2021年1月29日 (金)

他学部との交流① ~母性看護学 沐浴編 看護学部先輩から社会福祉学部後輩へ~

1月後半に、本学看護学部 母性看護学実習を履修している3年次生から社会福祉学部1年次生へ、沐浴(赤ちゃんのお風呂)技術の講義を行いました。

今年は、コロナ禍ということもあり、密を避けるために、遠隔によるZoomミーティングシステムを活用した沐浴技術の指導を考えました。遠隔で、どのようにわかりやすく技術を伝えるかといった点や、一方的な講義ではなく双方向でのやり取りが可能なように配慮しました。

 

打ち合わせでは、実際の資料を使い、練習をしています。

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講義風景です。

新生児の特徴について講義をした後、講義内容の確認としてクイズを出し、新生児の特徴を復習します。右は講義風景、左は社会福祉学部の学生さんがクイズに答えている風景です。

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看護学部3年次生が、新生児の抱き方を説明し、

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目の前には、社会福祉学部の学生の反応もわかるモニターを置き、反応をみながら、講義を展開します。抱っこが上手にできた学生さんには、画面を通じて上手にできていることを伝えました。

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沐浴技術は、天井カメラから沐浴をしている場面を撮影し、遠隔にて伝えました。

Image5上のパソコン、下のスクリーンの画面のように、実際に沐浴している映像をリアルタイムで、社会福祉学部の学生さんに見てもらいました。

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カメラ操作も学生自身で行います。映像を確認しながらカメラの位置を決め、わかりやすく映像を配信する方法を考えます。また、実際の映像をみながら、沐浴手順の詳細な説明を伝えました。

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Zoomの様子。看護学部生が映像を随時確認しながら、社会福祉学部の学生さんに講義が伝わっているか、様々な角度から映像を撮影しながら、わかりやすい講義になるよう努めていました。クイズに正解すると拍手で反応したり、意見を伝えてもらったりと、相手の反応を確認しながら、直接対面で接していない中でも双方向のやり取りができました。

コロナ禍で、対面による指導が困難になっています。その中で、ICTを活用しながら、実習で学んだことを他者へわかりやすく伝えていく指導方法を考え、実施しました。社会福祉学部の学生さんから「細かい動作や赤ちゃんの原理など、その動作をする理由などを詳しく話してくださったので理解しやすかったし、とても勉強になりました」「沐浴指導がとても分かりやすく集中して見ることができ、とてもためになった」との返答がありました。

看護学部の学生は、「他者に学んだことを伝えるには、自分自身が理解していないと伝えることができないため、自分自身の母性看護学の復習にもなり、他者にわかりやすく伝えることについて勉強になった」との感想がありました。よく頑張って講義の準備をして、本番に臨むことができました。実際、看護師になった際も、看護の対象者となる方へわかりやすい指導を行う事が大切です。是非、今回の経験を生かしながら看護を実践してください。今後の皆さんの指導に期待しています!

文責:母性看護学 黒野智子、室加千佳

2021年1月21日 (木)

大学院:中山大学とのオンラインセミナーを実施しました。

聖隷クリストファー大学・中山大学第一附属病院合同セミナー

「日本における看護教育」(聖隷クリストファー大学)

「中国における専門看護師の教育と訓練(実践)」(中山大学第一附属病院)

 

1.概要

本セミナーは、聖隷クリストファー大学の看護学とリハビリテーション科学の知識と技術を提供し、中山大学からの受講希望内容に基づいて講義を行います。また、中山大学からの講義もあり、本学教員及び学生が聴講することで、相互理解を深めます。

2.開催期日

第2回セミナー

日時:2021年1月19日(火) 14時-16時40分

場所:3302教室(Zoomによるオンライン視聴も可能です。)

3.プログラム

14:00-15:20 「日本における看護教育」 

        市江和子教授 看護学部看護学科

15:30-16:30  「中国における専門看護師の教育と訓練(実践)」

        Mr. Liu Qiangqiang 中山大学第一附属病院救急部

16:30-16:40  講義のまとめ

        中山大学

 

講演内容は、「Ⅰ.わが国における看護の動向」「Ⅱ.わが国の看護教育」「Ⅲ.わが国の看護教育と看護系大学」「Ⅳ.看護継続教育」「Ⅴ.本学の大学院教育と看護学研究科」についてです。

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中山大学第一附属病院救急部からは、Liu Qiangqiang氏が「中国における専門看護師の教育と訓練(実践)」の講演を行ってくださいました。

日本と中国の専門看護師の教育について、質疑応答、意見交換を行いました。

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終了後に、中山大学の皆様とリハビリテーション科学研究科の柴本勇先生とともに記念撮影をしました。

 

本学および中山大学からは、多くのご参加をいただきました。

ありがとうございました。

 

次回は、第3回として、3月1日(月)14時から「呼吸器・集中治療におけるリハビリテーション」をテーマとして開催します。

ぜひ、ご参加ください。 

 

文責 看護学研究科 市江和子

2020年12月16日 (水)

“地域包括ケア看護論”の紹介 その2 「地域包括ケアをつくる“人とのつながり”」

10月に続き、11月の「地域包括ケア看護論」についてのご紹介です。地域包括ケアの基本的な考えや、地域で暮らす障がい者・児や認知症の方の生活について教員から学んだ後、6,7回目の授業では「地域包括ケアの実際」として、障がいをもつ当事者の方、そのご家族から、地域で暮らし続けることについて直接お話をうかがいました。

NPO法人地域支援ネット「ゆう」障害者指定居宅支援事業所の理事長である杉本和美さんから、「傷病を抱えながらの生活・社会活動」についてお話しいただきました。杉本さんは、事故により頸髄損傷となってからの当事者の心理、在宅での生活、障害の受容などについて体験を交えてお話しくださり、人生の先輩として思い悩むことの大切さについても教えていただきました。

ご自分の意志を強く持たれている杉本さんの生き方に感銘を受けて、学生達は誰にでも可能性があり病気や障害が妨げにはならないこと、相手を尊重して寄り添い、相手の立場にたって気持ちを汲み取ることからうまれる人とのつながりや社会とのつながりの大切さについて、学びを得ることができました。

 

授業風景  (杉本さん)

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また、認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ/たけし文化センター連尺町の理事長、久保田翠さんは、知的障がい者の息子さんへの自立支援活動から、知的に障がいのある人が自分を表現する力を身につけ、文化的で豊かな人生を送ることの出来る社会的自立と、その一員として参加できる社会の実現を目指す活動についてお話しくださいました。障がい者の存在や行為自体を「文化・芸術」として捉えて、人間が本来もっている「生きる力」「自分を表現する力」を見つめていく場の提供、障害のある人が街中で様々な人とのつながりの中でその人らしく生きていける生活環境づくりについてなど、これまでの障がいの捉え方を揺さぶられるようなお話でした。

久保田さんの「障害はその人についているものではない。私と貴方の関係の間にあるもの。」という言葉に、多くの学生たちは自分が障害という固定概念に囚われていたこと、自分では気づけなかった偏見や価値観に気づき捉え方が変化したと、講義後に述べていました。障がいの有無と関係なく、互いの可能性を認め合い、共生できるまちづくり目指すことも、地域包括ケアであるとの、幅広い学びを得ることができました。

 

授業風景 (久保田さん)

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認定NPO法人クリエイティブサポートレッツのホームページのご紹介

・アルスノヴァHP

http://cslets.net/arsnova

・のヴぁてれび

https://www.youtube.com/channel/UCG-34arDueJ9Yep6vIYg8Mw

 

8回目の授業からは、事例を用いたPBL(Problem-based Learning:課題解決型学習)が始まります。今後も「地域包括ケア看護論」の取り組みについて報告していきたいと思います。

(写真掲載については許可を得ています。)

文責:豊島由樹子

2020年11月24日 (火)

大学院看護学研究科:大学院進学にむけた看護職キャリア支援講座を実施しました

「大学院進学にむけた看護職キャリア支援講座」について、初回講義を2020年11月14日(土)に開催しました。講座は、2020年度で3回目となりました。毎年、11月に、継続して開催しています。

 

2020年度については、COVID-19 の感染状況をふまえ、感染対策としてソーシャルディタンス、除菌シートによる清掃、換気を徹底することで対面と遠隔を併用した開催としました。会場参加の受講者の方とは、十分なソーシャルディタンスをとっています。

 

2020年11月14日(土)

 日時

内容

講師

受付等担当

2020年11月14日

9時30分~11時

第1回:看護研究と計画書の作成

市江和子  教授

 

津田聡子  准教授

大山末美  准教授

2020年11月14日

11時10分~12時30分

第2回:看護研究における文献検討

酒井昌子  教授

2020年11月14日

13時30分~15時

第3回: 看護研究と看護倫理

大石ふみ子 教授

受講者と日程調整

第4・5回:研究に関する研究計画書の具体的作成等について(個人ワーク)

参加者の関係領域教員

 

受講者と日程調整

第6回:各看護学領域教員の取り組む研究トピックス(個別ワーク)

参加者の関係領域教員

 

 

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受付担当の、大山先生と津田先生です。

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第1回:看護研究と計画書の作成

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第2回:看護研究における文献検討

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第3回: 看護研究と看護倫理

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今後、第1回~第3回の講座をふまえ、第4・5回は研究に関する研究計画書の具体的作成等について(個人ワーク)、第6回は各看護学領域教員の取り組む研究トピックス(個別ワーク)となります。講座全体で、研究計画書における研究課題の焦点化を目指します。

 

地域の看護職の皆様へ向けて大学院進学に関するキャリア支援を行い、将来「研究的な視座をもつ臨床の実践者」「研究的な視座をもつ看護教育者」として活躍されることを期待して実施しています。

  

文責 看護学研究科 市江和子

2020年11月11日 (水)

“地域包括ケア看護論”の紹介 その1 「私の生活、暮らしを見つめる」

看護学部では、2019年度入学生から一部の教育課程が改定されています。その目的は、地域包括ケアシステムの推進に基づく社会の変遷にあわせた教育課程へと発展させるためです。

「地域包括ケア」とは、様々な発達段階、健康レベル、生活の場にある人々が、医療や介護が必要な状態になっても、可能な限り住み慣れた地域で自分らしく暮らしを続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が包括的に確保されるという考え方です。そのしくみを「地域包括ケアシステム」といい、誰もが“自分のこと”“家族のこと”ひいては、そう遠くない“将来の日本のこと”として捉える必要があります。

2019年度入学生は、1年次に「地域看護学実習」で、各自治体における地域包括ケアの取り組みについて、地域のロコモーショントレーニング事業参加団体や高齢者サロン活動を行っている住民組織(グループ)に許可を得て参加し、地域で生活している人々の生活・生活圏をとらえて、高齢者の健康管理「自助」や住民相互の「互助」の効果を学び、健康との関連を考える実習を行いました。

そして2年次生になって、健康な対象だけでなく健康上のニーズを抱えながらも自分らしく地域で暮らし続けるための生活・支援について学び、地域に暮らす生活者の視点から看護の役割について考える科目「地域包括ケア看護論」が始まりました。

地域包括ケアの概念を学んだ後の2回目の授業は、「地域包括ケアの基盤である生活や地域で暮らすことについて、自分の言葉で考えてみる」を単元目的として行われました。

科目担当の先生から、履修生の皆さんに「地域に暮らす一市民として私の生活、暮らしを見つめ、考えてみよう」という課題が出され、近くの席の学生2~3人程度で15分ほど話し合った後、その内容をWebClass(本学が利用しているラーニング・マネジメント・システム)に提出してもらいました。

 

話し合い風景

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その後、提出された意見を、自然言語解析の手法を使って単語分割し、語句の出現頻度や相関関係をソフトを使って解析し、授業内で共有しました。

 

①あなたは今の生活をどのように感じてますか? …やはりコロナが生活の中心ですね。

 

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②今住んでいる地域の暮らしを、どのように思いますか?

…暮らしやすいと感じている人と不便を感じている人がいるようですね。

 

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先生からの講評

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各々の、ものの捉え方や考え方・態度は 家庭、学校、地域社会、文化、制度、経済状況などから学習したり規制を受けながら、自分の価値観を築き、自分なりのライフスタイル(生き方、生活様式)が作られていきます。人は社会との関わりの中で、その人特有のライフスタイルをつくり、習慣化された日常生活を営んでいます。人の生活や暮らし方、大切にしていることは、それぞれ異なっています。その1人1人の考えや価値観を大切にした「地域包括ケア」となっていくことが重要ですね。

 

「地域包括ケア看護論」は、他大学にない新しい科目です。本学の在宅看護学、老年看護学、公衆衛生看護学、精神看護学、成人看護学、小児看護学、母性看護学から教員が集まり、「地域包括ケア」において今後、社会を支えていく学生さんにとって必要な内容を吟味精選して科目を構成しています。今後も「地域包括ケア看護論」の取り組みについて報告していきたいと思っています。

 

文責:豊島由樹子

2020年11月 6日 (金)

小児看護学実習:聖隷クリストファー大学附属クリストファーこども園におけるこども園実習Ⅰ

9月末から、小児看護学実習のこども園実習Ⅰがはじまりました。聖隷クリストファー大学附属クリストファーこども園は、小児看護学領域でこども園実習Ⅰを新しく開始した時から多くの学生さんを受け入れてくださっています。

11月5日(木)、今日のこども園実習Ⅰは、聖隷クリストファー大学附属クリストファーこども園で行いました。

聖隷クリストファー大学附属クリストファーこども園の実習時は、学生さんたちは、学生ホールに集合します。学生さんは大学で、実習用の名札などの準備をします。教員は、オリエンテーションと健康観察及び行動履歴確認、直前の体温測定で実習前の体調を確認します。

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こども園に、大学から歩いて行きます。通行する自家用車との接触事故を防ぐため、グリーンベルトを歩きます。

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川沿いの坂を登っていくと、こども園が見えてきます。今日は快晴です。

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到着の時間は、子どもたちのちょうど登園時間です。子どもたちの元気な声が園から響いています。学生さんたちの表情から、実習前の緊張が伝わります。

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聖隷クリストファー大学附属クリストファーこども園の外観です。

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2020年度秋セメスターのこども園実習Ⅰは、3つのこども園から実習の了解を得ました。新型コロナウイルスへの感染対策として、学生さんの実習配置が実習施設ごとに2週間の間隔をとれるようにして進めています。病院実習前に子どもに慣れる機会となり、子どもたちの成長・発達、子どもひとりひとりの個別性などを学んでもらえたらと教員一同考えています。

 (写真の撮影と使用については使用目的を説明し、こども園の先生と学生さんたちに承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子

2020年10月 6日 (火)

小児看護学実習:小児看護学実習のこども園実習Ⅰと小児看護技術セルフトレーニングをはじめています。

小児看護学領域では、3年次の秋セメスター開始とともに始まる臨地看護学実習に関して、小児看護学実習オリエンテーションとこども園実習Ⅰのオリエンテーションを行っています。

9月18日、小児看護学実習科目責任者の小出扶美子先生による小児看護学実習全体と、聖隷クリストファー大学附属クリストファーこども園の副園長の山崎五月先生によるこども園実習Ⅰのオリエンテーションを遠隔授業で実施しました。

 

小出先生からは、実習における配慮点や関わり方が話されました。

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山崎先生からは、こども園の役割、保育における子どもへの関わり方、事故防止などが話されました。

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9月28日(月)から、小児看護学実習のこども園実習Ⅰがはじまりました。今年度は、新型コロナウイルス感染症への対策のため、実習施設間の間隔を2週間あけることを原則として、実習配置を組んでいます。

また、学生の配置を分散するため、聖隷クリストファー大学附属クリストファーこども園とともに、聖隷こども園わかば、和光こども園での実習を行っています。

 

健康観察及び行動履歴確認にそって、実習学生の全員分をチェックします。

直前のオリエンテーションをし、体温測定で実習前の体調を確認します。

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和光こども園は、現地集合です。実習前の緊張感がただよいます。

園庭では、子どもたちの元気な声が響いて、実習学生さんから、「朝早くから、子どもが元気!」「保育士さん、走っている!」という感嘆の声がありました。

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こども園実習Ⅰの目的は、「乳幼児と関わることにより日常生活の実際を知り、小児への理解を深める」ことです。

2020年度は、新型コロナウイルス感染症による臨地看護学実習の制限がある中、こども園実習Ⅰをはじめることができました。短時間の実習ですが、学生さんたちが子どもたちの成長・発達、子どもひとりひとりの個別性などを学んでもらえたらと教員一同考えています。

 

小児看護技術セルフトレーニングは、3年次生春セメスターの小児看護援助論Ⅱの技術演習を臨地看護学実習前に再確認するために実施しています。臨地看護学実習にむけて、技術練習に主体的に取り組むために、活用をうながしています。

 

バイタルサイン測定、身体計測、おむつ交換、検体採取などの技術です。

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(写真の撮影と使用については使用目的を説明し、こども園の先生と学生さんたちに承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子

2020年9月29日 (火)

【看護学部】アドバイザー懇談を実施しました。

9月24日(木)と25日(金)、看護学部のアドバイザー懇談が実施されました。

看護学部には、教員が学生一人ひとりのアドバイザーとなり、修学上の問題、対人関係、将来のことなど、大学生活での悩みについて質問や相談に応える制度があります。この制度では、1人のアドバイザー教員が1~4年次の学生15名程度を担当します。毎年4月と9月の授業が始まる直前に、アドバイザー教員と学生が集まって懇談(アドバイザー懇談)が行われます。今年度は、新型コロナウイルス感染予防のため、1年次生と2年次生が24日、3年次生と4年次生が25日の両日に分かれ、マスク着用、手指消毒、登校時セルフチェックなどの対策のほか、3密を避けるために、換気が施された広い教室を使って懇談が実施されました。

最初に、アドバイザー教員から学生生活上の注意点、新型コロナウイルス感染対策、奨学金、アルバイト、心のケアなどに関する全体説明がありました。その後、アドバイザー教員から担当学生に春セメスター(前期)の成績表が配付され、学修の振り返りや秋セメスター(後期)に向けての目標などについて個別面談が行われました。

アドバイザーグループには、複数の学年が含まれます。勉強方法、実習・演習やサークル活動などについて、後輩が先輩に質問したり、先輩が後輩の悩みを聞いてあげたり、アドバイザー懇談は学生同士の交流の場にもなっています。 

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アドバイザー教員による全体説明

Photo先輩と後輩の交流

2020年9月28日 (月)

聖隷クリストファー大学卒業式・修了式

2020年9月23日(水)、聖隷クリストファー大学卒業式・修了式が行われました。

大学院看護学研究科博士後期課程では、9月修了の1名が修了式に臨みました。

 

本学の研究科博士後期課程の修了式では、修了生は式服(アカデミックガウン)と帽子を着用します。

大城学長の祝辞の中で、修了生の博士論文のテーマと研究内容が述べられました。修了生にとって、今後の研究活動の励みにつながったと感じました。

 

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学長から、学位記が授与されます。Image2

修了生の看護学研究科がん看護学領域の諸先生と共に、学位取得の記念写真です。Image3


指導教授の大石ふみ子先生から花束が贈られ、学位取得のお祝いの言葉がかけられました。Image4

看護学研究科の院生さんの研究活動に、今後も、研究科教員の方々と連携し教育に取り組んでいきたいと感じました。

 

(写真の撮影と使用については修了生の承諾を得て掲載させていただきました)

文責 看護学研究科 市江和子

2020年9月24日 (木)

第11回せいれい看護学会学術集会をWEBで開催しました

2020年9月19日(土)、聖隷クリストファー大学にて第11回せいれい看護学会学術集会をWEB開催しました。準備の段階では、総合病院 聖隷浜松病院 大会議室(医局管理棟)で開催予定でした。しかしながら、新型コロナウイルス感染症への感染が拡大し、会員の皆様の安全を第一に考え、従来の集合型開催ではなくWEB(オンライン)開催となりました。学会創設以来の初めての試みの中、理事長、学術集大会長、企画委員一同の努力の結果、盛会な学術集会になりました。

 

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<プログラム>

◆会長講演

「みんなちがって、みんないい!~多様な価値観に寄り添うダイバーシティマネジメント」森本俊子氏(社会福祉法人 聖隷福祉事業団 総合病院 聖隷浜松病院 総看護部長)

◆ビデオメッセージ エクランド源稚子氏

(Pediatrix Medical Group Of Tennessee 新生児ナースプラクティショナー)

◆シンポジウム「多様性を活かす人材育成と人材活用」

岡 俊明氏(社会福祉法人 聖隷福祉事業団 総合病院 聖隷浜松病院 院長)

鎌田裕子氏(社会福祉法人 聖隷福祉事業団 理事・常務執行役員)

津島準子氏(公立森町病院 副院長兼看護部長)

◆演題発表

◆閉会の挨拶

 

演題発表では、2会場で遠隔によるビデオ会議によって、座長の進行のもとに発表者と参加者間での活発な質疑応答が行われました。

第1会場(座長 佐久間佐織准教授)Image2

第2会場(座長 久保田君枝教授)Image3

 

 

Image4左(第11回せいれい看護学会大会長 森本俊子氏)

中央(せいれい看護学会理事長 藤本栄子教授)

右(第12回せいれい看護学会大会長 樫原理恵教授)

 

文責 看護学部 市江和子