5-3.教員の日常 Feed

2014年5月 9日 (金)

連休は忙しかった

連休中、久し振りに、我が家の竹藪に行ってみました。竹林には古来より賢人が住むのが常であり、私もこの竹藪の中で知性を蓄えつつ育ってきたものでしたが、竹藪には、この季節、そろそろタケノコが出ていました(写真中央)。

 

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藪に入って上を見上げると、孟宗竹が天に向かってまっすぐに伸びていて、清々しいものがありますが、清々しいのはせいぜい5月の始めくらいまでです。

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5月の末、少し蒸し暑さを感じる頃になると、とたんに大量のヤブ蚊がどこからともなく出てきて、とても竹林の中で知性を磨くことはできなくなります。 

さて、竹藪には、4月になると筍が出てきます。上の写真でも、写真の真ん中辺に2本、大小の筍が出てきているのが見えますか。これが、4月末になると一気にたくさん出てきて、放っておくと竹林はまさしく藪になってしまいますので、出てきた筍の大部分は掘ってしまわないとなりません。これがなかなかの大変な作業で、私の5月連休の半分はそのために費やされ、プーケット島で優雅な休日を楽しむなどというのは夢のまた夢なのです。

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でも楽しいこともあります。知り合いが大勢筍を掘りに来てくれることです。

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今年も子ども連れの皆さんが大勢掘りに来てくれました。

筍掘りは、お父さん達が、お子さん達から期待と大きな信頼とを得るまたとない機会になっているようです。そして同時に奥さんからも、掘った収穫物を持ち帰ることで「よくやった!」と褒められる数少ない機会にもなっているそうです。

ところで、筍を掘る時、下の写真のどの筍を目指して掘りますか?もちろん一番右端のでしょうね。それはそれで正解です。スーパーで売っているのは大抵一番右の筍ですから。でも、本当に美味しい筍は、実は真ん中か左側の筍です。

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例えば一番左の筍、この上の方半分くらいから取り出した筍はとても柔らかくて美味しいのです。ただ、これを味わうには、一つの絶対条件があります。掘ったらすぐ茹でる。筍を美味しく食べるには、これが絶対条件です。右端の小ぶりのでもそうです、掘ったらすぐ茹でる。掘ってすぐ茹でた時、右端と左端とどっちが柔らかいか、そう、左端の上半分なのです。

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今日の担当は、筍の生理学を得意とする鮫島道和でした。

 

 

2014年3月30日 (日)

教員の秘密の行事、ついに発覚!?(^^)

3月某日、学生さんの姿がめっきり少なくなった校舎で、怪しい教員集団が密かに活動を開始・・・。

場所は1号館調理実習室。

集まる面々の所属領域はバラバラで、調理とは大して関係のなさそうな人?ばかり。

何だか異様な刺激臭がただよってきたと思ったら、

次にはみんなで下を向き黙々と膨大な数の「ブツ」を作成。

最後に煮えたぎる湯の中でぐつぐつとそれを煮て、そしてついに・・・!

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いえ、サスペンス劇場ではありません。

実はこれは長年秘密裏に行われてきた、看護学部の教員の『餃子パーティ』なのでした。

リハビリテーション学部の顧寿智先生(下の写真。映りが悪くてすみません!)を師匠とし、

中国4000年の伝統の「水餃子」をみんなで皮から作り、ひき肉にこれでもかとニラを入れた

具を詰めて茹で上げるのです(異様な刺激臭は毒薬ではなく、このニラが原因です)。

日本の焼き餃子とは全く違うものですが、この水餃子は手作りのモチモチの皮と、

刺激的な具のニラと生姜、それに師匠にしか調合できない秘伝のタレで、

一度食べたらもう病みつき!!!

 

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この味に取りつかれた教員は『餃子パーティ』を楽しみに1年間働くのです。

(そう、年に一度の浜松まつりを楽しみに1年間頑張る浜松っ子のように)。

この記事を読んだ学生の皆様からは「先生たちだけ楽しんでずるい~」というお声も

ありましょうが、これは1年間のお仕事の労をねぎらい、次年度への英気をチャージする

重要な行事なのです。

その重要性は学長公認で、小島学長はこの餃子の大ファンであり、

何とお肉代を寄付して下さっているのです。小島学長が本学に着任された時に、

「学長がお肉代を寄付するのは伝統なんですよ」と実はだました(え?)のですが

(半分は本当です。前学長も寄付して下さっていたので)、この味にすっかり

はまってしまった学長は、今では毎年快く寄付して下さっています。

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あれ?参加費を教員から徴収していなかったっけ?

餃子委員長は私腹を肥やしているのでは?

と疑惑をもたれた方もいるでしょうが、

確かに学長からのご寄付と参加者の皆様の志により、毎年黒字になります。

それはちゃんとしかるべきところに寄付しております。

(近年は東日本大震災の復興支援のために、NPOに寄付しています)。

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看護学部教員の長年の秘密をついにネットで暴露してしまいましたので、

今後も皆様年度末のある日に大学に刺激臭がただよったたら、

「あ、これがうわさの餃子パーティなのね(しがない先生たちのささやかなお楽しみ会ね)」と

温かい目で見守ってやってください。

 

看護学部学長直属委員会 餃子委員長  宮谷 恵(本業は小児看護学教員)

 

2014年2月21日 (金)

成人看護学領域 急性期看護担当教員の松井謙次です。

担当している科目は急性期看護なんですが、人間は非常に慢性的というか、ゆっくりのんびりモードの人間です。

最近は、聖隷浜松病院での実習が多く、学内の皆さんと会う機会が少ないです。

今回は、松井の日曜日の姿をお伝えしようと思い、掲載します。

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三方原特産の馬鈴薯を収穫しています。

なかなかいい出来だと思いませんか。おいしいですよ。

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こちらはプチベールと言って今、農協が力を入れている野菜です。

冬に緑鮮やかな野菜です。一度食べてみてください。

 

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こちらはトラクターで畑を耕しに行くところです。

日曜日はリフレッシュをかねて畑作業に精を出す日々です。

見かけたらぜひ松井ファームの野菜を買ってくださいね。

今後ともよろしくお願いします。 松井謙次