「行動分析学」を知っていますか?
看護学部の藤浪です。
突然ですが・・・・「仕事に勉強、恋愛にダイエット・・・・したいのにできない。
やめたいのにやめられない。」そんな経験ありませんか?
私にはあります(1日5杯~10杯のコーヒーがやめられません・・・・・)。
また、私たち看護師が普段接している患者さんの中にも
「わかっているけど動きたくない」
「わかっているけど食事制限ができない」といったように
「行動」が変えられない方がたくさんいらっしゃいます。
実は、人が「行動」を変えられないのは、その人の「意志の弱さ」や
「やる気のなさ」といった「心」が原因ではなく、
その人が置かれている「環境」に原因があるのです。
ここで、今日のブログのテーマ!
皆さんに「行動分析学」という学問をぜひ知っていただきたいのです!
「行動分析学」は、人の「行動」の原因を人の「心」ではなく、
人を取り巻く「環境」に求めていきます。
言い換えれば、「環境」に注目しなければ、人の「行動」は変えられない、
という考え方を持つ学問です。
現在、行動分析学は、その実用性や有用性から
医療、介護、ビジネス、スポーツ、教育など様々な分野で広く活用されていますので、
今後の看護学領域でも積極的な活用が望まれる学問だと考えています。
このブログ上では「行動分析学」の魅力や可能性を伝えきれませんので、
電車やバスの中、ちょっとした待ち時間に読める入門書を紹介させていただきます。
なにはともあれ、「やめたいのにやめられないことがある方」
「したいのにできないことがある方」「そんな方が自分の周りにいる方」など、
ぜひ読んでみてください(1冊660円~780円です)。