オープンキャンパス:看護学部小児看護学領域
大学の8月のオープンキャンパスは、新型コロナウイルス感染症への感染防止に配慮し、日程・人数を分散した形での来場形式にて実施しています。
2020年8月8日は、看護学部小児看護学領域は3密(3つの密)の密閉、密集、密接を避け、消毒と換気の実施、ソーシャルディスタンスを保ち、紙おむつ交換の演習の模擬授業を実施しました。
大学入り口の準備です。
母子看護実習室(小児側)の模擬授業準備です。
生徒さん1人に対してモデル人形、紙おむつ、手袋、防護用エプロンを準備しました。
感染症対策をして、小児看護技術の中のおむつ交換演習の模擬授業です。
赤ちゃんを正面にするようにして、おむつ交換を始めます。
実際の手順を、生徒さんに説明します。
生徒さんたちは一生懸命、乳幼児のおむつ交換の体験をしていました。
新生児や乳児は膀胱の機能が不十分なため、排泄回数が大人よりも多く、日常生活の中でおむつを使用しています。おむつ交換は、小児看護学実習では経験することが多い技術です。基本的な技術として、子どもが小さくても声をかけてスキンシップをとり、手早くおむつ交換をすることが必要になります。
モデル人形による演習で短い時間でしたが、生徒さんたちにとっては、子どもの清潔や感染予防の大切さを考える体験になったと思っています。
(写真の撮影と使用については参加した生徒さんに使用目的を説明し、承諾を得て掲載させていただきました)
文責 小児看護学 市江和子