統合実習(母性看護学領域)で、「孫育てセミナー」に参加しました
7月3日(土)、浜松市北区引佐町にある引佐多目的研修センターで開催された「孫育てセミナー」に統合実習の4年次生4名がスタッフとして、受付や絵本の紹介、本音トークに参加しました。
朝から雨模様でしたが、移動する時間帯には晴れ間がのぞき、お子さん連れのママ達が参加しやすいように天も優しさを発揮していました。当日は、ママ世代、シニア世代共に3名ずつの参加がみられ、総勢14名というアットホームな雰囲気の中で実施されました。
引佐の孫育てセミナーは、子育て支援ひろば事業の一環としておこわれており、パパ・ママと一緒に子育てをしてくださるシニア世代の方を応援し、今年で10年になります。
セミナーの内容は参加者のニーズに合わせて少しずつ変化していますが、子育て中のママ・パパ達への関わり方、今の子育てとシニア世代がおこなってきた子育てとの違い(育児の世代間ギャップ)等、今どきの子育てに関わる新しい情報をシニア世代に提供しています。
特にセミナー後半に参加者全員で行う“本音トーク”は “聴きたいことが聴ける”とママ世代からもシニア世代からも好評を得ています。
“ミニ講座”:助産師から、産後のママ達の心身の変化や両世代から「よくある質問」についてのお話を聴いています。 また、言語聴覚士の「豊かな心を育むためにお子さん(お孫さん)にはいっぱい話しかけてくださいね」という言葉に力強くうなずいて、応えていました。
読み聞かせ絵本の紹介です。(学生担当)
学生の「かえるさんが・・・・ぴよ~ん」の声に合わせ、ママとお子さんも一緒になって「ぴよ~ん!」 (みんな真剣に聴いて、一緒になって声を出しています。)
本音トーク💛 みんなで話そう!
普段、聴けないことをお互いに質問したり、答えたり・・・。いろいろ聴いちゃおう・話しちゃおう!
・手作りのお惣菜はもらって嬉しいもの?
・お孫ちゃんのために何かしてあげたいけれど、何をしてあげたらママは嬉しい?
・コロナで帰省できないと思うけれど、じいじ・ばあばにはどうやって連絡している?
・写真や動画は送ってる? 顔を見たいから、「写真を送って」って、言ってもいい? 等・・・。
お嫁さんの立場、娘としての立場、実母、義母の立場でそれぞれ本音を語り合い、あっという間に2時間が過ぎていきました。
コミュニケーションを良く取って、お互いの思いを知ることが大切で、子育てはいろいろな人達の協力があってのことだということ等、多くのことが学べました。
(写真の撮影と使用については参加者の方の承諾を得て掲載させていただきました)
文責:母性看護学 神﨑江利子