小児看護学実習でクラウン(ピエロ)になっちゃいました!
今、3年次生は実習の真っ最中。
そんな中、がんばっていた小児看護学実習グループに素敵なごほうびが!
実習させていただいている小児病棟にホスピタルクラウンさんが来る日と、
実習の日が(とても珍しいことに)重なったのです。
ホスピタルクラウンとは、ロビン・ウィリアムズ主演の映画『パッチ・アダムズ』(1998年アメリカ)で有名になりましたが、病気で入院している子どもたちをクラウン(ピエロ)の姿で訪問し、パフォーマンスをして楽しませる活動です。
「つらい入院生活を送る中で、本来の子どもらしさを失いがちになっている子ども達に笑顔を届け、キラキラした瞳を取り戻すお手伝いをしています(日本ホスピタルクラウン協会ホームページより)」
その日は病院の子どもたちに負けないくらい、看護学生も朝から楽しみにしていました。
午後に現れた二人のクラウンさんは、病室をつぎつぎと回りながら子どもたちにバルーンアートで動物や花を(ときどき無茶ぶりされながら)作り、クリスマスカードにその場でメッセージを書いてくれたりして、病室が急にテーマパークになったようでした。
印象的だったのは、付き添っているお母さんたちにもバルーンアートを作ってくれたり、パフォーマンスをしてくれるのです。
子どもが病気になって入院し不安でいっぱいのお母さんたちにも、ホスピタルクラウンは笑顔と元気を届けていました。素敵な活動だなあと、間近に見て改めて思いました。
4人の看護学生は初めは受け持ちの子どものそばか、廊下からそっとホスピタルクラウンさんの活動を見ていました。
しかし、気づいた時には鼻に赤くて丸いシールを張られ、ホスピタルクラウンの子分?になって見よう見まねでバルーンアートを作り、活動の仲間に入れてもらっていました。
実習そっちのけで(え?)ホスピタルクラウンの子分として働き、
「素敵なお仕事だわ。進路変更しようかしら?」と思わず考えてしまった学生もいたとか・・・。
とにかくホスピタルクラウンさんたちの、子どもたちやお母さんたちを笑顔にしてしまうマジックにすっかり魅せられて、さらに患者さんでもないのにクリスマスカードまで書いてもらってしまいました。
これをもらったからには、これからの実習&国家試験までこの思い出を胸に、がんばるしかありません!
きっと彼女たちはまだまだ続く実習を乗り越えて、素敵な看護師になってくれることでしょう(この小児看護学実習は、本当にとっても頑張ったんですよ。これからもこうご期待!)。
なお、マスク着用なのは全員あまりに美女なため「ブログに載って、ストーカーに狙われたら困るわ」ということです(笑)。
以上、レポーターは指導教員:小児看護学の宮谷でした。