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2019年5月

2019年5月30日 (木)

小児看護学概論:基本的生活習慣の発達とその援助(離乳食について)

今年も、小児看護概論の「基本的生活習慣の発達とその援助」の単元に、スペシャルゲストをお迎えし、離乳食の授業を行いました。

小児看護学領域では、2年次の春セメスターの「小児看護学概論」において、健康な子どもと家族の看護について学習します。

「基本的生活習慣の発達とその援助」の中では、小児期の育児について学びます。

2年生の学生さんたちを対象に、離乳食の試食の演習を取り入れています。

学生さんたちは、市販の離乳食を試食します。

これまで毎年、スペシャルゲストとして、離乳食の時期のお子さんとお母様を授業にお迎えしています。

なんと、今回のスペシャルゲストは3名ときょうだい3名、合計6名です!!!

教室内に、学生さんと子どもたちの触れ合いの場がうまれました。

☆らいと君 (7ヶ月)とお兄ちゃん

☆あきひろ君(8ヶ月)とお姉ちゃん

☆そうすけ君(1歳)とお兄ちゃん

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(全員で離乳食の試食をします。リアクションペーパーに感想を書きます)

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(学生さんから離乳食をみせてもらい、興味しんしんです)

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(学生さんと一緒に離乳食を食べます)

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(学生さんの離乳食に手を伸ばして受け取ろうとしています)

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(抱っこされても平気です。“なかないもん”)

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(学生さんとお話しをしています)

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(学生さんから離乳食を受け取り、にっこりです)

「授乳・離乳の支援ガイド」は、子どもたちや妊婦さんに関わる保健医療従事者が、基本的な事柄を共有し、一貫した支援を進めるために2007年に作成されました。

2019年3月に最新の知見や授乳・離乳を取り巻く社会環境等の変化をふまえ、「授乳・離乳の支援ガイド」が改定されました。

現在、自治体・医療機関で活用されています。

授業の中で、学生さんたちが離乳食に対する知識を得ることで、子どもを産み、育てている方々に寄り添った支援を考えることができればと思います。

授業担当教員のコメント(小児看護学  宮谷 恵)

6名のゲストは広い教室に大勢の学生がいたにもかかわらず、みんなとてもよい子たちで、学生に貴重なふれあい体験をさせてくれました。

離乳食を食べた学生の感想は、離乳食の食材についてあまりよい感想ではなく「味が薄い、歯ごたえがない」などでした。

スペシャルゲストの、赤ちゃんたちについては、素敵な感想ばかりでした。

「可愛かった、癒された」

「離乳食をあげたら口をあけて食べてくれた。可愛い子たちが来てくれて嬉しかった」

「本当に可愛かった。子どもに関わる仕事がしたいとあらためて思った」

「思わずキャーッと言ってしまった。アイドルだった」

お母さん達は雨の中、上のお子さんも連れて「看護学生さんの学びになれば」と来てくださいました。

本当に感謝するばかりです。

ありがとうございました。

(写真の撮影と使用については赤ちゃんの保護者および学生に使用目的を説明し、承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学 市江和子

2019年5月17日 (金)

看護学部の教員が撮影した写真を紹介します。

看護学部には、大学の風景や教育・研究活動に関係する写真の投稿制度があります。

授業や実習の合間に、あるいは通勤の途中で、学内や大学周辺の写真をスマホで撮る教員を見かけます。

今回は、今年3月から5月までに投稿のあったものから大学の自然を撮影した写真を選んでご紹介します。

①本学2号館食堂付近から聖隷三方原病院へ抜ける小道沿いに桜並木があります。右側の校舎は、本学2号館(手前)と1号館(奥)です。

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②本学の南側には学生駐車場(写真右下)や聖隷おおぞら療育センター(写真左側の黒い屋根)があり、道沿いあるいは川沿いに桜並木があります。写真は1号館の7階(最上階)から撮影しました。

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③満開の桜と青い空をバックに美しく映える大学5号館(本学校門近く)です。

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④5号館前の花壇で咲くパンジーです。春の庭を華やかに彩ってくれるかわいい花です。

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⑤大学北側に位置する遠州栄光教会の軒先に咲くクリスマスローズです。5

⑥キャンパス中庭(2号館食堂近く)にある新緑のモミジバフウ(マンサク科)です。桜の花が散ると、本学のキャンパスも新緑の季節がやってきます。6

いかがでしたでしょうか。

今後も、看護学部の教員から投稿された写真を随時紹介していきます。

また、本学の公式インスタグラムhttps://www.instagram.com/seirei_univ/にも看護学部の教員が撮影した写真が掲載されています。

今回の写真①と⑥は公式インスタグラムで公開中です。

是非ご覧下さい。

2019年5月 7日 (火)

【看護学部】アメリカ看護研修報告会

看護学部では、2019年3月14日から24日にアメリカ・カリフォルニア州オークランド市にあるサミュエル・メリット大学において「アメリカ看護研修」を実施しました。

この看護研修に参加した9人の看護学部生が、4月18日(木)に本学・1701教室で研修報告会を行いました。

会場では、多くの学生が熱心に報告を聴き入りました。

サミュエル・メリット大学での看護研修は、聖隷クリストファー大学がサミュエル・メリット大学と交流協定を結んだ2013年度から2018年度までに既に5回実施され、総計43人の学生を派遣してきました。

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報告では参加学生9人が、アメリカの看護教育の特色や、日本とアメリカの医療保険制度の違い、シミュレーション看護の体験、ジョン・ミュアー病院での看護師の仕事の様子、ブライタービギニングス・クリニックで見学した「ナース・プラクティショナー」の仕事について説明しました。

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また、楽しかったサミュエル・メリット大学の学生・教職員との交流や、現地でのホームステイやサンフランシスコ市観光の様子なども紹介しました。

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最後に学生たちは、会場に集まった学生たちに対して、「行く前は、英語力の不安などもいっぱいあったけど、日本やアメリカの看護や医療についてもっと勉強したいと思うようになった。」「海外で看護師として働いてみたいと思うようになった。」「看護の勉強にも積極的になり、自分の人生を大きく変えるチャンスになったと思うので、皆さんも勇気を出してせび参加してみてください!」と語りかけました。

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学生の発表後、藤本栄子看護学部長が、「アメリカ看護研修に参加した学生たちは、研修で学んだことを自分の言葉で表現できるようになります。」「9人のように10日間で大きく成長できるチャンスなので、一歩踏みだして、日本を飛び出してほしいです!」とこれから参加を検討する学生たちを激励し、報告会を終了しました。

     

グローバル教育推進センター運営会議委員 

成松 美枝