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2014年9月

2014年9月29日 (月)

~2014年度ナンヤン理工学院看護実習生 学内実習報告会を開催しました~

本学は、シンガポールにあるナンヤン理工学院(NYP)と交流協定を結んでいます。

毎年、国際交流を希望する看護学部の学生が、

研修や実習のためにNYPを訪問しています。

またNYPの看護学生も来日し、本学を拠点に研修・実習を行っています。

今年も、NYPのヘルスサイエンス学部で看護ディプロマコースを

専攻する3年生2名が、8月末に看護実習のために来学しました。

実習生は、約1か月間、本学での講義を皮切りに、

病院・老人ホーム・訪問看護ステーション・企業での看護実習を行い、

またホームスティや 本学部学生との交流を通して、

日本の文化、ヘルスケアシステム、看護実践についてエネルギッシュに学びました。

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実習生と本学部学生との交流会-

浴衣を着てみました!

※前列左から3番目がMs.Chua Pei Shi、

4番目がMs.Katlyn Lim Mui Ling

 

本学Face Book(9月1日)より許可を得て転載

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今回は、実習最終日に行われた学内実習報告会の様子をご紹介しましょう。

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 報告会には、実習生と、実習をサポートした

本学部教員や国際交流センター職員が

参加しました。

実習の体験について皆で意見を交換しながら

実習生の学びを確認し合いました。3_2

 報告会では、シンガポールと日本におけるヘルスケアシステムの違いや、

医療・看護に関わる技術・機器の違い、

緩和ケア等での意思決定支援における

患者・家族の位置づけの違い

などについて、意見を交換しました。

シンガポールのヘルスケアシステムについても

教えてもらいました。

私たち教員・職員も目からウロコ。(゚Å゚)ホゥ

実習生を囲み、和やかに学びの共有を楽しみました。

修了証書を手にして

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ふたりの達成感に満ちた笑顔が素敵でした。

実習をサポートした教職員も、とても温かい気持ちになりました。

 彼女たちの今後のご活躍を期待しています!

 

2014年9月19日 (金)

2014年度臨地看護学実習指導担当者会議を開催しました。

2014年9月11日

看護学部では、看護学部臨地看護学実習の実習施設である、聖隷三方原病院、聖隷浜松病院、朝山病院の指導者の方々と、定期的に臨地看護学実習指導担当者会議を開催しています。

2014年度は、9月11日(木曜日)に開催し、臨床側から50名、大学教員26名が出席しました。

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【受付の準備をする、教務・実習委員会のメンバー】

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【受付開始】



2014
年度 臨地看護学実習指導担当者会議 プログラム 

第1部 全体会 14:00~15:00  場所:1号館1701教室

1.会の進行説明                    

2.連絡・報告事項

1)大学からの連絡・報告事項および意見交換

(1)学部長挨拶・学部教育の現状と展望の報告

(2)実習関連について

2)実習施設からの連絡報告事項および意見交換

(1)実習施設からの連絡報告事項

    ①聖隷三方原病院

    ②聖隷浜松病院

    ③朝山病院  

(2)意見交換

3.おわりのことば

<15:00~15:10休憩・会場移動>

第2部 分科会 15:10~16:30  


 臨地看護学実習指導担当者会議は、3年次から4年次にかけての臨地看護学実習の中で、成人看護学領域、母性看護学領域、小児看護学領域、精神看護学領域の実習についての意見交換の場です。

会議の目的には、臨地と大学の連携を強化し学生の実践能力を高めていくことでもあります。

実習施設の看護職の皆様に、大学教育の現状、実習関連の連絡・報告をして、円滑な臨地看護学実習と学び多い実習指導の依頼をしています。

さらに、分科会では、各看護学領域実習の具体的な指導について話し合いを行っています。

各分科会の意見交換は、有意義なものになったのではないかと思います。 

5【臨地看護学実習の施設の指導者の方々へ説明をする教務・実習委員長】

担当:市江・井上・入江拓

2014年9月11日 (木)

「行動分析学」を知っていますか?

看護学部の藤浪です。

 突然ですが・・・・「仕事に勉強、恋愛にダイエット・・・・したいのにできない。

やめたいのにやめられない。」そんな経験ありませんか?

私にはあります(1日5杯~10杯のコーヒーがやめられません・・・・・)。

また、私たち看護師が普段接している患者さんの中にも

「わかっているけど動きたくない」

「わかっているけど食事制限ができない」といったように

「行動」が変えられない方がたくさんいらっしゃいます。

 実は、人が「行動」を変えられないのは、その人の「意志の弱さ」や

「やる気のなさ」といった「心」が原因ではなく、

その人が置かれている「環境」に原因があるのです。

ここで、今日のブログのテーマ!

皆さんに「行動分析学」という学問をぜひ知っていただきたいのです!

 

 「行動分析学」は、人の「行動」の原因を人の「心」ではなく、

人を取り巻く「環境」に求めていきます。

言い換えれば、「環境」に注目しなければ、人の「行動」は変えられない、

という考え方を持つ学問です。

現在、行動分析学は、その実用性や有用性から

医療、介護、ビジネス、スポーツ、教育など様々な分野で広く活用されていますので、

今後の看護学領域でも積極的な活用が望まれる学問だと考えています。

 

このブログ上では「行動分析学」の魅力や可能性を伝えきれませんので、

電車やバスの中、ちょっとした待ち時間に読める入門書を紹介させていただきます。

 

なにはともあれ、「やめたいのにやめられないことがある方」

「したいのにできないことがある方」「そんな方が自分の周りにいる方」など、

ぜひ読んでみてください(1冊660円~780円です)。

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2014年9月 5日 (金)

教職員よる防災訓練!

91日は、ご存じのとおり「防災の日」です!

本学においても、教職員における防災訓練が行われました。

 

各担当の班で、それぞれの役割を訓練しました。

救護班は、看護学部の学生に協力を得て、負傷者の受付、

搬送、トリアージ、処置のグループに分かれ訓練しました。

 

訓練後は、各グループからの振り返りの意見を出し合い、

今後の対策について話し合いました。

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負傷者の受付準備と搬送グループの最終打ち合わせ

 

看護学部教員:荒川、渥美、藤井

2014年9月 2日 (火)

夏季休暇返上で自己練習に励んでいます!!

8月某日、夏季休暇中なのですが、

ユニフォームに着替え実習室に向かう学生を見かけました。

 

実習室に入ると学修した技術を自己練習する学生の姿がありました。

使用簿を確認したところ、毎日20名ほどの学生が自己練習していました。

 

学生たちは、みんな真剣なまなざしで、

動作を順に確認しながら、適切な方法で実施をしていました。

 

効果的な自己練習にするために看護師役・患者役・観察役を決め、

それぞれ評価し合いながら進めていました。

 

同時に疑問に感じた動作などは、担当の教員に確認し、

何度も連絡を重ねていました。

 

看護学部では、技術を修得することがとても大切です。

主体的に自己練習することで、確実な技術修得ができると期待しています!

 

看護学部教員 藤井、荒川、渥美