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2015年8月21日 (金)

公衆衛生看護学実習先のご紹介(川根本町編)

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3ヵ月の乳児です。家庭訪問のイメージ写真です)

今日は、大学を離れて、公衆衛生看護学実習先の一つである、川根本町に学生さんと行きました。

その様子を紹介します。公衆衛生看護学実習の実習先は、浜松市と静岡県西部と中部の市町です。

川根本町は、その一つです。

保健師課程を履修している学生さんたちは、4週間の公衆衛生看護学実習に出て、家庭訪問や健康教育、地域の様子を把握する地区診断を実習で体験します。

今日は、実習に先だって、学生さんが9月に健康教育の体験をする川根本町の久保尾地区の集会所に、実際の様子を把握するためにやってきました。

この日は、集会所で地区健康相談が開催されていました。(参加者の最高齢は94歳でした。)

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大学から、川根本町役場までおよそ車で一時間半です。

川根本町役場から30分ほど移動した、天竜区春野町のお隣近くに久保尾地区の集会所がありました。

3  健康相談では、尿検査、血圧測定、体組成計測定などが行われ、そのあと、保健師さんや栄養士さんから個別の説明が行われました。

学生さんたちは、参加者のお話を聞いたり、計測や個別の説明の見学をしていました。

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(学生さん達、いろいろお話を聞いていました)

個別の説明のあと、役場や病院の保健師さんと栄養士さんが交代で、「腎臓のお話し」を参加者の方に説明しました。

Photo_3この集会所で、9月に学生さんが健康教育をします。

川根本町の皆さんよろしくお願いします。

僕(聖隷さくら)も学生さんと一緒に川根本町に行き、見守るつもりです。

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2015年3月23日 (月)

聖隷クリストファー大学では、「実践力のある保健師を育てています!!~Part2」をお伝えします♪

公衆衛生領域では、保健師課程を選択した学生の実践力強化のために、様々な工夫をしています。 今回は、『公衆衛生看護展開論演習』の様子をお伝えします(#^.^#)

新カリキュラムの1年生(12N生)、76名が、20155月から始まる公衆衛生看護学実習の事前準備を兼ねて、コミュニティー・アズ・パートナーモデル※1を活用して、地域診断をおこないました。

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保健師課程を選択した学生は、3~4名の実習グループに分けられ、公衆衛生領域の教員5名と一緒に、半年間のゼミを行ない、地域の健康課題を明らかにする取り組みを行ってきました。

どのような取り組みかといいますと・・・

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して・・・いよいよ316日 (金) 

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2015年2月13日 (金)

実習に向けて! ~なぁるほどミニ知識編・第2弾~

こんにちは。基礎看護学の水野です。

寒い日が続いていますね!

皆さんは風邪をひいたりしていませんか?

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大学でも一時期インフルエンザが流行していましたね・・・。

息子が通う保育園では、最近年長組で1人ずつくらいインフルエンザに罹っているようです。

ママ友の園ではインフルエンザが大流行した!という話も聞きました。

うちの息子のような乳児クラスはインフルエンザが流行ったら大変!

園の職員もみんなマスクをして感染予防に努めているようです。

この時期の感染予防、大事ですね。

 

さて、とうとう来ました!1歳6か月健診のお知らせ!!

2年生はちょうど今、実習中ですね!?

 

1歳6か月健診では、からだ、運動面、こころ・発達面、生活リズム、食事、歯、子育て・家族の様子などをみてくれます。

浜松市では4か月のときと10か月のときに健診が公費で受けられるので、そのときに受けたっきり。

鼻水や咳での受診や予防接種で毎月のように小児科に行っているけど、いざ“健診”となると緊張しますね!!

「お母さん、虫歯になってますよ。歯磨きしてますか?」

とか言われたら、歯磨きしてたとしても“私、ちゃんと子育てできてない・・・”って思っちゃいますよ、きっと。

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なので、風邪で実家に預かってもらってた間に歯磨き大嫌いになってしまった息子に、何としてでも“歯磨きは朝晩しました!”という事実を作ろうと必死に格闘中。

 アンパンマンや機関車トーマスなど、好きなアニメを見ながらやったり、甘い味のマウススプレーや歯磨き粉を活用したり。

まだうがいができないので、フッ素入り歯磨き粉をガーゼで拭き取るのが面倒でした。

最近は、キシリトール入りのタブレットを使ってます。


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本当は歯磨き後に使うものだけど、大好きなグレープ味のタブレットをなめてる間によだれまみれになりながら磨くのが一番磨きやすいし、楽です。

でも、まだイヤイヤするので、指を噛まれながら毎朝・毎晩格闘してます!!


 

 成長・発達も気になります!

見た目子どもらしい体型してるし、太すぎるわけでもないし、歩くし、ボールも投げるし、蹴るし、できることは増えてきたけど。

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最近は「タクシー」と「バス」と「救急車」が大好きで、ワゴン車とかトラックとか見ると全て「バス」、白い車は「ちゅーちゅーしゃ」って言ってるけど。

それでも、この行動はいいかしら?と不安になることがたくさん!


 

先日、保育園の懇談会で、「早寝・早起きのリズムをつけてくださいね」と言われ、“うーん?夜更かしは何時から??朝は何時までに起きればいい?私、大丈夫?”と心配に。

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ママさんたちにも聞いたら「私も!何時か聞きたかった!」と。

ママ同士で、夜は9時までに寝かせばいいね、朝は7時までに起きればいいね、と確認。

毎日朝5時から6時半までには起きてるし、夜は8時台に寝るので大丈夫かな。


 

家に帰ったとき、食事の前の手洗いも、まだまだ「泡あわしようね」とか「はい、手を洗うよ!」と洗面所に連れていって、抱き上げて洗わないといけないので、大変。

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「ペチャペチャ」と、濡れた袖を見て言われます・・・。

言葉の発達は順調のようです。


 

食事が一番問題かな。

「あった!」とウインナーやエリンギ、しめじ、レーズンだけつまんで食べる、トーストはきなこかかったところだけを剥がして食べる、キャベツはベェーッと出してポイする、納豆ごはんは好きだけど、ママの納豆を先に食べようとする。

午後のおやつはエンドレス・・・。

膝に座らせると食べるけど、椅子はイヤとか。

保育園でおままごと遊びをしてエプロンをしていたからか、お食事エプロンはイヤって外すので、急いで普通のエプロンをネットで注文。今日届くかな?


 

自我が出始めてるので、難しいお年頃。

お散歩も外遊びも、切り上げ時を真剣に悩み、保育園の先生のマネ。

「いっぱい遊んだねー。楽しかったねー。まだ遊びたかったねー。また明日遊ぼうねー」

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こんな子どもたちが大集合する16か月健診!実習楽しみですね!!

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*解説1 ロタウィルス胃腸炎は特に感染力が強く、実習ではもらわないよう要注意です。

*解説2 看護者はこれまでの育児をねぎらい、保護者を不安にさせない対応が大切です。

*解説3 フッ素入り歯磨きは飲み込まないようにすること。中毒になる場合があります。

*解説4 本当は「早起き・早寝」(早起きするから早寝ができる)です。日本の子どもは世界でも有名な夜更かし・寝不足で、脳発達や将来の体への影響が心配されています。

*解説5 「手づかみ食べ」は目と手と口の協調運動であり、摂食機能(食事をする機能)の発達の上で重要な役割を担う(2007年「授乳・離乳の支援ガイド」厚生労働省)

 

結論:水野先生のお子様は変わらず健康で理想的な成長をしており、特に起床と就寝の時間が素晴らしい!

厚生労働省も勧める「手づかみ食べ」もバッチリで、水野先生は子育て上手な優秀なお母さんです。

(解説:小児看護学  宮谷 恵)

(レイアウト:老年看護学 松元 由香)

 




2014年12月15日 (月)

☆看護学部2年次生の「災害看護論の演習風景」をご紹介します。

2年次生の「災害看護論」では、授業の中で、2コマを使い避難所のシミュレーション演習を行っています。

この演習では、静岡県危機管理局で開発した「避難所HUG」を使用しています。

「避難所HUG」では、避難者の年齢や性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカードを、避難所の体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを模擬体験するものです。

「災害看護論」を履修した112名の2年次生が2グループに分かれて、121日と8日に行いました。

この演習の設定は、「12月の雨の日曜日の午後4時、午前中に御前崎沖でマグニチュード8.0の大地震が発生し、電気、ガス、水道が止まる中、小学校の避難所に200名以上の避難者が続々と避難してくる」というものです。

避難者の状況を書いたカードを読み手が次々読み上げる中、45名のグループメンバーが避難者の処遇を検討して配置していきました。

また、途中で、「毛布200枚明後日届く」「仮設トイレ20基・・日に届く」などのイベントにも対応します。これらの情報を避難所の掲示板にどう掲示するか、グループで掲示物を作成しレイアウトを検討しました。

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“避難所のトイレは使用禁止、トイレどうする?”

“外国人旅行者の一団が避難してきた。外国語のできる人を探そう”

“避難者がペットを連れて来た。校庭の鉄棒にリードでつないでもらう?盲導犬は一緒なの?”

“食料は?”

“車いすの高齢者はどこに?”

“インフルエンザの症状がある人は保健室?”

とグループで一生懸命話し合い、配置を決めていきました。

「避難所掲示板へのレイアウトを考えてみました」

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途中休憩を挟みましたが、およそ3時間近く、全員が真剣に取り組み、「難しくて、疲れたけど、避難所演習に取り組むことができて良かった」という感想が聞かれました。

2014年11月14日 (金)

2014年11月1日(土)に「保健師の集い」を開催しました

毎年、集いは3月に行われていましたが、今年度は初めて、ホームカミングディに合わせての開催となりました。 

今回の企画は、産業保健分野で働く保健師さんからのメッセージをお聞きし、自分たちの日々を振り返りました。

参加者は、23名でした。

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◯企画は、公衆衛生看護学領域で行いました。

仲村先生が中心となって、本田技研工(株)浜松制作所で働く本学の卒業生の曾我絵里保健師さんと一緒に、企画を進めてくれました。


 

◯話題提供は4名(本田技研の曾我さん、ヤマハ発動機の波多野さん、ヤマハの景山さん、浜名湖電装の田口さん、聖隷健康診断センターの平野さん)です。

皆様、すばらしい話題をご提供いただき、本当にありがとうございます。

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◯産業保健師さんの“いきいき”とした活動を聴き、自分たちの活動をふり返ったり、自分の活動の参考にしたり。

でも一番の収穫は、みんなの話を聴いて、話に参加して、自分の考えていることを語って、そうしたら明日から、それぞれが小さなことでもよいので、チャレンジしようという気持ちが生まれていることでした。

それはなぜでしょうか?

やはり、チャレンジしている姿を見ると、自分もチャレンジしようと思うのですね。

                     公衆衛生看護学の鈴木知代からの報告でした。



2014年8月 2日 (土)

聖隷クリストファー大学では、「実践力のある保健師を育てています!!」

本大学では、2012年度より、保健師課程が選択制にカリキュラム改正されました。

これを受け、新カリキュラムの学生(12N生)に対し、

公衆衛生看護学を担当する教員5名が総力を上げて、

保健師の実践力強化のための取り組みを行っています。

どのような取り組みかといいますと・・・

保健師の「就職」を勝ち取るためのポイントや保健師課程に取り組むための心構えなど丁寧に説明していきます。

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今年度の新たな取り組みとしては、3年生の春セメから、毎月1回、全5回の日程で、「実習・国家試験対策・就職関連の情報提供及び指導」をおこなっています。

《ガイダンススケジュール》↓↓

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特に、保健師力強化のために外せないのが・・                   

「公衆衛生に関する法律」の学習です。

毎回のガイダンスでは、講義の中で触れた内容を中心に、

公衆衛生活動における代表的な法律について、

「枝分かれ学習」を行います。

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《介護保険法、障害者総合支援法など、公衆衛生に関連する法律を学びます》

法律を楽しく学んでいけるように、教員が、工夫をこらした教材を作成し、

こんなに沢山の学習を積み上げてきました。

毎回のガイダンスでは、学習した課題の確認のために、

保健師国家試験の過去問題を中心に、ミニテストを実施し、

自己の学習達成度を確認しています。

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《ミニテストに真剣に取り組む学生の様子》

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《ミニテストの解説を聴く学生の様子》

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12N生は、現在82名の学生が「保健師課程」を選択しており、

全5回のガイダンスは、100%の出席となっています。

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次回の課題についてメモをとりながら真剣に学ぶ学生の様子》

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さらに「保健師の実践力強化」を目指して、

保健統計の実践課題も取り入れています。



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2014年5月30日 (金)

4年生の地域看護学実習の様子

今回は、4年生の地域看護学実習の様子をご紹介します。

地域看護学実習では、地域の保健センターや保健所で行われている

保健事業に参加をして学びを深めます。

 

学生が主体的に実践する項目として、「健康教育」があります。

グループのメンバーが力を合わせ、作り上げていきます。

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このグループは、生活習慣病予防のお話を準備しています。

「どうしたら興味をもって聞いてもらえるかな〜」

ユーモアも交えながら、試行錯誤しながら内容を考えます。

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指導して下さる保健師さん達の前で

デモンストレーションを行ってアドバイスを頂きます。

 

学生さんにとっては初めての経験で緊張の連続ですが、

スタッフ総出の熱心なご指導で少しずつ良くなっていきます。

本番はいよいよ明後日、最後の仕上げです。

無事に成功しますように!

2014年2月14日 (金)

臨地看護実習「地域看護実習Ⅱ」をお伝えします♪

保健師の免許取得に欠かせない、一般行政における臨地実習がいよいよ始まりました。

 

地域保健実習Ⅱでは、看護領域の病棟実習から一変、地域の行政に赴き、

保健師さんの指導のもと、地域に暮らす人々の「生活をとらえる」視点を学んでいます。

 

今までの病棟実習と違い、保健センターでは、地域の色々な拠点施設へ出かけ、

家族や集団に関わる実習に取り組んでいます。

「担当患者様」と「学生」のワンツーマンの関わりではなく、20名近い参加者さんを前に、

少し戸惑いながらも、実習のメインイベントである「健康教育」を実施することができました!!

 

 テーマは「心も体も温めよう!」です。

女性に多い「冷え対策」について、寒~い冬を乗り越えるための工夫や、

体を温めたり冷やす食べ物の紹介など、約20分間の教育を行いました。

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自己紹介では、自分の名前の紹介と出身地、その土地にちなんだ食べ物などを紹介し、

参加者の皆さんの笑いを誘っていました。

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体を冷やす食べ物、温める食べ物は、参加者の皆さんも一緒に考えることができました。

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最後に、末梢循環を促すストレッチと体を温める「つぼ」の紹介をおこないました。

媒体も綺麗に工夫したおかげで、参加者の皆さんからは、

「わかりやすく聞くことができた!」との声をいただきました。

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指導者の保健師さんと、実習全体の反省を行い、学びを深めることができました!

2014年1月 5日 (日)

「平成25年度 全国保健師教育機関協議会 東海・北陸・近畿ブロック第2回 定例会」に参加しました

2013年12月23日(月)

「平成25年度 全国保健師教育機関協議会 東海・北陸・近畿ブロック第2回 定例会」が開催され、公衆衛生看護学領域を代表して教員の鈴木知代が、富山に行ってきました。

<全国保健師教育機関協議会って何?>

優秀な保健師を育成することを目指して昭和55年に設立され、全国の保健師教育機関の発展と、保健師教育の充実のための活動を行っています。現在会員校は168校、全国を5つのブロックに分け、聖隷クリストファー大学は東海・北陸・近畿ブロックに加入しています。このブロックが最大で、会員校は57校です。

 研修会の内容は、「保健師教育にミニマム・リクワイアメンツを活用しよう」ということで、研修とグループワークが行われました。

<ミニマム・リクワイアメンツって何?>

卒業時までに全学生が必ず修得する最低限の技術のことです。詳細は、全保教のホームページで、ダウンロートできます。↓

  ここからhttp://www.zenhokyo.jp/work/doc/h25-iinkai-hokenshi-mr-houkoku.pdf

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富山駅周辺の風景です。見て下さい。

富山、雪かしらと思っていましたが、全く雪がなく、参加された他の学校の先生方は、雪仕様の靴でした。

が、鈴木は準備が悪く普通の靴、どうしようと思ったら、幸いなことに雪がなく、

「日頃の行いが良いのでしょうか・・・」など、微笑んでしまいました。

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休日ですが、熱心に保健師教育について話し合っています。

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参加された先生とご一緒に。

向かって右側が城島哲子先生です。以前本学の先生でした。懐かしいですね。今は、奈良県立医科大学の先生です。

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2013年12月28日 (土)

1年次生に保健師課程のガイダンスを行いました

2013年12月6日(金) Ⅵ時限目:公衆衛生看護学領域

1年次生に保健師課程のガイダンスを行いました。

2012年度入学生から保健師課程は選択制をとっています。

保健師を志望する学生さんへ、教員からのメッセージです。

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参加者は110名、熱心に聞いていました。

夢を実現できるよう、みなさん頑張ってください!