看護学部教員インタビュー 成人看護学急性期看護学領域 寺田先生編(2)
看護師という仕事は楽しかったですか?
僕は看護師の仕事は楽しかったですね。隣の聖隷三方原病院に就職しました。外科志望で、結局消化器外科と心臓血管外科に配属されたんですけど、患者さんが良くなっていくというとこが見られたので、「結果が得られる」というところが自分に合ってましたね。あとは、現実的に給料を自分で稼ぐということがモチベーションになっていましたね。
教員になってイメージと違ったことはありますか?
何かを伝えさせてもらう立場は、責任ありますよね。看護師の時に感覚的にやってきたことがあったとしても、それを意味付けして言語化して伝えなければいけないのは、ずっと悩んでます。あと教員になって、看護援助っていうのは研究の積み重ねで出来上がってきたものだっていうのは実感できました。なんとなくやっていたことでも、ちゃんと根拠と意味があるということに気付けたのは良かったです。意外だったのは、研究って大変だなって(笑)。
30代になって、今の学生と何か違いを感じますか?
SNSとかコロナウイルスとか時代背景は違いますけど、話してて仲良くなるの難しいですね、もうおじさんですから(笑)、ちょっと壁感じるようになりました。
最後に中高生に向けてメッセージをお願いします。
今、コロナなどで制限がありますけど、いろんな遊び、経験をしておくといいかなって思います。人間関係って大切だと思いますし、対人関係が難しいと看護師として働くのも難しくなってしまうので、いろんな人と交流して楽しむということを体験してほしいと思います。自分の好きなこと、もちろんゲームでもありだと思うし、チャットとかでもいろんな人とコミュニケーション取れるのがいいかなと思います。(ありがとうございました。ではまた、第2弾もあるかもしれません。)好評だったらですね。