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2020年8月

2020年8月28日 (金)

看護学部「夏のオープンキャンパス」(第2回)を開催しました。

8月22日(土)、看護学部の「夏のオープンキャンパス」を開催しました。今回は第2回目ですが、前回(第1回)の8月8日(土)と同様、オープンキャンパスは新型コロナウイルス感染症の感染予防のために例年よりも規模を縮小し、小グループ(9名まで)によるキャンパスツアー形式で行われました。

キャンパスツアーは、最初に学部長挨拶があり、感染予防を呼び掛けるキャンパスツアーマニュアル(学生制作動画)を視聴後にスタートしました。今回は、看護学部の各領域、シミュレーション教育委員会、入試・広報センターの教職員がミニ体験授業、ミニ講義、展示、動画による説明・紹介などを担当しました。1

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看護学部「夏のオープンキャンパス」は、8月29日(土)に第3回が実施される予定です。また、現在、看護学部の「WEBオープンキャンパス」(←クリックするとページに飛びます)も大学ホームページで開催中です。

2020年8月17日 (月)

オープンキャンパス:看護学部小児看護学領域

大学の8月のオープンキャンパスは、新型コロナウイルス感染症への感染防止に配慮し、日程・人数を分散した形での来場形式にて実施しています。

2020年8月8日は、看護学部小児看護学領域は3密(3つの密)の密閉、密集、密接を避け、消毒と換気の実施、ソーシャルディスタンスを保ち、紙おむつ交換の演習の模擬授業を実施しました。

 

大学入り口の準備です。

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母子看護実習室(小児側)の模擬授業準備です。

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生徒さん1人に対してモデル人形、紙おむつ、手袋、防護用エプロンを準備しました。

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感染症対策をして、小児看護技術の中のおむつ交換演習の模擬授業です。

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赤ちゃんを正面にするようにして、おむつ交換を始めます。
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実際の手順を、生徒さんに説明します。2_2

生徒さんたちは一生懸命、乳幼児のおむつ交換の体験をしていました。

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新生児や乳児は膀胱の機能が不十分なため、排泄回数が大人よりも多く、日常生活の中でおむつを使用しています。おむつ交換は、小児看護学実習では経験することが多い技術です。基本的な技術として、子どもが小さくても声をかけてスキンシップをとり、手早くおむつ交換をすることが必要になります。

モデル人形による演習で短い時間でしたが、生徒さんたちにとっては、子どもの清潔や感染予防の大切さを考える体験になったと思っています。

 

 (写真の撮影と使用については参加した生徒さんに使用目的を説明し、承諾を得て掲載させていただきました)

 

文責 小児看護学 市江和子

2020年8月 3日 (月)

Zoomを利用したグループ発表会 :2020年度「基礎演習」の授業風景

看護学部の1年次生対象の「基礎演習」は、6月15日からの対面授業再開に伴い、3密を避けるため、複数の教室を用いて授業を実施してきました。

第11回目からは、グループ発表会に向けたグループワークを実施してきました。下記3つの主題に関連するテーマを各グループで設定し、テーマ内容について討議、資料収集を行い、プレゼンテーション用資料を作成してきました。今回(第14回・第15回)は、各グループがまとめた内容を5分間で口頭発表する「グループ発表会」でした。
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テーマ設定や発表内容を考える上での留意点は以下の内容を学生に示し、これらの内容を踏まえてグループワークに取り組んできました。

・ 他のグループの学生達にも伝える価値のある事柄であること

・ 客観的な事実や科学的根拠に基づく内容であること

・ 事実や根拠をもとに、自分たちの考えや意見を述べること

・ 論理的にわかりやすく説明すること

・ 出典を明記すること(本、雑誌、新聞、インターネットURL等)

 

例年のグループ発表は、グループメンバーが順番に壇上にあがり、パワーポイントを映しながら対面で口頭発表をする形式をとってきました。

しかし、今年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、Zoomを用いた発表形式を導入しました(学生が壇上まで移動し密になる空間を生み出さないことや、同じパソコンを不特定多数が触るということを避けるためです)。

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今回導入した発表形式は、次の通りです。発表会は3つの教室に分散して開催しました。学生は1メートル間隔に配置されたグループ指定の座席に着席します。各グループの代表が持参したパソコンを立ち上げZoomの「基礎演習ミーティング」に参加をします(※今年度の1年次生からはPC必携化が開始されています)。自分たちのグループ発表の番が来たら、Zoom内で画面共有した発表資料(パワーポイント)を用いながら、各座席から口頭発表します。
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  (※マイクは発表者が変わるたびに教員が消毒をしました。)

このような発表方法は初めての試みでしたが、学生は積極的に意見交流をしており、各グループの発表後には大きな拍手が沸き、活気あふれる報告会となっていました。

 

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15回にわたる講義の中で、大学教育の基礎的な学習方法を学んできました。本講義で学んだことが今後4年間の学びにつながっていくことを期待します。

看護学部 津田聡子