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2019年7月26日 (金)

ポスターセッションで統合実習(慢性看護学領域)の学びの共有を行いました!

看護学部4年次春セメスター必修科目である「統合実習(慢性看護学領域)」が終了しました。

この実習では、はじめて複数患者の看護を実践します。

複数患者の看護を行うためには、複数患者の把握・複数患者に必要な看護の選定・看護の優先順位の判断・時間管理・複数患者に安全で効率的な看護を提供するための人的資源の活用と連携ができる力が必要となります。

統合実習(慢性看護学領域)では、24名の学生が聖隷三方原病院・聖隷浜松病院でそれぞれ実習を行いました。

実習では、とまどいながらも複数患者の看護を計画し実施・評価する中で多くのことを学んだようです。

また、安全で効率的な看護を提供するための人的資源の活用と連携を学ぶために、看護リーダーや看護助手などにシャドーイングすることで、それぞれの役割が把握でき、適切に連携する・協力を得るための方法を考察しました。

今回は、ポスターセッションで統合実習の多くの学びを共有しましたので報告します。

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(写真1:グループワーク風景):テーマ別に異なる病棟で実習した学生同士で意見交換し、発表準備中。

統合実習の2週目最後は、学内でポスターセッションすることで学びを共有しました。

学生の個々が学び得たことから発表内容を決定し、ポスター発表と意見交換をします。

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(写真2:ポスターセッション風景1)

発表時間は5分間。

緊張感のため伝えたいことが、上手く伝えられずに悔しい思いをした学生もいました。

「他者に自己の意見を明確に伝えるスキルは、やはり看護職として重要だね」との教員からの助言に学生一同納得。

3(写真3:ポスターセッション風景2):セッションが進むにつれて、ポスターを食い入るように近づき、意見交換も増えてきました。

これまでの学びや自己の看護師像を深化させるきっかけを得た学生、新たな知見を広げられた学生もいました。

学生のみなさん、よく頑張りました!

さあ、ここから学生は、統合実習の最後の課題レポートに取り組みます!

(写真の撮影と使用については学生の承諾を得て掲載させていただきました)