (Osaka) and stillness of the countryside (Shizuoka), the focus on precision craft alongside the fascination for tech (nursing skills), the modernity of everything juxtaposed against the beauty of the traditional and so much more ("love thy neighbour as you will love thyself") – it’s genuinely different from anywhere else I’ve been, and brilliant with it.

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Marcus

■ privilege: 特権、名誉

■the overseas immersion program (OIP): 海外イマージョンプログラム

■myriad: 多様な

■destination: 目的地

■bustling: 賑やかな、忙しい

■stillness: 静けさ

■ precision: 正確さ、精密さ

■  craft: 技能、技術、工芸品

■  fascination: 魅了

■ tech: 技術

■ modernity: 近代性、現代性

■ juxtaposed: (対比させるために)並べて置かれた

■ "love thy neighbour as you will love thyself": あなたの隣人を自分と同じように愛しなさい

■ genuinely: 本当に、真に

■ brilliant: 見事な、優れた

 

>ケリーさんより

It is hard not to love Japan. Beautiful and evocative, Japan awakens all my imagination and captures my heart easily. Japanese people are very warmhearted, most of them are willing to help us even though we having the language barrier. Besides that, I'm so touched by the story of Seirei founder-Mr Tamotsu Hasegawa; he is so kind and dedicated to helping people even he is passing away. This reminds me to be more compassionate as a nurse in the future. I will hold close my fond memories of Japan and hope that one day I will return to experience more of this beautiful country. 

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■evocative: 刺激的な

■awaken: 目を覚まさせる、呼び起こす

■capture: ~を捉える

■founder: 創始者、創設者

■dedicated: 献身的な、ひたむきな

■compassionate: 思いやりのある、心の優しい

■fond: 好きな、好んで

 

P.S.

国際交流ボランティアに興味のある方、我々スタッフと一緒に働きませんか?

詳しくは、国際交流センター、または英語教員(渥美)まで。

 

看護学部(英語担当):渥美

2016年10月 いよいよ始まる領域別実習!!  3年生はセルフトレーニングを頑張っています!

9月のある昼下がり、成人看護実習室はセルフトレーニングをする学生でいっぱいでした。

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これは何音? 捻髪音? 笛音? しっかりと聴取できましたか?

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弾性包帯はDVT予防のために大事。「きつくないですか?」の声掛けや確認を忘れずに。

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寝衣のしわは褥瘡の原因の一つ、しっかり整えましょう。

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「手浴」「清拭」もお湯の温度は確認して、患者さんの安全を最優先に考えて実践しましょう。 みなさんの頑張りが実習での大きな学びにつながっていくことでしょう。 いよいよ実習が始まります。体調管理をしてがんばってくださいね!




2016年9月12日 (月)

新セミ~8月編②~看板作り~

85日、仮運動会と並行して、チームの看板作りが行われました。

新セミのチームは、現三年生23名、二年生23名、一年生45名と、新入生79名で構成されます。

チームでは、学年を越えて仲良く活動しています!

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看板は運動会やキャンパスツアーなどでチームの目印になり、チームの一体感を高めます。

チームごとにキャラクターが決定しており、みんなで協力して背景や飾りを作成します。

(今年はサンリオです)

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どのチームも工夫して、個性のある看板を作成していました!

完成した看板と記念撮影!

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(ブログ担当:べじーた)

2016年9月 9日 (金)

新入生セミナー~8月編~仮運動会

定期試験が終わった次の日、新セミスタッフは大学の体育館で,仮運動会(運動会のリハーサル)を行いました。

試験も終わり、待ちに待った夏休みが始まる!ということでみんな元気いっぱいでした!!

毎年、オリジナルの新セミTシャツを作成しています。

今年は,1年生は青色、2年生はえんじ色、3年生は黄色の新セミTシャツです。

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障害物リレー、玉入れ、ドッヂボール、しっぽとりそれぞれの種目を実際に行いました!

運動会の運営は、12年生の運動会スタッフが主体となり、行いました。

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とても暑かったですが、みんなで協力して種目を行うことでチームの仲が深まりました♪

試合の合間には、チームのみんなで友達の話や大学の講義の話などで盛り上がりました!

けがや熱中症なく行えたのでよかったです!

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私たち3年はリーダーとしての活動はまだなれていないところも多く、さまざまな反省点がでました。

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今回出た反省点を生かして、本番で新入生がもっと楽しめるものにしていこうと思います。

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 (ブログ担当:べじーた)

2016年9月 5日 (月)

2016年8月20日に看護学部で実施されたオープンキャンパスの一部です!!

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老年看護学領域では、45名の高校生が参加してくださいました。

テーマは「高齢者看護を体験してみよう !!」で、2つのグループに分かれて、

①脱水予防のために、安全に水分補給を行う

②自助具を利用して高齢者の摂食動作を知る

という内容で体験していただきました。

写真は4年生が、高齢者は何故脱水になりやすい か?またその対応について。

そして、その要因の一つである誤嚥の危険性について説明している所です。

説明の後嚥下体操を行い、とろみのジュースを作って飲んでいただきました。

4年生の説明はとても解りやすく、高校生の反応は「美味しくない」「わりと飲める」など様々でした。

野崎も実習ではジャージを着用しているのでオープンキャンパスならで はのユニフォーム姿です。

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小平です。 めずらしく白衣を着ています。

オープンキャンパスの体験授業が始まる前なので、少し緊張しています。

基礎看護実習室で行われた、「体の声を聴いてみよう」の体験授業を担当しました。

参加した高校生の皆さんと、聴診器の使い方や血圧測定の方法を学びました。

普段、臨床実習では、ジャージ姿ですので、これは大変、貴重な1枚です。


2016年9月 2日 (金)

「学生と教員との意見・情報交換会」を開催しました。

 学生さんからご意見等をいただいて“学生さんにとってもっと良い教育(方法、環境など)にしよう”と、「学生と教員との意見・情報交換会」を看護学部FD委員会では毎年行っています。

 2016年度は7月7日(木曜)の昼休みに開催し、1年次~4年次の学生さんが参加してくれました。6名~8名で班になって、授業(講義、演習、実習)や教育環境(施設、設備、サービス)などについて、昼食とデザートを摂りながらご歓談いただきました。 

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授業の方法、課題(宿題)、評価のこと、情報技術の環境、図書館の利用、空調、駐車場など、学生生活のいろんな場面について、ご意見、ご要望をいただきました。

 その場で教員が回答できることは、その場で回答させていただきました。その場で解決できない意見は担当部署にお伝えして、後日に解決を図ります。

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 4つの学年の方々が班でご一緒しましたので、(教員だけでなく)他年次生の方々と有意義な情報交換もできたようです。

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参加された学生さんからの任意アンケート(事後評価)では「自分の意見を述べることができた(80%)」「班全体で活発に話し合い・意見交換できた(77%)」「他の学年と話せて良かった(83%)」および「参加して良かった(98%)」と良好な評価をいただきました。

 

                            看護学部FD委員会

 

 

 


2016年8月30日 (火)

ボランティアサークル「マナの会」

今回のブログは、私が顧問をしているボランティアサークル「マナの会」について紹介します。マナの会は本学の英語科目を担当されている平野先生がサークルを創設され、10年以上の歴史があり、浜松市「青少年の表彰 善行賞」も受賞したことのあるサークルです。(私は昨年からの2代目顧問です)

マナの会の活動は聖隷三方原病院ホスピス病棟で行っています。ホスピスとは、末期がんなどで終末期にある患者に対して緩和ケアを行う施設のことで、患者の肉体的な苦痛だけでなく、精神的苦痛、孤独などを軽減し、最後まで人間らしく尊厳をもって生きることをサポートする場所です。

そのため活動に先立ち、メンバーは年1回「ホスピスボランティアとしての心得」について、病棟課長から説明を受けます。ホスピス病棟は全室個室で、病室は患者様にとって生活の場で家庭の延長でもあるため、お部屋を訪問させていただいていることを忘れずに、患者様の了解を得ることや約束を守ることなど、マナーを守って活動することが大切になります。

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マナの会の主な活動は、土曜日と日曜日の昼間(1115時頃)、昼食前に各お部屋へお茶とおしぼり配り、談話室の花の水替え、ファミリーキッチンの整頓、カレンダー作り、バースディカード作りです。要望があれば、患者様とお散歩や、コーヒーや紅茶を振る舞う喫茶マナを談話室で開くこともあります。

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カレンダーは、ベッドに寝たままの患者様にも見やすいよう、文字を大きく、季節感が感じられるよう色付けしたものを、毎月、希望枚数作ります。

またホスピスで定期的に開かれる行事のお手伝いも、ボランティアの大切な役割です。8月には納涼祭が行われました。ホスピス病棟のチャペル・談話室がお祭り風に飾りつけされ、マナの会メンバーも浴衣を着て、納涼祭を盛りあげます。看護師さんから、当日の役割について説明を受け、患者様やご家族が入院していても夏祭りの雰囲気が楽しめるよう、ホスピスチームの一員として協力して活動できました。

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マナの会の部員は現在29名で、1年生15名、2年生7名、3年生7名です。毎月担当活動日1日を決めて、各日2~3名で協力し合って活動しています(3年生は秋から実習が始まると、なかなか活動が難しくなるので、1,2年生ファイト!)。学部内訳は、看護学部生(約6割)、社会福祉学部生(約4割)ですが、リハビリテーション学部の学生さんも大歓迎ですよ。 マナの会のみんな、いつもありがとうです!! これからも継続して楽しくボランティア活動を続けてください。


2016年8月23日 (火)

Summerオープンキャンパス2016 体験授業Ⅲ“赤ちゃんを知ろう!”

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暑い暑い、夏の8月の土曜日、聖隷クリストファー大学のオープンキャンパスに大勢の高校生が今年も参加しました。

看護学部では、学部の教育特色など全体説明のあと、高校生は4つの看護の授業体験や実習病院の見学に分かれて、看護学部の様子を知ることができたようです。体験授業の様子です。母性看護(お産や生まれたばかりの赤ちゃんの看護)の授業の一部を体験しました。

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高校生の時、本学のオープンキャンパスに参加した看護学生が、今度は先生役となって、高校生に沐浴(生まれたばかりの赤ちゃんの入浴)を実演。先輩看護学生の手つきに、参加した高校生も真剣に見入っていました。

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2016年8月 5日 (金)

杏林堂フェスタ2016に参加しました!

6月12日(日)に、アクトシティー浜松のイベントホールで開催された、杏林堂薬局「杏林堂フェスタ2016」に、企業と産業保健「聖隷健診センター」、大学「聖隷クリストファー大学」の共同イベントとして本学の学生21名が参加してくれました。

本学の学生は、子ども向けの看護師体験ブースで、ナースウェアを着て写真を撮ったり、聴診器の使い方や赤ちゃん人形でおむつ交換や抱っこが体験できるブースのお手伝いをしました。

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↑午前のお手伝いの学生達

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↑午後のお手伝いの学生達                                      

以下、参加した学生の声をお届けします。

~僕たちは聴診器の使い方のブースを担当しました! ~

聴診器の使い方のブースでは、2人用の聴診器を使って、心音を聴き、参加した小学生からは「聴診器は見たことはあるけど、使ったことがない」という子が多く参加してくれました。

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↑心音の聴診体験の様子

 僕たちが小学生の胸に聴診器をあてて、心音を聴かせてみると「ドクドク鳴ってる!」と嬉しそうに話していました。兄弟で参加した子の中には、2人で心音を聴きあいっこするなど、初めての体験に興奮の色を隠せない様子でした。

聴診器の他にも、包帯や手洗い、赤ちゃん人形のおむつ交換の体験もあり、子どもたちが楽しそうに取り組む様子が印象的でした。

Photo_4↑包帯の巻き方体験の様子

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↑赤ちゃん人形のおむつ交換体験の様子 

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↑グリッターバグを使った手の汚れのチェックの様子

子どもたちに健康について興味を持ってもらうための、保健師の活動のお手伝いをさせていただき、とてもやりがいを感じると共に、さらに一層勉学に励み、保健師を目指したいと思います。

(ブログ原稿提供:13N034岡野真大)

2016年8月 2日 (火)

新入生セミナー ~7月編~

714日に3回目の全体会がありました。

8月に行われる仮運動会(運動会のリハーサル)のスケジュールの説明と,本番一緒に活動するチームの発表がありました。

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発表後、チームごとに集まり、顔合わせをして、自己紹介をしました。

まずは、運動会のリハーサルと看板作りで、チームのメンバーともっと仲良くなれたらいいなあ…♪

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チームの顔合わせの後は、セッションごとに集まって作業を進めました。

写真はあまりありませんが、運動会のリハーサルが近づいているので、運動会の担当の人たちは特に一生懸命でした。

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(ブログ担当:べじーた&ちゃんこ鍋)