2016年11月29日 (火)

学生レポート:聖灯祭

コートやマフラーなど、防寒具をよく見かけるようになりました。学生たちも、寒さに負けず冬の装いで毎日元気に通学しています。

聖灯祭が11月5日行われました!多くの人が訪れ賑わっていたようです。私の友人も出店していて、他学部との交流もでき楽しかったと話していました。参加する側も主催する側も楽しめるよい聖灯祭だったようです。

1_3

大学の中庭は、学生はもちろん先生方や近隣の人々の憩いの場になっています。サッカーをしたり、散歩を楽しんだり、置いてあるベンチで談笑していたりする姿をよく見かけます。多くの人が集う中庭の紅葉も見事です。思わず写真に収めたくなる鮮やかさです。上を見上げると秋の明るい青空と、赤や黄色の紅葉が心をリフレッシュしてくれることでしょう。

2_3

皆様、暖房と外気温の温度差で体調を崩さないようにお過ごしください。

(ブログ担当:くらりす)


2016年11月22日 (火)

公衆衛生看護学実習先のご紹介(牧之原市編)

Photo

 今年、保健師課程の公衆衛生看護学実習では、3人の学生さんが、牧之原市内のビジネスホテルに宿泊して、4週間の実習をしました。4週間の多くを総合健康福祉センター“さざんか”の中にある健康推進課で実習しました。実習中、学生さんは、健康推進課で行われている母子・成人・高齢者の保健事業に参加したり、赤ちゃん訪問や高齢者訪問に同行したり、健康教育を実施したりしていました。

2_2 今回の牧之原市での実習では、牧之原市の相良地区にある、「相良・福岡いきクラブ」で健康教育を実施しました。 健康推進課の保健師さん、栄養士さん、運動指導のスタッフさんにご指導いただき、リハーサルを繰り返して本番を迎え、実施することができました。その様子を、『相・福 いきいき便り』に紹介していただきました。

Photo_2

牧之原市の皆様に支えられて、3人の学生さんは、実習を終わることができました。

今、3人の学生さんは、来年2月の国家試験に向けて頑張っています。

※写真の掲載は、学生の皆さん、実習先関係機関の許可を得ています。

PS. 11月26日(土)・11月27日(日)に牧之原市では、第2回 まきのはらビタミンツーデーウォークが開催されます。興味のある方は、牧之原市ホームページをご覧ください

2016年11月15日 (火)

養護教諭課程:4年次生が小学校・高校で養護実習

今年度も養護教諭課程4年次の学生12名が、95日~27日の3週間、自身の母校で養護実習を行いました。

学生たちは実習期間に、保健指導・救急処置・健康相談活動・健康診断・学校環境衛生活動・学校保健活動・保健室活動などの実際の養護教諭の職務を体験しました。

今回は、3名の「研究授業」を紹介します。「研究授業」とは、実習生が教育実習の終期に行う授業で、これまでの授業実習・保健指導の成果を実習校内の全ての先生方に参観して戴き、今後の指導の向上に役立てるという指導実践のお披露目の機会です。初めて教壇に立って「教える」という機会に、学生たちは必死に準備、練習をして臨みました。

1_2

Photo_2

Aさんは、小学1年生31名の学級で「けがの予防」の授業を行いました。小学校に上がってまだ半年も経たない子どもたちを、45分間の授業に集中させるのは至難の業です。「子どもがわかる言葉で伝えることのむずかしさ」を痛感したといいます。普段は冷静沈着なAさんですが「ものすごく緊張した」そうで、終了後は放心状態だったと担任の先生も仰っていました。

3

 Bさんは、母校で高校2年生を前に「歯周病とその予防」の授業をしました。歯の治療に行っていなかった20人に、歯周病の恐ろしさと歯磨き、定期健診の大切さを伝えました。2回目のこの日は、副校長先生と養護の先生にご指導戴いた点を改善して、「伝えたいことの要点を絞ること」「質問する前から、生徒の顔を見て話すこと」「生徒を緊張させないために笑顔で授業すること」を心がけたそうです。終始笑顔で生徒たちの顔をよく見て、落ち着いた授業になっていました。

1_3

Cさんは、母校の小学4年生26名を前に、「育ちゆく体とわたし」と題した授業をしました。「思春期の体の変化」と「異性への関心の芽生え」、「それには個人差があること」を理解することを目標にした授業でしたが、「この難しい課題をぜひお願いしたい」という担任の先生から依頼を受け、研究を重ねて取り組みました。始める前は、ふざけたり、冷やかしたりする子が多いのではという心配もありましたが、子どもたちは全員真剣に取り組み、実習生の話を食い入るように集中して聴いていました。Cさんも、校長先生や多くの先生方が参観する中、初めてとは思えないほど落ち着いて最後まで笑顔で子どもと接し、子どもとの対話を大切にした授業をやり抜きました。

こうして今回も本課程の学生たち全員が、実習校の先生方や看護学部の先生方のご支援・ご協力の御蔭で無事に養護実習を終えることができました。今後、養護教諭になる学生、一旦看護師として働いてから養護教諭の道を考える学生と様々ですが、今回の養護実習を機にますます養護教諭になりたくなったという感想を多くの学生たちが持っています。

大学生活も残りわずかとなりましたが、各学生が今回得た課題を基にさらに能力・技術を磨き、将来是非学校現場で活躍してほしいと願っています。

                                                                                                                (文責・成松 美枝)

聖隷クリストファー大学・聖隷クリストファー大学介護福祉専門学校 「聖灯祭」が開催されました

2016年11月5日(土)、秋晴れのもと、第15回「聖灯祭」が開催されました。

今年度の「聖灯祭」のテーマは「創 ~Sky is the limit ~」!可能性は無限大とのことで、学生の皆さんの熱い思いが込められた素敵な「聖灯祭」となりました。

毎年恒例の、「領域ごとの勉強会・交流会」では今年も沢山の卒業生の皆様が参加してくださいました。看護系では、浜松発達相談支援センター・ルピロ所長の内山敏先生を講師にお迎えし、「地域に広げる発達障害支援の輪」をテーマとした講演をしていただきました。公立小中学校で発達障害が疑われる子どもは通常学級在籍中、6.5%(約15人に1人)存在するそうです(文部科学省2012)。

近年子どもの世界が変化し、発達障害が増えており、浜松市では発達障害について理解を深めるよう、積極的に働きかけているとのことでした。私たちが発達障害親子にどう関わるかを学ぶことで、それを職場、地域において活かすことができると思います。「発達障害」の支援ついて考える良い機会となりました。

領域ごとの勉強会・交流会では、卒業後も共に学んだり、語り合ったり・・・・

永遠のつながりを感じます。

2017年度の「聖灯祭」でも、「領域ごとの勉強会・交流会」が開催されると思います。皆様のご参加を心よりお待ちしております!

Photo

2016年11月11日 (金)

第15回:聖灯祭が開催されました!

115日(土)秋晴れに恵まれ、聖灯祭が開催されました。

中庭では約30ほどの模擬店が並び、近隣の皆様にもお越しいただき大盛況の大学祭となりました。

1_2太陽の日差しがまぶし~い! 中庭での模擬店

 校舎内では、行政保健師として働いている新人1年目の卒業生を迎えて、就職しての様子を学内の教員と退職された先輩教員とで語り合っていました。退職された大先輩の元教授も参加されています。皆さん和やかな笑顔ですね。来年度の「保健師のつどい」も企画されているようです。

2_2笑顔がステキな 卒業生と教員との語らいの場!

卒業生の頑張りに、教員も励まされます。来年も皆さん、ぜひ聖灯祭、ホームカミングデーにお越しくださいね。お待ちしています。

ブログ担当:教員山村

2016年10月31日 (月)

学生レポート:1年生の基礎看護技術演習Ⅰが始まりました!

秋も深まり、少しずつ冬が近づいてきました。

半年前に入学した一年生たちも大学生活に慣れてきたようです。

九月末から秋セメスターが始まり、各学部とも勉強の専門性がより増して本格化してきました!

そして、私が所属する看護学部では基礎看護技術演習Ⅰの授業が始まりました!

Photo

 

みんな初めて実習着を着て身が引き締まる想いもありながらも、

また一歩看護師に近づいた自分を見てわくわくソワソワしていました。

演習の授業では、実習室の使い方から、手洗いやシーツ交換など本当にたくさんのことを学びます。

どれも注意しなければならないことがたくさんありとても難しいです。

2

また、空き時間や放課後には実習室を使うことができるので、

先輩方も含め積極的にセルフトレーニングに励んでいます。

 

私もみんなに後れをとらないように頑張りたいです!!

 

(ブログ担当:でいびー)


2016年10月25日 (火)

実習の準備 

こんにちは。10月になり3年次生は領域別実習が始まりました。

今日は、老年看護学実習について、少しご紹介します。

聖隷クリストファー大学看護学部の老年看護学実習では、聖隷の歴史ある高齢者施設で実習をしています。

実習では高齢者看護の実践を学ぶことはもちろんですが、こうした施設の歴史ある高齢者ケアの歩みを肌で感じながら、日本の高齢者ケアについて振り返る機会にもなります。

実習では認知症を抱えた高齢者やそのご家族との出会いがあります。ご存知のとおり日本は超高齢社会になりました。年を重ねること、また、認知症を抱えながらの生活は、看護学生にとってまだ経験したことのない世界です。

今日は、こうした認知症高齢者の生活を知るヒントになりそうな書籍を少し集めてみました。

専門書以外でも、最近はこうした書籍などを通じて少しずつ認知症の方からの声が発信されることが増えましたね。実習前に少しでも触れておくとよいと思います。

実習で出会う認知症を抱えた方とそのご家族の声を大切に学んでいきましょう。

Photo




2016年10月22日 (土)

看護学部 多職種連携人型シミュレータ 導入!!

こんにちは。

さて、今回、看護学部は、看護系大学で日本初の事例設定ができ、状態変化する「多職種連携人型シミュレータ」を導入しました!

今までのさくらさん(成人人形)やコーケンベビー(新生児人形)とは違い、顔色が変化し、生態情報(心拍、呼吸、体温、Spo2)が視覚化され、救急対応や、内蔵された看護場面のシナリオに基づき看護実践ができる仕組みになっています。患者さんの状態に応じて、複数の技術を組み合わせた看護実践も可能です。

私が、SCENARIO(シナリオ)です。高齢者にも若い女性にも変身できます!

(実は、性別も変わります!!)

1

なんだか、体が熱くなってきました。熱が出てきたようです。

Photo

シナリオで、色々な看護技術が経験できます。

3

4

115日(土)聖灯祭の13001500に、1号館3階視聴覚室でお披露目いたします!興味がある方は、是非お越しください。    

5

2016年10月14日 (金)

学会運営アルバイトについて紹介します!

2016年9月10日(土)「第7回せいれい看護学会学術集会」が聖隷クリストファー大学にて開催されました。今回は学会運営に教員と共に関わってくれた学生アルバイトの様子を紹介します。

仕事内容は、主に会場案内・誘導、ポスター展示補助、各会場の照明・マイク係、ドリンクコーナーなどがあります。どれも学会を裏方で支える大切な役割になります。

 

活躍する学生の様子↓

1_2

受付への誘導や会場へのエレベーター補助を丁寧にしていました。

3_2

発表者の要望に応え、どうしたらパネル上に見やすく掲示できるか考えているところです。

とても親切な対応から、聖隷淡路病院に是非今度遊びに来るように誘われていました。

2_3

休憩会場では無料のコーヒーサービス提供を手伝ってくれました。サーバーを扱いこなし、相手の注文に合わせたコーヒーを出していました。

4

仕事の空き時間を活用して、講演や研究発表を聞くことができます。真剣に聞いていますね。

 

学会運営アルバイトを経験した学生からは、「一つ一つの仕事が勉強になりました」、「やっぱり自分の大学だから、いい印象を持ってもらおうと頑張った」、「学会のアルバイトはとても充実した感じがありました」等の感想がありました。学会運営に関わる仕事を通して多くの刺激を受け、将来に役立つ有益な経験を得られたのではないかと感じています。

 

来年度も9月に第8回せいれい看護学会学術集会が開催されます。

皆さまのご協力、多数のご参加を心からお待ちしています。

(※写真の掲載は、参加者及び学生の皆さんの承諾を得ています)

 

2016年10月11日 (火)

浜北愛光園のアイデアワークショップに参加しました!

8月9日に「特別養護老人ホームのための『BEDプロジェクト』~施設利用者のより良い住まい環境を考える〜」と題してワークショップが開催されました。

このワークショップは、浜松市社会福祉施設協議会老人部会の介護職員向け研修として、聖隷クリストファー大学の教員とともに企画されました。

参加者は浜松市内の高齢者施設の介護職員、静岡文化芸術大学と聖隷クリストファー大学の学生あわせて36名が集まりました。

Photo

介護職員や学生が2人1組になってアイデアを出し合います。

Photo_2

グループでさらにアイデアを練り上げます!

ワークショップを行なって、たくさんのアイデアが生まれました。

学生さんたちの斬新なアイデアは好評でした!

学生さんたちから、「みんなで集まって意見交換する大切さを学んだ」「自分のなかだけで考え結論を出すのではなく、ほかの人の意見を尊重してアイデアを煮詰めていきたい」「ひとつのアイデアが、人と話をすることで、どんどん広がっていくことを知りました」など、感想があがりました。

介護職員さんからは、「小さなことからでも変えていくことが大変重要だと感じた」「自分の施設の研修でも行なえば、良い環境づくりのヒントになるので是非やりたい」など、感想があがりました。

学生も職員も一丸となって、利用者さんのためのより良い住まいってなんだろう・・を追求した1日でした。