5-2.学生の課外活動 Feed

2015年1月16日 (金)

ファシリティドッグをご存知ですか? ~アドバイザー企画 卒業生を囲んで~

皆さんファシリティドッグをご存知ですか?

それはストレスを抱えた人々に伴い、愛情と安らぎを与えるように血統をさかのぼり吟味され訓練された犬です。日本には認定NPO法人シャイン・オン・キッズの2頭しかいません。

病院では、苦痛と不安の中でストレスにさらされている子供たちの部屋を訪問し、子供に体を触ったり撫でてもらったり、一緒に添い寝をすることもあるそうです。

Photo_2                   ファシリティドッグとハンドラーの皆川誠一郎さん

写真提供:認定NPO法人シャイン・オン・キッズ 

http://sokids.org/ja/programs/facility-dog/

本学卒業後、脳神経外科および精神科病棟にて計8年の臨床経験の後、渡米し訓練を受け、現在は看護師の資格を活かして認定NPO法人シャイン・オン・キッズに所属して、常勤のファシリティドッグのハンドラー(ボランティアではなく臨床経験のある看護師)として県立こども病院で活躍している皆川誠一郎さんが、ファシリティドッグのヨギを伴って来校してくれました。

入院中の子供たちは、「ヨギがいるから頑張る。また会いたいから」と苦痛を伴う検査や手術にヨギを先導して向かい、伴うご両親はそのような子どもとヨギのありよう深く慰められるそうです。皆川さんと暮らしているヨギは自分のことをスタッフだと思っているようで、看護室で看護師がカンファレンスをする際に、当然の様にラウンドテーブルに一緒に座っているそうです。看護師たちも癒されます。

えっ?本当に犬が来てるョ・・・

事前にアナウンスをしていたものの、授業や演習を終え、半信半疑で集まるアドバイザーグループの学生たち。

「えっ?何で?犬が教室にいる・・・」。

通りすがりの学生たちも何事かと教室を覗きこんでびっくり。グループ以外の学生も招き入れ、皆川さんを囲んで講演と懇談の時を持ちました。  

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学生たちは、ファシリティドッグとその働き、ハンドラーとしての生活、臨床でのエピソードを交えながら、皆川さんの学生時代の思いや悩み、家族を抱えながらの臨床の現実の中での闘いと苦悩、そしてハンドラーをめざし渡米するに至る経過に関する話を興味深く聞いていました。

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入学して看護を学び始めたのはよいけれど、実習や演習、次から次へと出される課題で、自分を振りかえるゆとりもなく慌ただしく流れて行く毎日。周りについてゆけなくなるのではないか・・・、本当に自分は看護師に向いているのだろうか?と人知れず不安の中で悩んでいたり、看護の勉強に対する意欲を失いかけている学生にとって皆川さんは、まさに雲の上の先輩。

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「目的」と「手段」をはき違えるとしんどくなるよ

「実は僕も全く同じでした。勉強やる気なかったし、やらなかったし・・・。不安であせりながらもやれなかった。配属先も全く希望通りにならなかった。でも、とりあえず辞めないでやっていた。今から思えば全部無駄になっていないし、繋がっている。看護師になることを目標にしすぎるからしんどいんじゃないかな。自分の思いに正直に従うことも大切かなぁ」と皆川さん。

ヨギとの交流も楽しみながら、時に静かに、時に和やかに質疑応答を繰り返している皆川さんと学生たちでした。

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看護資格を得ることは単なる「目的」ではなく、自分と人を活かしながら、より自分らしく生きるための「手段」であるという視点と意味について共有しました。学生時代と変わらない明るくパワフルな皆川さんと、ヨギとの交流で癒され、自然な笑顔の学生たちでした。



2014年7月18日 (金)

アドバイザーグループの自主活動

写真は、学生と教員、一つのアドバイザーグループで

5/30にバーベキューをしたときの風景です。

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金曜日の夕方、

実習や授業を終えた学生たちが1年から4年まで十数名集まりました。

キャンパスの中庭でするバーベキューは、

解放感いっぱいでひとときの時間を楽しく過ごしました。

少し写真ぶれていますが、ご容赦ください)

2014年5月13日 (火)

看護学部新入生セミナーとは

新緑の美しい季節になりました。

ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか。

 

2014年度がスタートして、早1ヶ月半ほど経ちますね。

特に新入生の皆さんにとっては、入学式の前日から走り続けた4月だったかと思います。

今日は、そんな新年度の恒例行事「新入生セミナー」について紹介します。

 

この平凡なネーミングに騙されてはいけません。

これは知る人ぞ知る、看護学部の学生さんによる一大プロジェクトなのです!

 

新入生セミナー、通称「新セミ」とは、在校生(新2-4年生)による新入生のためのオリエンテーションプログラムで、2つの「セッション」から成り立っています。

2014年度は、当日総勢128名の学生スタッフが参加。

準備には約1年間かけ、それぞれのセッションに分かれて企画・運営を行ってきました。

暑くて溶けそうな夏休みにも、新学期開始直前の多忙な春休みにも、何度も集まり練習を重ねて本番に臨みました。

これはもう、ほとんど部活動。

このプログラムの素晴らしいところは、何と言っても、全て在学生のボランティアによって運営されているところですね。

今年は42日(水)、5日(土)に開催されました。

 

セッション

キャンパスツアーと、寸劇・VTRを駆使した、ユーモアたっぷりな学校紹介

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養護教諭課程についても、学生さんの目線で丁寧な説明がありました。

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セッション1が無事終了。ほっと一息をつくスタッフの皆さん。

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クリストページの作成・配布

かゆいところに手が届く情報誌、通称「クリペ」を作成します。

学校生活や授業に関する情報、運動会の詳細など、お役立ちinfo満載のしおりを作って、ガイダンス初日に配布しました。

裏方で頑張ってくれた、少数精鋭、編集部隊の皆さま、ご苦労様。

 

セッション 運動会

 開会式

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大所帯の看護学部は、ひとりひとりがそのパワーの源です。

 21のチームに分かれ、チームリーダーの下、ドッジボールやしっぽ取り、輪くぐり、障害物リレーの競技を行いました。

 最初は遠慮がちだった新入生も、やさしい先輩方のリードでだんだんヒートアップ、気づけばすっかり打ち解けて、みんな笑顔。クタクタになった一日でした。

 障害物リレー

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新入生の皆さんには、温かい歓迎のメッセージがきっと伝わったはず。

先輩たちの姿は、さぞかしカッコよく映ったことでしょう。

頼もしい、看護学生さん達です。

 

この「新セミ」に関わった学生さん達一人一人が、大学時代の宝物の一つを見つけて卒業することは間違いありません。

大学での勉強はもちろん大切ですが、このような課外活動も、大切な仲間と出会い、大きく成長するきっかけとなるのですね。

担当として関わらせてもらった私も、みなさんから素敵な感動を分けていただきました。

1年生のみなさんにとって、4年間の大学生活が豊かなものでありますように。

 看護学部 英語担当(渥美)



2014年3月21日 (金)

学生たちの野外・課外活動から『楽しんでいま~す』

「スノーボード & スキー教室」です。

 

学生生活の多忙な中、仲間でスノーボード、スキーを滑りに行きました。

「滑りましたー!」 「転びましたー !!」

「冷たかったー!」 「楽しかったー!!」

場所は、長野県信州美ヶ原高原「武石番所が原スキー場」

宿泊は、岳の湯温泉「雲渓荘」温泉宿です。

2.5泊4日間でした。

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初日の天候は「雪」でした。

 

スノーボード班です。

「先生!・・ボードの履き方が分かりません!!」 

「初心者は、世話が焼けます!! まったく!」

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「滑走(転倒?) 準備!!」  「セーノ! ドッコイショ!」

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「出発!!」 「行って来まーす。」 「無事帰ってこいヨー!!」

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スキー班です。  

「人員点呼!」 「先生―! 一人足りません!!」

「ウン ・・・?」 「先生。新雪(深雪)の中から頭が覗いていまーす。」 

「うん!・・・彼女だ!」

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2日目・3日目は「快晴」でした。 

「皆、行くヨー!」 

初心者でも2日目からは、滑れる?下れる?ようになりました。

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「無事到着・・・」 「ヤレヤレ・・・」 「人員点呼・・・!」

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「ヤッホー!」 「私の滑りどう? カッコいいでしょうー?」

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「ハイ!無事到着!」 「ヨシ!次、行ってみようかー!!」

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「鍋」を囲んでの楽しい夕食です。 

今日は「寄せ鍋」です。 明日は「すき焼き」です。 「食べるヨー!」 

 

その前に皆で配膳です。 「僕のご飯は、大盛りでお願いします!」

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食後は、皆で片付けです。

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夕食後は、SAJ公認「スノーボード検定員」の先生による講義(冬山、滑走理論、事故防止、etc)で学習をしました。

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最後は、「温泉」に入り、就寝です。

明日は、筋肉痛で「ハテ・・? 起床できるでしょうか・・・??」

「おやすみなさい」

 

看護学部生とリハ学部生1名、教員3名、救護2名他参加の「スノーボード・スキー教室」報告でした。

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2013年8月 6日 (火)

夏休みに入りましたが・・・

定期試験が終わり、学生は夏休みに入りました。

そんな中、一部の2,3年生は大学で来年度の新入生セミナーの中で行われる、

キャンパスツアーの練習をしています。

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新入生セミナーでは、新入生がスムーズに大学生活をスタートするために

先輩が大学での講義の受け方や施設の紹介などのアドバイスをしており、

キャンパスツアーは、そのイベントのひとつです。

入学したばかりの不安な時期に、先輩からいろいろ教えてもらった経験が、

次の新入生セミナーを支える2,3年生たちの原動力になっています。

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暑い中ですが、本番さながら、新入生役の3年生相手に2年生が笑顔で大学の案内をしていました。