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2023年3月

2023年3月20日 (月)

シンガポールナンヤン理工学院とのバーチャル交流を行いました

3月14日と15日に海外の交流協定校であるシンガポールナンヤン理工学院とオンラインでのバーチャル交流を実施しました。

新型コロナ肺炎のパンデミック以降、お互いの国を訪問して行う交流はストップしていますが、2年ぶりにオンラインで交流しましたので紹介します。

3月14日(1日目)

ナンヤン理工学院からは8名の学生、聖隷クリストファー大学の看護学部からは8名の学生が参加をしてくれました。今回参加をした本学の8名の学生は国際保健医療福祉プログラム(副専攻)を学んでいる1年次生です。この国際保健医療福祉プログラムはグローバルな時代に必要とされる専門職者を育成するために、2022年4月に開始されたプログラムです。

詳しくはこちらをどうぞ→ https://www.seirei.ac.jp/department/intlprogram/

 

藤本学部長の挨拶のあと、ドローンや360度カメラで撮影して作成されたバーチャルキャンパスツアーの映像を視聴し、大学内を紹介しました。

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バーチャルキャンパスツアーもHP内にて公開されています。

こちらをご覧ください。→ https://www.seirei.ac.jp/topics/2021206n1/

 

次に、「日本の看護教育について」講義を行いました。

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その後、ブレイクアウトで2グループに分かれて交流を行いました。

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シンガポールの学生はとてもシャイでしたが、通訳を担当してくれた看護学部の英語の教員とグローバル教育推進センターの職員が上手にファシリテートしてくれ、お互いの国のおすすめの場所や食べ物の紹介など、和やかに交流がすすみました。

本学の学生も、英語で自己紹介や質問をするなど、この1年間の英語学修の成果を披露してくれました。

Image4(1日目終了時の記念撮影)

 

3月15日(2日目)

昨年退職された川村佐和子名誉教授が東京より来学して下さり、日本の在宅看護の始まりについての講義を行いました。川村先生は日本の在宅看護の基礎をつくり発展させた先生です。

シンガポールでは看護師が訪問するのは自宅でケアする人がいない方が対象になるようで、日本のように在宅で家族のもとで生活している人の自宅に看護師が訪問する日本の在宅看護は新鮮に映ったようでした。また、シンガポールの学生からは「今まで苦労したことを教えてほしい、私たち看護学生へのアドバイスがほしい」などの要望がチャットで入り、その一つ一つに丁寧に答えてくださいました。

孫のような年齢の学生たちに対して、「いろいろな職種のサポートがある中で仕事ができたことは幸せだった。目の前にいる患者さまの幸せとはどういうことなのかを考えてほしい。必要だと思うことは状況によってはできないこともあるが、あきらめずに続けてほしい。」など今までの人生経験をもとにお話ししてくださいました、この言葉は、きっと看護をめざす学生たちの心に響いたと思います。

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Image7(2日目終了時の記念撮影)

すべての写真はブログに掲載することの許可を得ています

 

今回のバーチャル交流は、映像の英語字幕、バーチャル交流の準備、交流中のICTのサポート、通訳などいろいろなサポートがあって無事終わりました。

 

いよいよ、2023年度から海外からの研修生の受け入れが再開します。

日本での研修が充実したものとなるようにしていきたいと思います。

 

グローバル教育推進センター運営会議 看護学部の委員一同

2023年3月 6日 (月)

2022年度大学院看護学研究科 前期課程後期課程合同発表会を開催しました。

2023年3月4日(土)大学院 看護学研究科・リハビリテーション科学研究科・社会福祉学研究科の前期課程後期課程合同発表会を開催しました。

 

看護学研究科は、後期課程3名、博士前期課程3名の修了者が発表しました。

 

聖隷クリストファー大学大学院は、『建学の精神であるキリスト教精神による「生命の尊厳と隣人愛」に基づき、看護学、リハビリテーション科学、社会福祉学の、高度かつ専門的な理論および応用を教授研究し、深奥な学識と研究能力を養い、保健医療福祉に関わる専門教育の向上・発展に寄与するとともに人々の健康・安寧と福祉に貢献すること』を目的としています。それぞれの院生さんの研究内容は、高度実践看護職者としての研究活動における努力の結晶であり、今後の研究活動の基盤になる賜物です。

発表会の様子を紹介します。

発表の研究は、院生さんたちの研究活動の成果であり、努力の賜物です。

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開会の挨拶:樫原理恵研究科長

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発表の様子です。

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(写真の撮影と使用については使用目的を説明し、院生さんと先生方に承諾を得て掲載させていただきました)

文責 看護学研究科 市江和子