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2022年9月

2022年9月26日 (月)

令和4(2022)年度 静岡県子育て支援員研修の講師を担当しました

2022年9月22日(木)、静岡県健康福祉部こども未来局こども未来課主催の『令和4(2022)年度 静岡県子育て支援員研修』<会場:静岡市(グランシップ)>において、「小児保健Ⅰ」「小児保健Ⅱ」の講師を担当しました。

 

「子育て支援員研修」の趣旨は、「子どもが健やかに成長できる環境や体制が確保されるよう、地域の実情やニーズに応じて、これらの支援の担い手となる人材を確保することが必要(「日本再興戦略」改訂2014(平成26年6月24日閣議決定))」という点です。

さらに、『地域において保育や子育て支援等の仕事に関心を持ち、保育や子育て支援分野の各事業等に従事することを希望する者に対し、多様な保育や子育て支援分野に関しての必要な知識や技能等を修得するための全国共通の研修制度を創設し、これらの支援の担い手となる「子育て支援員」の養成を図る』ことです。

小児保健Ⅰの内容は、「①乳幼児の健康観察」「②発育と発達について」「③衛生管理・消毒について」「④薬の預かりについて」です。

小児保健Ⅱの内容は、「①子どもに多い症例とその対応」「②子どもに多い病気とその対応」「③事故予防と対応」です。

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多くの方々が研修に参加され、真剣に講義を受けられていることが伝わりました。

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保育や子育て支援分野の各事業等に従事される皆様にとって、意義ある研修内容になるように願って担当させていただきました。

受講生の方々が、とても熱心に2つの科目を連続して受講され、多くの質問をしていただき、とても充実した時間でした。

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Image6(写真の撮影と使用については、主催者と受講生の皆様の承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子

2022年9月21日 (水)

小児看護学領域:小児看護学実習のオリエンテーションを行いました

小児看護学領域では、3年次の秋セメスターから開始される臨地看護学実習に関して、小児看護学実習(病院実習とこども園実習Ⅰ・Ⅱ)にむけてのオリエンテーションを行っています。

 

9月16日(金)、小児看護学実習科目責任者の山本智子先生による小児看護学実習全体の説明と、聖隷クリストファー大学附属クリストファーこども園の三輪晴美先生によるこども園実習にむけてのお話をしていただきました。

2022年度は、こども園実習Ⅱを臨地で行うことになりました。臨地看護学実習における子ども理解が深まることを期待しています。

 

最初は、山本智子先生による小児看護学実習全体のオリエンテーションです。

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三輪先生からは、こども園の役割、子どもたちとの関わり方として子どもと接する時の注意点、配慮の必要な子について、危険から子どもを守る、こんな時どうするなどについてお話いただきました。

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「子どもは遊びの天才!」であり、遊びへの関わり方の大切さがあります。三輪先生のお話に、学生たちは真剣な表情で、こども園の子どもたちの様子を聞いていました。保育における子どもたちへの接し方として、「挑戦する子を見守る」「子どもを観察する」ことの必要性が伝わりました。

2020年1月の、日本国内の新型コロナウイルス(COVID-19)感染症確認から2年半が経過しています。その影響下で、看護師等学校養成所においては、看護学生の臨地看護学実習でさまざまな制限がある状況です。

 

2022年度秋セメスターから開始する臨地看護学実習において、こども園実習をはじめとした小児看護学実習には感染症対策を徹底して、実習指導に取り組みたいと思っています。

 

 

(写真の撮影と使用については使用目的を説明し、学生とこども園 三輪先生の承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子