養護教諭養成課程の学生と、子ども教育福祉学科スクールソーシャルワーカー(SSW)養成課程の学生との交流会
2月16日(火)5限、看護学部養護教諭養成課程を履修している2・3年次生に対して、教員採用試験対策を行いました。この日は、社会福祉学部こども教育福祉学科のスクールソーシャルワーカー(SSW)養成課程を履修している3年次生との交流会を行いました。SSWは、児童・生徒が生活の中で抱えているいろいろな問題の解決を図る専門職です。養護教諭課程の学生は、学校保健などの授業を通して、学校保健の重要な関係職種の1人であることを学んでいます。しかし、実際にどのような位置づけで、どんな役割を担っているのか、職務の実際について詳しく学ぶ機会は多くはありません。
一方、養護教諭は、子どもの心身の健康の保持増進のため、様々な関係機関と連携をとるコーディネーターの役割を担っており、SSWとの連携は大変重要な職務の一つです。
学生のうちから、「子ども」を中心に「つながる」ことができれば、お互いの仕事の役割や位置づけについて学生時代から深く知ることになるのではないか、「このチャンスを逃してはいけない!」とこども教育福祉学科の大場先生とタッグを組み、初めての試みとして実施しました。
まずは、大場先生からSSWの役割について、その後、津田から養護教諭の役割について簡単に説明し、残りの時間はグループに分かれ学生同士で互いの学びを共有しました。
参加した養護教諭課程履修生は、「社会福祉学部の学生がどのような勉強をしているのか知ることができた」、「学校現場へいく実習の方法も異なり、新たな発見があった」など、肯定的な感想が聞かれました。
「子ども」を中心として、学部を超えた交流が、やがて子ども達をとりまくより良い環境の構築へとつながることを期待しています。
文責 養護教諭課程 津田聡子