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2021年10月

2021年10月29日 (金)

3年次生から領域別看護学実習始まります。

聖隷クリストファー大学看護学部は、3年次生の秋から4年次生の夏にかけて領域別看護学実習に出向きます。写真はその実習オリエンテーションの様子です。みなさん、久しぶりの臨地実習ですので緊張している様子が伝わってきますね。

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領域とは、急性期・慢性・老年・母性・小児・精神・在宅と、選択者には公衆衛生を加えた7~8領域のことです(詳しくはこちらをご覧ください)。それぞれ、2~4週間、看護学生として病院や施設を訪れ、実際の患者さんや利用者さんに対して、看護実践しながら「看護とは何か?」という学びを深めていきます。

実習最初は、みんな不安や緊張でいっぱいです。しかし患者さんや現場の看護師さん、教員、チームの学生との交流では、うれしいこと、楽しいこともたくさんあります。当然、つらいこと、困ったこともたくさんあります。そのような様々な体験を通して看護師のこころを養っていくのですね。

 

ちなみに、精神看護学実習では精神科病院で実習を行います。

一日の流れはおおむね以下の通りです。Image2_2

精神科病院にいくのは初めてという人が多いので、学生は特別緊張していますが、2週間後は「とても楽しかった」とすがすがしく実習を終える人がほとんどです。

 

文責 精神看護学 清水隆裕

2021年10月28日 (木)

大学入学案内パンフレット:小児看護学領域紹介について

2023年度版の聖隷クリストファー大学入学案内パンフレットの看護学部 小児看護学領域紹介についてのお知らせです。

 

10月、小児看護学実習中の3年生の学生さんたちの協力を得て、教員が見守りながら写真撮影をしました。

小児看護学領域は、呼吸音聴診シミュレーター“小児ラング”を小児看護援助論Ⅱのフィジカルアセスメント演習に活用することをめざしています。“小児ラング”は、学生が子どもへの聴診イメージをつかみ、臨地看護学実習で活かせる肺音聴診学習シミュレーターです。

 

子ども特有の、肺音の特徴を学習できます。体のサイズは1~5歳をイメージしています。

 

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実際の子どもに近い肺音の伝わり方が再現されているため、子どもにおける前胸部・背部での呼吸音聴診の練習ができます。

 

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今後も、小児看護学におけるシミュレーション教育が充実するよう、教員一同取り組みます。

 

皆さん、撮影へのご協力をありがとうございます。

 文責 小児看護学 市江和子

 

(写真の撮影と使用については学生とカメラマンの方に使用目的を説明し、承諾を得て掲載させていただきました)