小児看護学実習:小児看護学実習のこども園実習Ⅰと小児看護技術セルフトレーニングをはじめています。
小児看護学領域では、3年次の秋セメスター開始とともに始まる臨地看護学実習に関して、小児看護学実習オリエンテーションとこども園実習Ⅰのオリエンテーションを行っています。
9月18日、小児看護学実習科目責任者の小出扶美子先生による小児看護学実習全体と、聖隷クリストファー大学附属クリストファーこども園の副園長の山崎五月先生によるこども園実習Ⅰのオリエンテーションを遠隔授業で実施しました。
小出先生からは、実習における配慮点や関わり方が話されました。
山崎先生からは、こども園の役割、保育における子どもへの関わり方、事故防止などが話されました。
9月28日(月)から、小児看護学実習のこども園実習Ⅰがはじまりました。今年度は、新型コロナウイルス感染症への対策のため、実習施設間の間隔を2週間あけることを原則として、実習配置を組んでいます。
また、学生の配置を分散するため、聖隷クリストファー大学附属クリストファーこども園とともに、聖隷こども園わかば、和光こども園での実習を行っています。
健康観察及び行動履歴確認にそって、実習学生の全員分をチェックします。
直前のオリエンテーションをし、体温測定で実習前の体調を確認します。
和光こども園は、現地集合です。実習前の緊張感がただよいます。
園庭では、子どもたちの元気な声が響いて、実習学生さんから、「朝早くから、子どもが元気!」「保育士さん、走っている!」という感嘆の声がありました。
こども園実習Ⅰの目的は、「乳幼児と関わることにより日常生活の実際を知り、小児への理解を深める」ことです。
2020年度は、新型コロナウイルス感染症による臨地看護学実習の制限がある中、こども園実習Ⅰをはじめることができました。短時間の実習ですが、学生さんたちが子どもたちの成長・発達、子どもひとりひとりの個別性などを学んでもらえたらと教員一同考えています。
小児看護技術セルフトレーニングは、3年次生春セメスターの小児看護援助論Ⅱの技術演習を臨地看護学実習前に再確認するために実施しています。臨地看護学実習にむけて、技術練習に主体的に取り組むために、活用をうながしています。
バイタルサイン測定、身体計測、おむつ交換、検体採取などの技術です。
(写真の撮影と使用については使用目的を説明し、こども園の先生と学生さんたちに承諾を得て掲載させていただきました)
文責 小児看護学 市江和子