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2022年8月

2022年8月25日 (木)

8月20日(土)「夏のオープンキャンパス」が開催されました。

こんにちは、看護学部の精神看護学(こころのケア)領域です。

「夏のオープンキャンパス」では、『自分らしさを活かし人とつながる~人と関わる時の自分のクセを知ろう~』という内容で、高校生のみなさんに20分の模擬授業をしました。

看護というのは、こころのケアでなくてもケア者と患者さんという人間同士の交流によって発生してくる現象です。ロボットに看護はできません。そのため、私という人間が相手に対しどのように関わるのか・存在するのか?という私自身が、癒しの道具となることを探求する学問でもあります。それには自分がどのような人間なのか知っておく必要があります。私はいるだけで相手を癒す花のような人間ですか?知らない間に相手を傷つけやすい刃物のような人間ですか?(しかし、つかいどころを知っていれば刃物はとても有意義な道具です)。

そこで、今回は自分の情動に関する傾向を探るためにEQS(エクス)という、対人関係の力・自分自身を見る力・状況に対する力を測定する試験紙を用いました。

 

模擬授業のスケジュールは以下の通りです。

・こころのケアについて

・EQSに回答

・点数を計算する

・自分の情動に関する強み・弱みの傾向を知る

 

私も、今回の模擬授業にあたってEQSを回答しましたが、対人関係力が一番低い点数になりました。こころのケアの専門家なのに、対人関係能力が低いとは面白い結果です。いや、それだからこそ「対人関係って難しいなあ」という思いがあり、人間対人間で行う癒しの関係を追及しているのかもしれません。

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精神看護学領域 清水隆裕

2022年8月22日 (月)

8/5(金)中学生対象体験教室を開催しました。

8月5日(金)中学生対象体験授業を開催しました。
約60名の中学生と保護者の皆さまにご参加いただき、【ちょっぴり看護師体験】をしていただきました。

実際に、ご自分の身体の音を観察したり、脈や心音をお聴きいただきました。

看護師になりたいみんなさん、「夢」はなりたいという意思を諦めなければ、必要な努力を続けられます。

この夏休み、進路に向かい、頑張ってくださいね!

応援しています。

当日の様子は、看護学部Instagramでも紹介していますのでぜひご覧ください!

2022年8月 1日 (月)

小児看護学領域統合実習:実習の報告会をしました

2022年7月25日(月)をもって、小児看護学領域の統合実習は、全てのグループの実習が終わりました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の中で、貴重な臨地看護学実習に対してご支援を関係施設からいただきました。

7月29日(金)に実習の報告会を対面と遠隔(Zoom)によるハイブリッドで開催し、小児看護専門看護師(小児看護CNS)に出席いただきました。

担当は、本学大学院看護学研究科の高度実践看護師コース(小児看護学領域)を修了し、小児看護専門看護師(小児看護CNS)の資格を取得した、聖隷三方原病院、聖隷浜松病院で実践を重ねているお二人です。例年、報告会の講評をお願いしています。

学生は、統合実習における各施設のグループのまとめと、学生個人の実習テーマの学びを発表しています。

 

2022年度 小児看護学領域統合実習報告会

日時:2022年7月29日(金)

プログラム

13:25~13:30  オリエンテーション

13:30~14:10  1グループ発表(聖隷浜松病院C7病棟・小児科外来)

14:10~14:50  2グループ発表(聖隷浜松病院C7病棟・小児科外来)

~15分休憩~

15:05~15:50  3グループ発表(聖隷おおぞら療育センター1号館・3号館)

15:50~16:20  全体討議・講評 まとめ

 

実習報告会について

・統合実習での学びと自分のテーマについての学びを発表し、共有する。

・実習グループごとに発表を行う。司会(グループの進行係)を決める。

・発表内容は、個人のテーマに関する学びとグループに共通する学びとする。

 

科目責任者の小出先生からのオリエンテーションです。

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それぞれのグループの学びの発表です。

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聖隷三方原病院 聖隷おおぞら療育センターの小児看護CNSの真木さんからの講評をいただきました。Image4

聖隷浜松病院の小児看護CNSの高さんから、遠隔参加で講評をいただきました。Image5

教員が順番に統合実習全体の学びについて、学びへのコメントを話しました。Image6

小児看護専門看護師に興味のある方は、「看護学研究科 博士前期課程→ CNS・CNAを目指す方へ」をご覧ください。

 

(写真の撮影と使用については学生の承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子