小児看護学概論:基本的生活習慣の発達とその援助(離乳食について)
今年も、小児看護概論の「基本的生活習慣の発達とその援助」の単元に、スペシャルゲストをお迎えし、離乳食の授業を行いました。
小児看護学領域では、2年次の春セメスターの「小児看護学概論」において、健康な子どもと家族の看護について学習します。
「基本的生活習慣の発達とその援助」の中では、小児期の育児について学びます。
2年生の学生さんたちを対象に、離乳食の試食の演習を取り入れています。
学生さんたちは、市販の離乳食を試食します。
これまで毎年、スペシャルゲストとして、離乳食の時期のお子さんとお母様を授業にお迎えしています。
なんと、今回のスペシャルゲストは3名ときょうだい3名、合計6名です!!!
教室内に、学生さんと子どもたちの触れ合いの場がうまれました。
☆らいと君 (7ヶ月)とお兄ちゃん
☆あきひろ君(8ヶ月)とお姉ちゃん
☆そうすけ君(1歳)とお兄ちゃん
(全員で離乳食の試食をします。リアクションペーパーに感想を書きます)
(学生さんから離乳食をみせてもらい、興味しんしんです)
(学生さんと一緒に離乳食を食べます)
(学生さんの離乳食に手を伸ばして受け取ろうとしています)
(抱っこされても平気です。“なかないもん”)
(学生さんとお話しをしています)
(学生さんから離乳食を受け取り、にっこりです)
「授乳・離乳の支援ガイド」は、子どもたちや妊婦さんに関わる保健医療従事者が、基本的な事柄を共有し、一貫した支援を進めるために2007年に作成されました。
2019年3月に最新の知見や授乳・離乳を取り巻く社会環境等の変化をふまえ、「授乳・離乳の支援ガイド」が改定されました。
現在、自治体・医療機関で活用されています。
授業の中で、学生さんたちが離乳食に対する知識を得ることで、子どもを産み、育てている方々に寄り添った支援を考えることができればと思います。
授業担当教員のコメント(小児看護学 宮谷 恵)
6名のゲストは広い教室に大勢の学生がいたにもかかわらず、みんなとてもよい子たちで、学生に貴重なふれあい体験をさせてくれました。
離乳食を食べた学生の感想は、離乳食の食材についてあまりよい感想ではなく「味が薄い、歯ごたえがない」などでした。
スペシャルゲストの、赤ちゃんたちについては、素敵な感想ばかりでした。
「可愛かった、癒された」
「離乳食をあげたら口をあけて食べてくれた。可愛い子たちが来てくれて嬉しかった」
「本当に可愛かった。子どもに関わる仕事がしたいとあらためて思った」
「思わずキャーッと言ってしまった。アイドルだった」
お母さん達は雨の中、上のお子さんも連れて「看護学生さんの学びになれば」と来てくださいました。
本当に感謝するばかりです。
ありがとうございました。
(写真の撮影と使用については赤ちゃんの保護者および学生に使用目的を説明し、承諾を得て掲載させていただきました)
文責 小児看護学 市江和子