4年次生の授業 「統合演習」 ~ケア・シミュレーション~ のご紹介
この科目は、1年次から4年次までに学習した基本的な看護の専門知識と看護技術に関する能力の習得状況を明確にし、自らの克服すべき課題に対して計画的に取組み、臨床看護実践力の基礎を統合することを目的にしています。しかし、実際は全国的にもユニークな授業展開します。
3つの代表的な疾患事例(A・B・C)に対して、クラスを27チームに編成します。
各チームは、その患者の<いま最適なケア>を考えて、実演を繰り返します。
最終的に、クラス全員の前で、各事例の優秀チームがケア・シミュレーションを実演し、最優秀チームを決定しました!
実際の各チームのケア・シミュレーションの選考風景です。
<事例A 右大腿骨頸部骨折の80歳女性、術後2週間目、独居生活>
<事例B 細菌性肺炎を併発し、COPD(慢性閉塞性肺疾患)が急性増悪したため再入院した70歳男性、入院2週間目、妻と二人暮らし>
<事例C 乳がんと診断された50歳女性、化学療法を2カ月間実施した後、胸筋温存乳房切除術施行、術後2日目、夫と二人暮らし>
4年次生のみなさん、お疲れ様でした。
国家試験の勉強も頑張ってください!(^^)