11月21日(木) 1年次の授業「基礎看護技術演習Ⅰ」のご紹介
この演習では【口腔ケア】の技術を習得します。みんな真剣に演習に取り組みました。
教員「プロトコール1、スコア8点の患者の口腔ケアのデモンストレーションを開始します。まず始めに介入前の評価を行います。口腔内の評価にはEilers Oral Assessmet Guid (OAG)を用います。そしてケアの方法と回数は口腔ケアプロトコールをもとに決定します」
教員「洗口液をつけたスポンジブラシで口腔粘膜を保湿しながら清掃します。次に柔らかい歯ブラシに低刺激性の歯磨剤をつけ、歯みがきを行います。最後に口唇と口腔内全体に口腔内保湿ジェルを塗布します」
教員「ここまでのところで質問は有りませんか?」
教員「質問が無い様でしたら看護師役、患者役に分かれて介入前の評価から始めましょう」
看護師役のふり返り
『ガーグルベースンの使い方がうまくできなかったので、患者の顔にしっかりつけて使用することを忘れないようにする。スムーズにできなかったので手順をしっかり覚えておく』
『口腔ケアを行うのに夢中になりすぎて患者と顔の距離が近くなりすぎたので、適度な距離を保ちながら進めていきたい』
患者役のふり返り
『コミュニケーションが少ないと不安や不信感が大きくなると思った。また人に口腔ケアをしてもらうのは抵抗があった』
『患者役を演じたので、介入自体はできなかったが、どのような感じで看護介入がされているのかがわかった』
いろいろと学びがあったようですね!学生のみなさん、お疲れ様でした!
(この演習ではT&Kティーアンドケー株式会社よりご提供頂いた試供品等を使用させて頂きました。)