2-3.成人看護学領域 Feed

2013年11月 1日 (金)

3年生、実習がんばっています!

こんにちは。
成人看護学領域の教員の藤浪です。

 領域別実習が始まって早1カ月が経過しますね。
 3年生の皆さんはそれぞれの領域でいろんな体験をしながらきっとたくさんのことを学んでいる事と思います。1ヶ月前と比べて、学内で見かける3年生の姿がなんだかたくましく感じられるのは私だけではないはず・・・・・です。


 今回は、そんなちょっぴりたくましく感じられるようになった3年生の様子を急性期看護学実習の内容とともに紹介させていただきます。
 
 こちらが、今回紹介させていただく「チーム藤浪」のメンバーです(勝手にチーム名をつけてしまいました)。写真撮影した当日は実習スケジュールの都合上1名+藤浪は別フレームになっていましたが、もちろん実習中はお互い支え合い刺激し合う良い仲間7名+1教員であります。
このチームは10月15日(火)~11月1日(金)にかけて、聖隷三方原病院の外科系病棟で急性期看護学実習を行いました。

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 実習では、手術を受ける患者さんを受け持ち、その方の手術前・手術中・手術後、そして退院までの看護を行いました。
 患者さんの不安の緩和、合併症予防、セルフケア支援、疼痛コントロール、退院調整、闘病意欲を支える支援などなど・・・日々たくさんの課題がありましたが、看護師さんやメンバーみんなで考え乗り越えてきました。

これは、学内でのカンファレンスの様子です。

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学内カンファレンスは、それぞれのメンバーが学んだことを伝え合って学びを共有したり、困っていることをみんなで話し合って解決する場になっていました。

「チーム藤浪」のメンバーにとっては、初めての経験ばかりで大変なことが多かったとおもいますが、1人1人が「患者さんの役に立ちたい!」「患者さんのための看護がしたい!」そんな思いを持っていたので、病棟実習最終日にはメンバーそれぞれが患者さんから「学生が心の支えになった」「学生が来てくれるので安心する」「本当にありがとう」といった言葉をいただくことができました。メンバーのみなさん、お疲れ様でした!!
今後の皆さんの活躍、本当に楽しみにしています。

2013年10月18日 (金)

4年生の「災害看護論」の『災害時救出救助』演習の様子です!

10月8日(火)に4年生の科目「災害看護論」の授業がありました。

その時に行われた「災害時救出救助」の演習の様子を紹介します。

模擬患者、トリアージ、搬送、レスキュー、救護、そして特殊メイク係に分かれて演習をしました。

「余震に注意しながら、災害本部へ手当班、救出搬送班、トリアージ班は集合せよ!」

という演習開始のアナウンスがはいり、緊張の一瞬です。

 

毛布を使い救護所を作ります。

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レスキュー班は搬送班と共に災害現場へ急行、

油圧ジャッキを使い瓦礫の下敷きになっている人を救出、

担架に乗せて救護所まで搬送しました。

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救護所ではトリアージ班が問診と観察を行い、

トリアージタッグに必要情報を記入し、

緑、黄、赤、黒の判定をしていきます。

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トリアージ後に手当班のところに搬送された傷病者の応急処置です。

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どの班も自分たちの役割を考え、チームで連携して役割を果たしていました。

皆さん汗だくで頑張っていました。お疲れ様でした。

「災害は忘れたころにやってくる」と言われていますね。

日頃の訓練が重要です。

災害発生時には看護職者としてしっかりと救助活動ができることを期待しています。