「成人看護援助論演習」協働学修 ポスターツアーを行いました。
看護学部3年次生の演習科目「成人看護援助論演習」では、事例を活用した看護過程の展開を学修しています。この演習では、学生同士が互いに学び合う協働学修の方法を取り入れています。前年度は遠隔授業となってしまいましたが、今年度は感染予防対策を取りながら、対面による学びを深めています。5月の第5・6回、6月の第8・9回はポスターツアーを行いました。その実際をご紹介します。
この授業は履修生を6つのグループに分けて学修を進めています。そのうち、3グループは急性期看護学、3グループは慢性看護学の事例患者を分析しています。さらに、グループごとにも6つに分かれ、担当する課題内容をポスターにまとめました。
その後、ツアーチームを作り、チームごとに各ポスターを回って各々がポスターにまとめた内容についてプレゼンテーションを行いました。
考えたことをまとめて発表するのはなかなか難しいようで、最初は皆さん緊張した面持ちでしたが、発表を重ねるごとに少しずつ場の空気にも慣れ、活発な質問が出だし、意見交換を行うことができました。
それぞれが発表の中で得られた意見や質問を通して、最終的にポスター内容を修正し、まとめていきました。皆さん、お疲れさまでした。
これからも学び合いによって相乗効果が得られ、良い学修成果が得られることを期待しています。
(写真の撮影および掲載については、学生さんの承諾をいただきました。)
文責 成人看護学領域 乾 友紀