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2015年4月

2015年4月30日 (木)

さすが!4年次生。

成人看護学領域の藤浪です。

今回は、41721日の2日間にわたり行われた看護技術演習の一コマを紹介します。

演習のテーマは「輸液ポンプ」「心電図モニター」の取り扱いです。

これらの医療機器は、臨床現場で目にすることが多く、臨床実習で学生が受け持たせていただいた患者さんが使用しているケースも多々ありました。

学修の必要性を理解している4年次生は、積極的に演習に取り組んでいました。

 

また、今回の演習では、学生さんから「さすが4年次生!」と感じられる質問をいくつか受けました。

様々な経験を積み、着実にプロとして成長している4年次生。

なんだか、とてもうれしくなりました・・・・。これから始まる春セメの急性期実習・統合実習がとても楽しみです!

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21日演習の皆様:写真撮影のご協力ありがとうございました!!

また、お忙しい中、片づけへのご協力も感謝いたします。)

2015年4月24日 (金)

4年生 統合実習(慢性看護学領域)のご紹介 – 演習が始まりました!

新年度になり、4年生の統合実習が始まりました。

統合実習は、学生最後の実習として、4年間学んできた知識・技術を統合しながら、

現場の専門職とともに看護の実際を経験する実習です。

学生は7つの看護学領域から自分が実習したい領域を希望して、2週間の実習を行います。

 慢性看護学領域は、病院の内科系病棟で7月に2週間の臨地実習を行います。

その前の演習が先週から始まりました。

統合実習ではケア度の高い患者様を受持つため、

根拠と安全性を考慮した看護技術を確実に行うことが求められます。

患者にあわせた援助が行えるよう、

ベッド上しか動けない嚥下機能(飲み込み能力)の低下した患者を想定して、

実習で実施する可能性の高い看護技術の復習を行いました。

まずは、先生から援助のポイントについて、レクチャアを受けました。

基本的な手順は低学年で学習していますが、

嚥下機能の低下した患者に対して援助することを想定すると、

誤嚥を起こさないために、援助のタイミングや患者の体位、

方法の工夫など細やかな配慮が必要になります。

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その上で、経管栄養のモデル人形を使用して、栄養物注入前の確認事項を復習。真剣です!

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実際の患者の身体の中は見えないけれど、

解剖学的な知識を踏まえて援助を行うことが大切です。

演習ではモデル人形を使用して、

身体構造を確認しながら行えるので理解が深まります。

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こちらは、点滴静脈内注射薬の準備。

医療事故につながりやすいポイントを踏まえて、

ミスを起こさないよう一つ一つ確認して行うことが大事です。

しかし、臨床では患者をお待たせしないよう、効率的な看護技術であることも重要です。 

基本的な手順は確認できたので、この後、

7月の統合実習まで各自が空き時間を利用して、

さらなる看護技術の上達を目指して自己練習(セルフトレーニング)を繰り返していきます。

みんな、頑張れ!!

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また、これまでの実習では患者1名を受け持って看護を学んできましたが、

統合実習では卒業後に向けて複数の患者を受け持ち、

優先度や時間管理を考えながら看護を行うことを経験します。

そのため、複数患者に対する行動計画作成の事前課題への取り組みも、あわせて開始しました。

そして統合実習直前の7月に、

事前課題と看護技術を合わせた演習を行った上で、臨地での実習本番になります。

統合実習は初めてケア度の高い患者様を受持つため緊張しますが、

看護の実際を経験でき、将来看護師として働くことに向けてのやりがいや楽しさも感じられる実習です。

実習目標の達成に向けて、これからも主体的に取り組んでいきましょう。

2015年4月17日 (金)

2015年春の看護学部の出来事

20153月下旬から4月にかけてあった、看護学部の出来事をお伝えします。

1. 春のオープンキャンパスで二つの体験授業とナビゲーションコースでの学部紹介を行いました。

324日(火)に春のオープンキャンパス開かれ、看護学部では、A:「患者と看護師を感染から守るPPE(personal protective equipment)演習」とB:「赤ちゃんを知ろう!」の2つの体験授業を行いました。

また、全学ナビゲーションコースの看護学部の紹介の中で、ボランティア学生の2年次生が基礎看護学で学修した、「車いす移乗」の技術を披露してくれました。

 体験学習A:「患者と看護師を感染から守るPPE(personal protective equipment)演習

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真剣に説明を聞いていただきました!)

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  (手の消毒)  (うまくできるかな!:ゴーグル・マスクガウンの着脱)

体験学習B:「赤ちゃんを知ろう!」(参加高校生32名)

「生まれてすぐの赤ちゃんには、どのような機能が備わっているのか、想像できますか?」

今回の体験授業では、赤ちゃんの特徴を知り、育児する中で必要なオムツ交換や沐浴(赤ちゃんのお風呂)などを体験していただきました。

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  (オムツ交換してみました)   (上手く抱っこできるかな?)

☆ナビゲーションコース:「看護のお仕事」のお話と「車いす移乗」の見学(参加高校生12名)

 看護学部のナビゲーションコースでは、前半に「看護のお仕事」についてお話を聴いていただき、後半に短時間ですが、基礎看護実習室で、看護学部2年生の「車いす移乗」の様子を見学していただきました。

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 (モデル役の学生を起こします)    (車いすに移乗します)

 

2. 42日に入学式がありました。

看護学部では、160名の新入生と1名の編入生を、助産学専攻科では、17名の入学者を迎えました。42日(木曜日)の入学式、オリエンテーションや新入生セミナーの後、46日より授業が始りました。また、大学院の看護学研究科では、前期課程に3名と後期課程に4名の入学者を迎えました。