« 2013年12月 | メイン | 2014年2月 »

2014年1月

2014年1月31日 (金)

1年生に突撃インタビュー!!の巻 (^^)

こんにちは。

今回は看護学部1年生に出身校、大学と高校の違い、看護学部で学んで感じたこと、

1年前の自分へのアドバイスをインタビューしてみました。

受験生のみなさん、多くのことを学び、感じ頑張っている先輩の姿をちょっとだけお届けします。

1_2

Aさん (1年女子)

①    出身

浜北西高校

②    大学と高校の違い

高校は授業を聞いているだけでよかった。

大学は復習をしないとついていけない。

③    看護学部で学んで感じたこと

私は高校3年生の夏に看護学部に進もうと決めた。高校の時から先生に「看護学部は勉強が大変だ」と言われていた。春セメスターは大丈夫だったけど、秋セメスターは履修科目も多くなり大変。

技術練習と試験勉強を同時に進めていくことが大変。

④    1年前の自分へのアドバイス

大学は夏休みが長い。夏休みに向けてがんばれ!

2

Bさん (1年女子)

①    出身 

御前崎 (下宿)

②    大学と高校との違い

高校は決められたスケジュールで流れに沿っていればよかったけど、大学は自分で授業を選択するため、空き時間もできる。自分で決められるが、責任も自分で取らなければならない。試験の範囲がとても多いし、勉強量が全く違う。想像以上に大変。

③    看護学部で学んで感じたこと

助産師になりたいと思っている。

実習で実際の看護を見学し、患者のためにいろいろなことを考えていたことを知った。看護師が簡単そうにやっていることが、実際に自分でやってみるととても難しかった。

看護は自分の普段の生活とつながっている。普段何気なく行っていることを意識して、その意味を分かったうえで看護の場面で活用していくことが大切。

④    1年前の自分へのアドバイス

生物などはとくに、看護と関連しているため勉強しておくとよい。

1年前の自分は、受験のための勉強に意味があるのかと気が滅入っていた。でも、たとえば歴史などの知識は、患者さんとの話題に生かされることもある。コミュニケーション技術は患者さんとの信頼関係の築くうえで大切だと思う。どんな知識でも不必要なものはない。

3

Cくん(1年男子)

①    出身

富士市 (下宿)

②    大学と高校との違い

1年のうちは数学や英語などの基礎的な科目が多いと思っていたが、1年次から専門科目も多くある。

自分は大学に入って、一人暮らしになったことが一番の違い。一人暮らしは、勉強していてもお腹が空いたと思ったら自分でご飯を作らなければならないし、食べたら片づけて、お風呂も自分で用意して、大変。でもその分、時間的な自由はある。遊ぶのも寝るのも、自分の自由でできる。

③    看護学部で学んで感じたこと

医療系の分野に興味があった。ナース体験やボランティアの経験を通して看護に興味を持つようになった。

高校までは理系で男子が多かったが、看護学部は女子が圧倒的に多くて最初は戸惑った。

女子社会のなかでうまくやっていくコツは、逆らわないこと(笑)

大学は必死に勉強するイメージがなかった。とくに実技試験は厳しく、思っていた以上に大変。たとえば、シーツもただきれいに敷ければよいのではなく、なぜそうするのかという根拠や注意点ある。

④    1年前の自分へのアドバイス

受験に英語は重要!僕は英語が苦手だったから、志望校が限られてしまった。

あと、ボランティアとか職業体験とか、自分が思い立ったことをたくさん経験しておくとよいと思う。僕は地元の病院でナース体験をしたことで看護の分野に興味を持ったし、友達は富士山のゴミ拾いの活動に参加して生物学の分野に進んだ。福島まで自転車で行って、ボランティア活動をした友達もいる。いろんな経験をすることで、自分のやりたいことが見えてきたり、変わるきっかけになると思う。

4

Dくん (1年男子)

①    出身

浜松市内(自宅)

②    大学と高校の違い

自立が大切。履修する科目や授業の場所、時間の変更など、自分で主体的に情報を収集しなければならない。

③    看護学部で学んで感じたこと

母親が看護師であり、ナース体験によって興味を持った。

大学に入って、専門的な知識や技術を学び、自分でもできる技術が増えてきたことが楽しい。看護学部は男子学生が少ないため、高校よりも先輩ともっと交流したい。

④    1年前の自分へのアドバイス

自分の身体を大切にしよう!自分は、入試の2日前に交通事故にあった。幸い受験には支障はなかったが、気を付けてください。

暗記は最後まで粘って!青い文字のほうが記憶に残りやすいと聞いたので、僕は青いペンを使って勉強していた。

 

受験生のみなさま、ラストスパート、がんばってください!

1年生のみなさんも、本当にありがとうございました! (^^)

2014年1月24日 (金)

実習前の学内演習について

こんにちは、成人看護学領域教員の井上です。

今日は現在3年生が行っている臨地看護学実習のひとつである慢性看護学実習について紹介いたします。

 

慢性看護学実習の目的は、「慢性疾患を抱える患者と家族を総合的に理解し、看護実践に必要な能力および態度を養うこと」であり、主に内科系病棟で実習を行ないます。

実習では、入院中の患者様を受け持たせて頂き、患者様の病態やADL(日常生活行動)の状態などをアセスメントしたうえで看護計画を立案し、日常生活の援助、症状緩和、検査・治療・処置に対する援助などを実施していきます。

また、看護師さんとともに輸液(点滴)管理や食事介助など看護技術を実践することによって、とても多くの学びを得ることができる実習です。

安全に、かつ正確に実施するためには、予習・復習が欠かせません。そのため、成人看護学領域では、実習が開始される前に1・2年時に学習した内容を復習するために、フィジカルアセスメント、輸液管理、バイタルサイン測定、環境整備などの内容から成る学内演習を行ない、実習に臨んでいます。

その他にも、実習病棟や受け持ち患者様に応じて必要な看護技術を学ぶために、学内演習を適宜行っています。

 

今回の実習グループの学生4名は、消化器内科病棟で実習を行ないます。受け持ち患者様の多くは、疾患や検査、治療のために点滴を必要とされる方々です。そのため、実習初日のオリエンテーション終了後、成人看護実習室で輸液管理の復習を行いました。

 

はじめに、基礎看護技術のテキストを使用して、輸液に必要な物品や手順、注意点を確認します。

Photo

イメージトレーニングをしてから、実際に病棟で使用されている輸液セットを使用して、練習を行います。

2

今日は生理食塩液100mlのボトルに成人用輸液セットを接続し、先端まで薬液で満たす、という練習を繰り返し行いました。

何度か繰り返しているうちに、スムーズに実施できるようになってきます。

この調子なら、病棟でも看護師さんの指導のもとで輸液の準備ができそうです。

3

注射指示箋(例)を見ながら『1分間あたり何滴滴下するように調整したら良いか』を計算しています。

(ベッドサイドで患者さんをお待たせしないために、看護師には計算能力も求められます。)

計算通りに輸液が滴下するよう、時計とにらめっこしながら、滴下調整を行います。

4

このように、約1時間輸液管理の演習を行いました。

点滴の準備と滴下調整のほか、注射器の操作も復習しました。

 

臨地実習では1病棟あたり4~5名の学生さんが配置され、大学教員と病棟の看護師さんとで協力しながら実習指導にあたっています。

さまざまなフィールドで実習を行うことで視野が広くなり、自分の傾向(長所や短所など)に気がつくことができます。現場ならではの楽しさ、厳しさなど多くのことを吸収し、自分の将来を考えていってほしいと思っています。

 

実習初日のこのガッツポーズが、終了日にはどのように変化しているでしょうか・・・。

3年生の皆さんの成長を期待しています!

5

 

 

2014年1月17日 (金)

看護師・保健師国家試験!  4年生のみなさん 頑張れ~!

1月10日に、看護学部4年生の最後の看護師国家試験の模擬試験がおこなわれました。

Blog1

Blog2

看護師国家試験は、必修問題50問中8割以上正答しないと、一般問題・状況設定問題の点数が良くても合格できないので、設問の意図をしっかり読み取りミスなく回答することが大切です。

この1年、国家試験委員の学生が中心となり、国家試験勉強会の実施や必修問題中心の「おためし模試」、本番さながらの模擬試験を繰り返しおこない、自分の弱点を知って本番に備えてきました。

2月14日の保健師、2月16日の看護師国家試験まであと1か月、「不安」に押しつぶされそうになっている学生もいると思います。でも、

慌てず、焦らず、諦めず!

今までやってきたことを信じて、落ち着いて本番に臨んでくださいね。

 

「不安」になったときは、実習で受け持たせて頂いた患者さんや看護師さんに教えてもらったこと、応援してもらったこと、仲間と支えあいながら学んだことを思い出してください・・。

~思い出の演習シーン~

Blog3

~思い出の実習シーン~

Blog4

大丈夫!努力は、きっと報われます。

そして、本番当日まで、粘り強く諦めずに、学び続けましょう。

頑張れ~!(^^)/

皆さんのことを応援しています。

2014年1月10日 (金)

助産師国家試験、そして、修了まで残りわずか

助産師国家試験は2月13日です。

出願するためには正常分娩10例程度の分娩介助が必要です。

少子時代・ハイリスク妊産婦の増加などの事情から、例数を達成するのはとても難しいのが現状です。

今年度はギリギリまで心配しましたが、妊産婦さんとそのご家族のご理解や実習施設のスタッフの皆様のご指導のおかげで何とか達成することができました(^v^)

学生も17名で励まし合いながら、よく乗り越えてきました。

Photo

合格祈願のお札などは助産学専攻科の教室に置かせていただいています。

「たんぽぽ」と書かれているのは隣接する聖隷三方原病院の院内助産所「たんぽぽ」の助産師さん方からいただきました。

Photo_2

今年度に入学生を迎える準備をした時の教室です。

助産学専攻科は1年間ですので、毎年、卒業と入学があります。

4月にはどんな出会いがあるか楽しみ♪♪。この教室でお待ちしていますね。

ブログをお読みの方の中には、助産師を目指している方も多いと思います。

入学後は忙しい学生生活ですが、是非、受験にチャレンジしてください!!

2014年1月 7日 (火)

☆メリークリスマス☆

年が明けて先月のことになりますが、クリスマスの話題を2つ紹介します。
キリスト教精神に基づいて建学された本学にとって、クリスマスは大切な行事の一つです。

①「ぞうさんの会」のクリスマス

12月15日に学内の学生ホールで開催された「ぞうさんの会」のクリスマス会について紹介したいと思います。

「ぞうさんの会」は在宅で医療ケアを受けながら生活をしている子をもつ親の会です。
その会に本学看護学部の教員がサポーターとして活動しており、私もクリスマス会にボランティアして参加をしました。

(掲載写真は「ぞうさんの会」から提供していただきました)

 北風が冷たい寒い日でしたが多くの会の子どもたちと親の方々が参加をしてくれました。

1

サンタさんとトナカイさんが出迎えてくれて記念写真 をパチリ♪

クリスマス会はピアノや和太鼓の生演奏、本学のハンドベルサークルの演奏などたくさんの催し物があり、2時間はあっという間に過ぎていきました。

2

会の子どもたちも、劇の中で森のかわいい動物の役で大活躍してくれました。

3

会の終わりには毎年恒例のプレゼント交換がありました。

本学の学生も多数ボランティアとして準備から片付けまで参加をしてくれ、寒い中車を誘導してくれたり、クリスマスツリーやトナカイに扮装したりと会を支えてくれました。

子どもたちも親もリフレッシュできたようで、私もたくさんの笑顔をもらいました。

②クリスマス礼拝のハンドベル 

2013年12月18日(水)クリスマス礼拝が体育館で行われました。

恒例のハンドベル演奏がハンドベル部により行われました。1_2

澄んだ音色がクリスマスの雰囲気を静かに盛り上げてくれました。

このハンドベルは初代学長吉田時子先生が寄贈くださったものです。

 

 

2014年1月 5日 (日)

「平成25年度 全国保健師教育機関協議会 東海・北陸・近畿ブロック第2回 定例会」に参加しました

2013年12月23日(月)

「平成25年度 全国保健師教育機関協議会 東海・北陸・近畿ブロック第2回 定例会」が開催され、公衆衛生看護学領域を代表して教員の鈴木知代が、富山に行ってきました。

<全国保健師教育機関協議会って何?>

優秀な保健師を育成することを目指して昭和55年に設立され、全国の保健師教育機関の発展と、保健師教育の充実のための活動を行っています。現在会員校は168校、全国を5つのブロックに分け、聖隷クリストファー大学は東海・北陸・近畿ブロックに加入しています。このブロックが最大で、会員校は57校です。

 研修会の内容は、「保健師教育にミニマム・リクワイアメンツを活用しよう」ということで、研修とグループワークが行われました。

<ミニマム・リクワイアメンツって何?>

卒業時までに全学生が必ず修得する最低限の技術のことです。詳細は、全保教のホームページで、ダウンロートできます。↓

  ここからhttp://www.zenhokyo.jp/work/doc/h25-iinkai-hokenshi-mr-houkoku.pdf

Blog201312267png

富山駅周辺の風景です。見て下さい。

富山、雪かしらと思っていましたが、全く雪がなく、参加された他の学校の先生方は、雪仕様の靴でした。

が、鈴木は準備が悪く普通の靴、どうしようと思ったら、幸いなことに雪がなく、

「日頃の行いが良いのでしょうか・・・」など、微笑んでしまいました。

Blog201312268png

休日ですが、熱心に保健師教育について話し合っています。

Blog201312269png


参加された先生とご一緒に。

向かって右側が城島哲子先生です。以前本学の先生でした。懐かしいですね。今は、奈良県立医科大学の先生です。

Blog1226