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2022年7月

2022年7月27日 (水)

統合実習(母性看護学領域)での学び 第2弾!「孫育てセミナー」に参加してきました!

母性看護学領域の統合実習については先日も掲載しましたが、病棟だけでなく、地域の子育て支援にも目を向けて実習を行っています。

本日は、領域別実習でもお世話になっている、浜松市根洗学園が引佐子育て支援ひろばで実施している孫育てセミナーにスタッフとして参加してきました。

セミナーでは、助産師によるミニ講座と祖父母世代の方と親世代の方が一緒になって、子育て中の親世代への関わり方や育児の世代間ギャップについて語り、学び合い、今、必要とされている育児について考える機会を設けています。

本音トークでは、本学の学生が司会進行し、祖父母世代・親世代それぞれから孫・子育てについての悩みや困っていること等について語ってもらい、話し合いをしました。

最後に学生から孫育て世代の方々に、空気でふくらむベビーバスや折りたためるベビーバスのメリット・デメリットをご紹介させていただきました。

学生たちも学びの多い実習となりました。

Image1助産師さんのミニ講座を聴いています

 

Image2子どもたちに大人気の絵本を読んで・・・「みんなで一緒に。さあ、いくよ~♪ぴょーん」

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*掲載写真は、ご本人、施設の許可をいただいております。

文責:神﨑江利子、室加千佳 

 

2022年7月19日 (火)

看護学部4年次生 母性看護学統合実習を実施しています。

本学の看護学部4年次生は、統合実習の真最中です。

統合実習とは、学生1人1人が興味のある領域を選択し、選択した看護学領域において、既修の知識・技術を統合しながら、提供されている看護の実際を経験し、保健・医療・福祉のネットワークの中で看護の働きについて理解を深める実習です。

簡単に言うと、大学4年間で積み上げた知識と技術を統合して、社会人になる前に、看護師・保健師として看護実践を経験するのです。

 

今回は、母性看護学領域の統合実習でNICU実習の様子をお伝えしたいと思います。

NICU(Neonatal Intensive Care Unit:新生児集中治療室)では、少し早く生まれた赤ちゃん(早産児)を受け持っています。その中で、抱っこや哺乳瓶を使ってのボトル授乳、体位変換など、さまざまなケアを行います。それらのケアを実際のお子さんで実施する前の練習を、実習先である聖隷浜松病院NICU病棟の新生児認定看護師さんと共に実施しました。

 

保育器内の赤ちゃんの体位変換を行います。

まずは、学生たちで点滴が入った赤ちゃんの体の向きを変えるための注意点を考えます。

以下、学生たちの会話です。

・バイタルサインの変動がないか、バイタルに気を付けながら行うよね。

・点滴の刺入部に気を付けて、ルートもからまないように行うよね。どちらに赤ちゃんを向ければ、ルートがからまないのかな?右上肢に点滴がついているから、右向き?左向き?

・赤ちゃんが驚かないように、ホールディングしながら体位変換するよね。

・うつ伏せにした時、ディベロップメンタルケアでタオルを下にひいたほうがいいよね。タオルって顔にかかるほうがいいのかな?

・顔はどの向き?

・赤ちゃんの手はまっすぐしたほうがいいの?曲げたほうがいいの?

などなど、体位変換という行為1つとっても、考慮点や疑問点が多く出てきました。

講義で習ったことを思い出しながら、実施します。

その中で、指導者さんが、必ず伝えていたことは、「この体勢、赤ちゃんにとって心地いいかな?」という言葉。私たち看護師がどうケアしたか?ではなく、私たち看護師が行ったケアは相手にとって心地いいものだろうか?ということ。

とても貴重な看護の基本となることを学び、今後実際のケアに活かしていけそうです。

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 *掲載写真は、ご本人、病棟の許可をいただいております。

文責:室加千佳 写真撮影:神﨑江利子

2022年7月15日 (金)

7月8日(金)高校保護者の皆様の大学見学で講話を担当しました

7月8日(金)榛原高校保護者の方の大学見学にて、学部紹介や看護に関する35分間の講話を担当しました。

 

「Ⅰ.聖隷学園の歴史」「Ⅱ.大学の構造:看護学部カリキュラム:講義-演習-実習の一貫した教育」「Ⅲ.看護職のキャリアコース」「Ⅳ.卒業時の支援:卒業後も続く着実で確実なキャリアの発展」について、お話しました。

 

「看護学部卒業後のキャリア形成」では、大学進学後の職業として「看護師」「保健師」「養護教諭」、専攻科修了後の「助産師」とともに、「看護教員」への道など、広がる看護職の活動の場と幅広いキャリアについて説明をさせていただきました。

 

保護者の皆様が、本学に興味もっていただき、お子様の進学先として視野に入れ看護学部の学びに関心を寄せていただければ嬉しく思っています。

 

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(写真の撮影と使用については保護者の皆様の承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子

 

2022年7月 8日 (金)

小児看護学領域:2022年度小児看護学領域の看護統合セミナーで文献検討発表会をしました

2019年度入学生に対して、看護学部では「看護統合セミナー」を開講しています。

2022年7月7日(木)小児看護学領域は、看護統合セミナーの中で文献検討発表会を行いました。

小児看護統合セミナーでは、自分の実習テーマに関連する文献を検討します。本日は、検討した内容で、わかったこと、考えたことを発表しました。

 

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それぞれ、テーマをもとに検討した文献の研究目的、結果、考察を発表しました。


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実習のそれぞれのテーマは、重症心身障害児と家族、看護職に関する「コミュニケーション」「感情表出」「家族関係」「意思決定」「遊び」「教育」です。このテーマをもとに、小児看護学の統合実習に取り組みます。

 

(写真の撮影と使用については学生の承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子