小児看護学領域:聖隷おおぞら療育センターの実習
看護学部 小児看護学領域では、病棟実習に医療型障害児入所施設の聖隷三方原病院 聖隷おおぞら療育センターでの実習を行っています。
施設の特徴としては、障がいを持ちながら自力移動できる子どもから、寝たきりで人工呼吸器管理などの医療的ケアの必要な子どもまで、生活様式の異なるさまざまな方が入所されています。学校に通う代わりに先生が施設まで来て教えてくれる、訪問学級を受けている子どももいます。
学生たちは、障がいのある子どもたちへの援助に緊張をしつつ、対象理解を深めていきます。ケアの実施、見学に関わらず、担当の子どもに行われているケアについては、基本の手順を必ず自己学習しておくことが求められます。
学生さん一人ひとりの必要物品です。
母子看護実習室(小児側)に集合して、オリエンテーションです。
学内における実習オリエンテーションでは、医療的ケアに関する説明の時間を設定しています。ケア時の注意点として、気管カニューレや経管栄養チューブは抜けないように気を付ける必要があります。
学生さんたちは、実習に向けての事前学修を進めています。
(写真の撮影と使用については学生の承諾を得て掲載させていただきました)
文責 小児看護学 市江和子